「美丘―君がいた日々」 DVD 吉高由里子

石田衣良の小説のドラマ化作品。2010年 TV放映。
大学生の太一が巡り会った美丘（吉高由里子）は今まで彼が知らなかった台風のような自由奔放に生きる女性だった。太一と美丘は惹かれあい恋に堕ちる。しかし、美丘は治療法が無い脳が萎縮する不治の病を持ちあと僅かしか生きられない運命であった。病気が進行して少しずつ体の自由が効かなくなってくる美丘。この残された間を太一と美丘は激しく愛し合う。



原作で涙を流し、DVDでも泣いてしまいました。
前半は病を持ちながら元気な美丘、これを演じる吉高由里子さんに涙しながら元気をもらいました。しかし、後半に入ると次々と美丘を襲う不幸が辛くて辛くて。いたたまれなくなりました。全10話、実のところ、辛くなりすぎて 9、10話は観ることができていません。



吉高由里子さんが美丘をこれ以上ないというくらいの形で演じています。これ以上の演技はできないかと感心、感動。吉高由里子ファンになってしまいました。


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「HEAD PORTER PLUS ブラックミリタリーウォッチ smart 3月号の付録

宝島社 686円＋税

最近の雑誌は、付録メインの企画、すなわち付録に本誌が付いてくるという売り方ななされる雑誌が多くなりました。
今回のsmartはミリタリー調のリストウォッチの付録です。



ブラックを基調とした本体にカーキ色のナイロンベルトです。文字はホワイト。12時の下にスイス国旗のようなレッドの十字のアクセントがあります。結構雰囲気があり、このデザインは好きです。

ベルトはナイロン。手触りは良くありません。汗をかくと、これがそのまま汚れになりそうです。
こうやって写真を撮って、「あれれ、長い、長すぎる」と気付きました。



腕にはめてみると、案の定 リストが細い私には ベルトが余ってしまいます。



このままでは文字盤が見にくいという問題が発生するので、余ったベルトを折り返してこのように装着。結構面倒です。



週末に、ベルトの余りを切断して断面をハンダごてで加工する予定です。

時計文字盤デザインは良いのですが、長すぎるベルトで2割引という付録でした。


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「Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学」 ケン・シーガル

Kindle版 572円（現在 1143円） NHK出版 （紙の本 320ページ）

Kindle本の期間限定 5割引で購入。

作者 ケン・シーガルは広告会社シャイアット・デイでアップルの「Think Different」キャンペーンや「iMac」のネーミングを企画したクリエイティブ・ディレクター。この立場からアップル、そしてスティーブ・ジョブズを見た時の『シンプル』という哲学。ジョブズの数多くのエピソードを元にして、シンプルにて企業が成功する様を説明していきます。

メモ
・すばらしい会議の実践法
①出席者は最小限にする
②30分以上続くときには退席する
③会議で使った時間を埋め合わせるべく、その日に何か生産的なことをする
・マーケティング計画は通常、投資に対する収益を保障しないので、根拠のない信頼を必要とする。だが、危機のときには経営陣に信頼を売りこむことはむずかしい。
・既存の製品を大きく超える改善をもたらすか、まったく新しいカテゴリを作り出すことだ。
・世界中のアップルストアを一年間に訪れる客は、ウォルト・ディズニーの四大テーマパークの年間来園者を合計した数よりも多い。
・シンプルさの支持者として、あなたは高尚な目標を設定すべきだ。なぜなら、シンプルさによって、あなたの会社は大いなる高みに登れるようになるし、あなたも会社で大いに必要とされる人間になれるからだ。

複雑な社会・生活の中でアップルのシンプルの哲学がひときわ輝いています。これはスティーブ・ジョブズの能力がもたらしたもの。これを作者が分かりやすく解説しています。私たち一般人がスティーブ・ジョブズにはなれませんが、一歩ずつ近づくことはできます。このための考え方、行動の仕方が本書で学べました。
想定以上に良き本でした。お薦めです。

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「PENTAX Q クイックハンドブック」 田中希美男

インプレスジャパン 224ページ 1200円＋税

昨年末に買った「PENTAX Qダブルレンズキット」。こいつをとことん使いこなすために購入。1月に本書の「Q10」版が発売になったため、旧機種用の「Q」版はAmazonの中古品で5,000円程度の価格が付けられています。諦めていた時に、ふらりと入ったスーパー内の書店で本書を発見し、即購入。嬉しかったですね。

アタマの50ページはバッテリーの充電、日付の設定、レンズの交換など、Qに付属のマニュアルに記載されている内容、いやマニュアルを読むまでもない情報です。ここは不要。読み飛ばします。残りのページがありがたい。Qの豊富な機能についての解説が、撮影結果のカラー写真と共になされているので分かりやすいです。

・カスタムイメージ 11種
・スマートエフェクト 9種
・デジタルフィルター 撮影前11種＋撮影後19種
・BCモード（ボケコントロール）
など。これは覚えきれません。しばらくはQとともに本書を開いて 色々と試す ことにします。

Qに付属のソフト「SILKYPIX Developer Studio」の解説が無かったのが残念。RAWで保存してMacの大画面でフィルター効果を与えるという使い方のほうが多くありそうなので、説明が欲しかったです。
これからQとともに活躍する本になります。


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SWIFT エアコンフィルター交換

花粉シーズンに備えて、SWIFTのエアコンフィルターを交換。
SWIFTは走行距離がそんなに伸びないので、現在のフィルターは2年使用しています。交換は1年ごとが目安になっているので、ちょっと無理しました。
スズキ車用 高機能タイプ PC-907C は2,000円程度です。



パッケージ内には説明書が入っていました。これは珍しいです。



この通りやればOK。
①グローブボックスの蓋を外す。
②フィルターカバーを外す。
③フィルターを引き出す。
④新しいフィルターを入れる。
⑤フィルターカバーを取り付ける。
⑥グローブボックスを取り付ける。

作業時間10分。
①のグローブボックスの蓋を外すのに、力の入れ具合が分からなかったので、この工程で半分くらいの時間を使いました。コツが分かったので、次回以降は5分以内で作業できます。
グローブボックスを外すと、このようにフィルターの収納場所がすぐに分かります。



シトロエン C4ではエアコンフィルターはエンジンルームからのアクセス。しかも、専用工具を使って、ピンを数本外してからの交換。これは難易度が高く、手間もかかります。工賃払ってでも、工場でやりたくなります。設計思想が好ましくないですね。
来週はC4を工場に持ち込んでフィルター交換します。



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「ラビット・ホラー」 DVD 満島ひかり、香川照之

2011年作品。

キリコ（満島ひかり）は母親の死が原因で声が出なくなっていた。童話作家の父（香川照之）、異母弟の大悟と3人暮らし。ある日うさぎのぬいぐるみを手に入れた大悟が、うさぎの着ぐるみに連れられて遊園地などに連れて行かれる悪夢に襲われ出す。これを救おうとするキリコであったが。。。



声が出ないため筆談で会話する美少女 キリコ。 ここはホラーの定石に則っています。 キリコ役の満島ひかりさんのはかなさを感じられる端正な美しさと、発声の代わりにキリコの心情を語りとして聞かせる手法。これだけで期待感が高まっていきました。そして、毎回癖のある男を完璧に演じてくれる父親役の香川照之さん。これはすごいホラーとますます期待が大きく。



しかし、この期待が完全に裏切られ、叩きのばされてしまいました。まず恐怖の起点となるうさぎが怖くない。これで既に50%割引。そして、話がつまらない。「それがどうなのよ」という事象が多すぎます。例えばキリコが声を失うエピソード、これが共感できません。恐怖に導くには一個一個のシーンの積み上げ、理屈付けに抜かりがあってはなりませんが、本作はこういう発想が感じられない雑な作りです。

観てはならない映画でした。


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Macで動画(m4v)から音声(MP3)を抜き出す方法

m4vファイルからMP3に変換する方法の覚え書き。
ミュージックビデオからカーオーディオで聴くための音声ファイルを作りたいことがあります。
MacintoshではOSXのオマケソフト GarageBand を使って音声が抜き出しできます。
この手順を忘れないように、覚えがきします。

①GarageBandを起動。
②「新規プロジェクト」をクリック。
③現れたダイアログの「Loops」をダブルクリック。
④現れたダイアログに 適当な名前（例えば「TEST」）を入力して「作成」をクリック。（GarageBandの大きな画面が表示される）
⑤表示されたGarageBandの画面に変換したいm4vファイルをドラッグ＆ドロップ。（m4vが編集できるようになる）
⑥動画のトラックを選んでトラックメニューから「トラックを削除」をクリック。（動画が削除される）
⑦共有メニューから「曲をディスクへ書き出し…」をクリック。
⑧教示されたダイアログから保存形式を選択して「書き出し」をクリック。

これでしばらくの変換時間の後に音声ファイルができあがります。

「ニュースに学ぶ特許戦略」 白井和之

幻冬舎 経営者新書 188ページ 740円＋税

アップルとサムソン電子の特許訴訟のニュースを最初のネタとして、知的財産に関するニュースから見た特許戦略について解説した入門書。

日経新聞の記事だけで 「あーだ、こーだ」という輩に対して、その裏にはこのような事情があり、各社の特許戦略がこういうように交差しているという内側の事情を語ってくれています。アップルが叩きたいのはサムソン電子ではなく、Androidを無償供給しているグーグルであるということもさらっと書いています。アップルとサムソン電子の訴訟合戦の状況を語るだけではなく、アップルの真の狙いがここにあることをこのように完結に解説してくれて嬉しかったです。

メモ
・特許権とはあくまでも自社の技術や発明を保護して、市場における競争を優位に進めるための手段。
・良い出願書とは、できるだけ発明の範囲を広く考えたもののこと。言い換えれば、特許請求の範囲において、その発明の本質ができるだけ限定されずに広く記されているもの。
・発明者の申告どおりに出願書類を作成したからといって、「良い特許」ができるとは限らない。
・日本の企業は、特許の質よりも量を重視し、数で勝負する傾向が強い。日本ではクロスライセンスと呼ばれる相互扶助的な競争排除システムが網の目のように業界全体に張り巡らされている。成熟した産業では、クロスライセンスでがんじがらめになり、特許権の行使が事実上できないことが多い。
・マネをされて喜んでいるうちは三流、マネに危機感をもつと二流。一流の知財先進企業になると、相手が報復を恐れてマネをしなくなる。目標は米国のIBM。
・特許出願のデメリットについて勘案したうえで、もし特許を出願しないと決めた場合には、必ず先使用権を主張できるように証拠を揃えておくべき。
・先使用権には他社に特許を取られたときの不都合を避ける狙いがありますが、同じ狙いのもと、特許を取得するつもりはなくても、あえて出願だけを行う企業もあるようです。出願さえしておけば、その後の他社の出願によって特許権が成立することはないからです。

特許がビジネスの利益創出の要であること。これを具体例をもとに分かりやすく説明してくれています。お薦めです。


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