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「ネコを撮る」 岩合光昭

2013-02-21 | 本と雑誌

Photo

朝日新聞出版 Kindle版 250円(期間限定価格)

ネコ、それも普通に生活しているネコ達の写真を撮っている岩合さんによる、「ネコの写真の撮り」についてのエッセイ。

朝日新書の1冊ですが、Kindle版に。700円以上する書籍がKindleの期間限定割引で250円。すぐにクリックしました。
14ページのカラー写真、そして本文は半分がモノクロ写真という構成。
これはKindle Paperwhiteで読む本ではありません。写真がしっかりと表現できる、Kindle FireかiPad、Nexus7のKindleアプリで価値が分かる本です。Amazonのページにはこういう旨が書かれていないので、Kindle Paperwhiteで購入して「困った」と思っている人がいないか心配ではあります。
Nexus7で読み、そしてiPad(初代)で読んで「この本はiPadが最適」。紙の新書版でもなく、7インチのタブレットでもなく、大きくて重いiPadが一番合っています。写真の表示、そしてこの拡大表示の操作性、その時の絵の美しさは他のタブレットとは一線を画してます。

第1章 ネコにアプローチ
ネコを撮るにはどうするのがよいかという心構えが書かれています。
「朝」「上」「距離」「オスとメス」

第2章 撮影編
撮影の具体論
「望遠レンズから」「ネコの目線にあわせてカメラを低い位置に」「光を味方に」「カラーコーディネート」「ネコだけを見ない」

坂道は人間がゆっくりとしか動けないからネコも安心している など岩合さんのノウハウがちらちらとちりばめられています。ネコの撮影のコツが少し分かったような気がします。
撮影の話以上に感銘を受けたのが、ネコを撮るにはネコだけを見ない、隅々まで見てその瞬間、その時を撮るという心。ネコを愛し、日本の自然、人々の営みを慈しんでいるからあのような 心が温かくなる写真が撮れるのであることに気付きました。

次の週末にはカメラを持って出かけようをいう気持ちにさせてくれた本です。


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