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「オートザムAZ-1のすべて」 ニューモデル速報 第124弾

2016-07-17 | クルマ


三栄書房 ASB電子雑誌書店
1992年発行ムックの電子書籍版。ASB電子雑誌書店の 「本日の無料読み放題」にて 0円。

1980年代後半、ホンダ ビート、スズキ カプチーノ、そしてマツダ AZ-1と軽自動車の2シーター スポーツカーが続けて登場。ミッドシップ オープンのビート、FR オープンのカプチーノ、ミッドシップ ガルウィング・ドアのクローズト・ボディのAZ-1 とそれぞれが個性的なクルマでした。

AZ-1はマツダがスズキのエンジン、サスペンションを使用して作り上げた本格スポーツカー。その当時マツダにはRX-7、ロードスターというスポーツカーがあるなかで、さらに軽自動車でしかもミッドシップのスポーツカーを作ってしまいました。多店舗展開を進めていたマツダのオートザム店の目玉商品としての役割もあったかとは思いますが、こういう商品企画が通ってしまうマツダは良い会社です。こういう無茶をやる自動車メーカーですから、エンジニアやデザイナーが育ち、またこれを認める経営陣が育つ。その結果、現在のマツダの躍進があるように思えてきました。

先に書いたようにAZ-1は主要コンポーネンツをスズキから供給を受けています。そしてスポーツカーを作り上げる。この構図はイギリスのバックヤード・メーカーの如し。開発費、製造経費を考えての選択であったようですが、マツダの規模の会社がこういうことをやったのは奇跡。もしくはクルマ好きの腹の据わった経営者がいたのでしょう。ビジネス的な成功は別として、いい話です。

狭い、荷物が積めない、窓が少ししか開かない。もうとんでもなく不自由なクルマです。インテリアの紹介写真を見て「これに乗るには覚悟がいるな」と思った次第。MR-Sの倍くらいタイトな感覚です。
でも、欲しいクルマだなぁ。

ニューモデル速報 第124弾 オートザムAZ-1のすべて
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三栄書房
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