『はつかいち』 ぶらり

安芸の宮島の地・・・廿日市を見たまま紹介―独自の好奇心アンテナを張り巡らせて、ビビッと反応したものを紹介します。

梅雨左衛門

2020年06月30日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 



梅雨の合間の昨日、久しぶりに岩国市大藤にある梅雨左衛門を訪れたが、周辺の田畑は画像のように荒れ放題であり近づくことはできず望遠画像となった。
江戸期の地誌に「田疇ニ大岩高サ四間程也、岩中ニ有一双小蛇、形鳥蛇ノ如ク、頭帯白色、毎年入梅ノ日ヨリ、彼蛇岩ノ穴ヨリ頭ヲ出シ不退、・・・」とある。 以前訪れた時には周辺まで田畑があり綺麗に刈り取られて大岩まで近づくことが出来たのであるが・・・(下画像)

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「西の明」バス停

2020年06月29日 | 「佐伯地区」ぶらり



玖島地域の平谷地区入り口付近に「西の明」と表示した珍しいバス停留所名がある。江戸期の地誌に村内小名として「西ノメウ」がみられるので「西の明」と表示しているようで、市道表示では平谷西妙線となっている。
平谷地区の西側は大峰山の緩やかな裾野で高い山がなく一日中日当たりのよい地であり付けられた地名では?・・・     大町地区では高い山が南側にあり日当たりの悪いところが「カゲンチ(陰地)」と呼ばれているとのことであった。

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バッタおじさんは・・・

2020年06月28日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 



当ブログを始めた最初の記事・画像は、早朝ウォーキング途中茅の葉でバッタを作っていたおじさんに出会い、教えてもらい作ったバッタ画像であった。十数年ぶりに過去に作っていたバッタ(下画像)をばらし記憶を呼び戻して作ってみた。  
バッタおじさんに会うことがないがお元気であろうか・・・

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梅雨太郎さん

2020年06月27日 | 「廿日市地区」ぶらり

 



梅雨の合間の昨日、二重原地区の谷間にある梅雨太郎さんに会いに行ったが姿を見ることが出来なかった。
江戸期の地誌には「異石-上平良村石か小屋にあり、石罅に雙蛇を栖しむ、梅雨の後、去て見えず、此石犯すものは祟りありといふ」とある。かつて車の通るような林道もなく細い山道を通って水商売の人や安産祈願でのお参りをする人があったと聞いたことがある。

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平谷地蔵堂・十王堂?

2020年06月26日 | 「佐伯地区」ぶらり

 



玖島平谷地区から内野地区に向かう途中にある平谷地蔵堂・十王堂?であるが由緒など明らかでない。ガラス戸越しに拝見すると地蔵菩薩像に十王像などと思われる15躯の木造仏像がみられるが仏像名や制作年代など不明である。周辺は墓地となっており古い時代葬地に関連する堂であったのであろうか。

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モリアオガエルの卵塊

2020年06月25日 | 「佐伯地区」ぶらり

 

 

 



玖島地区のとある谷間を進んで行くと小さな池があり周辺にある木の枝に「モリアオガエル」の産卵の泡である卵塊が多数みられた。
ここの場所では梅雨時期には毎年見ることができるようであるが、今年は訪れる時期が少し遅かったようである。

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田んぼの除草民具

2020年06月24日 | 農業

 

 



田植えが終わって田んぼに除草剤を撒くので現在は草取りをすることは少なくなっているが、かつては手作業か除草器具を使用して草取りをしていたのである。物置に保管している除草器具で上画像はハッタンズリで草をゴシゴシすりつぶすものである。柄の短いものは屈んで使用していたものであろうか。中画像はタグルマで押して田土を反転させて草を埋め込んでいくものである。下画像は讃岐一ノ宮である高松市の田村神社で変わった二連のタグルマをみかけた。

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マタタビの白い葉

2020年06月23日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

蛇の池がある極楽寺山に向かう国道433号線沿いの山には白い花が咲いたようにマタタビの葉が白化しているのが各所でみられる。秋にマタタビ酒を作るために実を採取しようとしても蔓性の植物であり、白い葉は緑化してどこにマタタビがあったのかわからなくなっているのでうまく採取はできないのである。

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蛇の池弁財天社跡

2020年06月22日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 



蛇の池の堰堤西側の山斜面にかつて弁財天社が祀られていたが道路築造のために池畔に移転して祀られていた。しかし、昨今の信仰心の薄れであろうかお護りする人もなく祠は朽ちてしまい現在は土台石のみが残されている。

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蛇の池-亀の甲羅干し

2020年06月21日 | 「廿日市地区」ぶらり

 



睡蓮が咲く蛇の池の縁に横たわった枯れ木の上には大小9匹の亀が甲羅干しをしていた。ほぼ毎年睡蓮の咲くこのシーズンに訪れており、この場所の枯れ木に亀の甲羅干しがみられるのである。

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蛇の池-睡蓮

2020年06月20日 | 「廿日市地区」ぶらり

 

 

 

 

 

 



極楽寺山にある蛇の池では色とりどりの睡蓮の花が咲いて見頃である。看板表示によるとローズアレー(桃色)、アトラクション(赤色)、プリシマ(白色)、サルフェリア(黄色)の種類があるようだが、当ブログ主には区別が分からないようなものもみられた。

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田んぼにカモが ‼

2020年06月19日 | 農業

 

 

 

 

我が田んぼに3羽のカモがやって来た。水中に頭を突っ込んで田んぼの土や水をかき回しているようであるが稚苗が浮き上がることはない。雑草や害虫などを食べてくれているようなので、やりっぱなし農業の助っ人は大歓迎である。

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田植え民具 ③

2020年06月18日 | 農業

三角枠

田植え枠

先に紹介した田植え民具でスジ引きや六角枠などは田んぼに苗を植える位置の跡を付けるものであり、前向きに植え付け出来て早乙女の植え付けスピードにも関係なく効率的であった。三角枠は枠に沿って植え付け後すだりに回転させていくもので早乙女の植え付けスピードに左右されるのであまり効率的ではなかった。田植え枠も枠に沿って植え付け後すだりに移動させていたようである。

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田植え民具 ②

2020年06月17日 | 農業

六角枠

筋交点付け


昨日紹介した田植え用の民具は苗を植え付ける筋を付けるものであり、早乙女の手先次第で苗間隔は不揃いであった。六角枠はゴロゴロと転がしていき碁盤目状に跡をつけていくものである。筋交点付けは吉和地区の複数で見かけたもので引いていくと筋と交点の跡がついていくもので六角枠と同じように苗は均等の間隔で植えられるのである。

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田植え民具

2020年06月16日 | 農業

エブリ

引きスジヒキ

押しスジヒキ

ババ引き


平良地区は比較的温暖な地なので田植え時期は一般的に他地域より遅気味である。当ブログ主の二便植えが一番遅かったのではなかろうか。以前にも紹介したがかつて使用されていた田植え民具を紹介してみよう。上画像はエブリで代掻きをしてから不陸を直すもので現在でも使用されるところもある。スジヒキは稚苗を植える筋を付けていくもので引くものと押して筋を付けるものがあり、苗を植える間隔は早乙女の手先次第である。
隠岐ではスジヒキをババ引きと言われているようであり画像を見ると縦横碁盤目に筋を引いているようである。(隠岐経済新聞HPより)

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