『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

旧山陽道沿い戸田の町屋

2016年03月31日 | 旅行


帰路、国道2号線沿いの道の駅ソレーネ周南で休憩時間に寸暇を惜しみ近くを通っていた旧山陽道沿い戸田の町屋を探訪した。
画像の町屋は江戸期文政8年(1825)創業とされる桝屋酒場、本家桝屋の住宅、酒造場でかつて清酒の「萬両」「千代の友」を醸造していたようである。下画像酒造場の鬼瓦は特注品で桝印が表されており窓の配置が特徴的である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

香山公園内の合体樹

2016年03月30日 | 旅行


香山公園内の瑠璃光寺から香山墓地に向かっていると大きな百日紅(さるすべり)の樹の途中から松の木が・・・
裏側に廻ってみると松の木の根元から百日紅の木が包込んでおり、芽生えた場所が隣り合わせで共に樹体を密着させながら成長し次第に百日紅が松を包込んで合体樹となったようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

瑠璃光寺の鎮守

2016年03月29日 | 旅行


先日、地域の人達と山口、防府方面を訪れ瑠璃光寺を参詣した。中世に当市洞雲寺と瑠璃光寺との関わりがあったことを以前当ブログで紹介した。
山門前に祀られている鎮守石殿は看板表示によると瑠璃光寺が仁保の地にあった頃に寺の鎮守として慶安3年(1650)に造立されていたものを旧地からこの処に移設されたようである。また、墓地上に祀られている金毘羅神社は大内氏が航海の安全を祈願して琴平の金毘羅宮を大内氏代々の鎮守の神として勧請したのが当社の起源とされているが、江戸期の寺社由来によると「開作の鎮守也」とあるので瑠璃光寺が仁保の地からこの地に移転した時に鎮守として祀られたようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室浜砲台跡

2016年03月28日 | 「宮島地区」ぶらり


広大の宮島自然植物実験所用地内には明治期の室浜砲台跡が残されている。呉(広島湾)要塞を防護するために呉軍港、広島湾への進入路の一つであった大野瀬戸に室浜砲台が明治32年(1899)に設置された。
砲座、砲側庫、弾室、塁道、翼墻、胸墻、横墻、掩蔽部、送弾路などが設けられたが、室浜砲台は機能を発揮することなく大正15年(1926)に廃止され砲台、軍道などが内務省に移管されその後広大の宮島自然植物実験所の用地となっている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開拓地への電柱

2016年03月27日 | 「宮島地区」ぶらり


宮島西部のかつての開拓地に給電していた木電柱が山道沿いの各所にみられるが、現在通電されていないと思われるが定かではない。
国土地理院の空中写真を見ると西部地域でも各所に開拓地があったようで、以前訪れたあての木浦にも住居跡の痕跡があったのでこの付近まで電柱があったのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御床浦の鹿垣・猪垣

2016年03月26日 | 「宮島地区」ぶらり


昨日紹介した御床浦の開拓地跡には延々と続いた石積みの「ししがき」がみられる。江戸期の地誌に「島に、猴鹿多く・・・」とあり、宮島には猿と鹿は昔から多くいたようであるが猪は記されていない。
現在は各所で猪のヌタ場をみることができ島外から移住繁殖しているようである。開拓地跡にある石積みの「ししがき」は当初は鹿被害を防ぐために設けていたものが猪除けともなっていたのだろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮島の開拓地跡

2016年03月25日 | 「宮島地区」ぶらり


広大宮島自然植物実験所から須屋浦に向かう途中の大江浦や御床浦などでは十数年前までは耕作されていたのであろうか農耕地跡やかって生活していた屋敷跡もみられ農機具の残骸などもみられる。
鹿や猪の被害を防ぐために金網や柵などが巡らせてあるが今は朽ちた所もあり中に鹿が入っているところもあった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

須屋浦神社

2016年03月24日 | 「宮島地区」ぶらり


大野瀬戸に面した宮島西端にある須屋浦神社で御島巡りの第六拝所である。須屋浦神社は大きな砂州の根元に祀られており拝殿も設けられている。
七浦七恵比須は船で遙拝するのであるが陸からだと広大の宮島自然植物実験所から海沿いのアップダウンのある山道を約1.5時間歩けば到達するが、山道は整備されてない所もあり山林内をマーキングテープを頼りに行くことになる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

御床浦神社

2016年03月23日 | 「宮島地区」ぶらり


大野瀬戸に面する宮島の西海岸にある御床浦神社で、「七里七浦七恵比須」といわれる神社で御島巡りの第七拝所である。

御床浦の岬状の岩上に祀られており大きな岩は亀甲状のひび割れがあり長い年月でバラバラの石になる前であり風化現象をみるようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜・紅葉植栽記念碑

2016年03月22日 | 「宮島地区」ぶらり


多々良潟にある植栽記念碑で碑文によると広島小林区署が明治42年(1909)3月にさくら4万2千本、もみじ4千本を植栽してこの碑を建立したようである。さくら、もみじがどこに植栽されたのかは定かでない。
広島小林区署は現在の広島森林管理署であり碑の裏面には広島小林区署の監督山林属、森林主事の名と佐伯郡大野村の造林請負人の名が刻されている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

厳島港湾整備事業の今

2016年03月21日 | 「大野地区」ぶらり


時折り紹介している厳島港の整備事業の進捗状況で現在2工区の護岸ブロックの内側は土砂で埋め立てが行われているようである。
看板表示によると2工区部分は旅客埠頭用地とされその先端にJR西日本宮島フェリー、宮島松大汽船の統合桟橋が設置されるようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

さくらのおか公園桜の今

2016年03月20日 | 「廿日市地区」ぶらり


昨日、平良地区コミニュティと市有林管理委員会の有志の人達がさくらのおか公園の草刈りや清掃を行った。
さくらのおか公園内の桜のつぼみはまだ固く開花にはもう少し日にちがかかりそうであるが、公園碑広場のシンボルであるシダレザクラはつぼみがだいぶ膨らんでいた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可愛川の橋-可愛橋

2016年03月19日 | 「廿日市地区」ぶらり


可愛川に架かる可愛橋で平成18年(2006)9月に新しく架け替えられたものである。江戸期には西国街道の河井川土橋が架けられており、長さ4間(約7.9m)の土橋であった。
明治10年(1877)には越峠垰を通る旧街道から串戸に向かう新道が建設されたが土橋のままであった。昭和4年(1929)に下画像の鉄筋コンクリートの永久橋が架けられた。(ふるさとの写真集)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可愛川の橋-榎之窪新宮線橋

2016年03月18日 | 「廿日市地区」ぶらり

可愛川に架かる榎之窪新宮線橋で現在の橋は銘板によると平成12年(2000)に架橋されたようである。江戸期に潮音寺裏から串戸に向かっての小道があり、地誌に「川井川渡り壱本橋有」と記されている壱本橋が現在の榎之窪新宮線橋である。越峠垰を通る西国街道より近道であったので西国の大名もこの小道を通っていたようである。
現在潮音寺裏からの小道はこの橋に向かっていないが昭和27年(1952)の国土地理院の地図では橋に向かった斜め道がみられ、その後斜め道は移設され現在のような真っすぐな小道となったようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枯草のコンパス

2016年03月17日 | 「廿日市地区」ぶらり


ウォーキング途中、道路脇のコンクリート面に枯草が風に吹かれて何度も往復して円弧を描いており、先端が擦り減って段々と半円が短くなり擦り跡の幅が広くなっている。
下画像は当ブログ主が若い頃、図面作製の時に使用したコンパスで鉛筆芯用と墨用のカラス口の付いたコンパスであるが、現在はCADで作図するのでこのようなコンパスはほとんど使用されていないのではなかろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする