![Photo Photo](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/6b/97ee18c33b320caa814a072758c3e8d6.jpg)
2011年作品。
キリコ(満島ひかり)は母親の死が原因で声が出なくなっていた。童話作家の父(香川照之)、異母弟の大悟と3人暮らし。ある日うさぎのぬいぐるみを手に入れた大悟が、うさぎの着ぐるみに連れられて遊園地などに連れて行かれる悪夢に襲われ出す。これを救おうとするキリコであったが。。。
![2 2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/20/2c076c7729a399c28e4ba8b0667ac483.jpg)
声が出ないため筆談で会話する美少女 キリコ。 ここはホラーの定石に則っています。 キリコ役の満島ひかりさんのはかなさを感じられる端正な美しさと、発声の代わりにキリコの心情を語りとして聞かせる手法。これだけで期待感が高まっていきました。そして、毎回癖のある男を完璧に演じてくれる父親役の香川照之さん。これはすごいホラーとますます期待が大きく。
![3s 3s](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/46/9b/51c33c1042a98d40c369bd40ec636fcc.jpg)
しかし、この期待が完全に裏切られ、叩きのばされてしまいました。まず恐怖の起点となるうさぎが怖くない。これで既に50%割引。そして、話がつまらない。「それがどうなのよ」という事象が多すぎます。例えばキリコが声を失うエピソード、これが共感できません。恐怖に導くには一個一個のシーンの積み上げ、理屈付けに抜かりがあってはなりませんが、本作はこういう発想が感じられない雑な作りです。
観てはならない映画でした。
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