卓球王国 234ページ 667円+税
リオ五輪事前特集<後編>がメイン記事。前編が男子であっので、今回は女子の出場3選手 石川、福原、伊藤で構成。 表紙も3選手の写真。合成写真です。
3選手のインタビュー記事 各選手 4ページで構成。今回は「突っ込みが浅いなぁ」と感じるインタビューでした。ロンドンと同じ銀メダル、もしくはその上の獲得を期待します。世界からマークされる、しかも「中国の1位は揺るぎないので、日本を倒して2位狙い」と標的にされていると思われるので、ロンドン以上の激戦が予想されます。
「ロングセラーの秘密」はアームストロングのアタック8。1993年発売の表ソフト。福原愛が愛用していることで、使用選手が増えました。
表ソフトでありながら、粒の高さが1.2mm。一般的な表ソフトの1.0mmよりも高く、粒高ソフトの1.4mm以上 よりも低いという微妙な粒の高さ。またシートが極端に薄く、粒が倒れやすい。これ故に、表ソフトの攻撃と粒高のナックルの両面を使い分けることができるというラバーになっています。
さらに、粒の大きさ、厚さ、スポンジ硬度のバリエーションによって、94種類の展開となっています。この中から自分のプレイスタイルに合ったラバーを選んでくださいというマーケティングです。でも、自分に似合うメガネやブレスレットを選ぶのとは違って、購入してラケットに貼って、打ってみて 自分に合う合わないを判断するラバーで94種はどうでしょうかね。小回りが効くアームストロングの企業規模だからできる施策ですが、流通の課題も含め、ユーザーにとっては、選ぶのも難しいラバーになっているように思います。
「神のレシーブ」はツッツキ。下回転、ナックル、上回転をツッツキでレシーブする技術とその練習方法の解説です。実は先日の試合のファイナルセットで、内藤選手に横上回転サービスをツッツキで真下回転に上書きレシーブされて3球目をミスしました。あの下回転の切れ味は仰天。今思えば、本号が1ヶ月先に出ていたら、仰天もせず3球目のミスも無かったかもしれません。
卓球王国 2016年 09 月号 [雑誌] | |
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