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「ボーン・スプレマシー」 Amazon Prime マット・デイモン

2016-07-16 | 映画


2004年 米国作品。
マット・デイモンのボーン・シリーズ 第2作目。

前の事件(ボーン・アイデンティティ)から2年後。ボーンとマリーはインドのゴアで暮らしていた。そこへボーン抹殺を狙った追っ手が現れ、マリーが殺害されてしまう。一方 ベルリンではある組織犯罪を追っていたCIAのチームが仕掛けられた爆薬で捜査員一名が死亡する事件が発生。不発弾にはボーンの指紋が残されていた。ボーンはCIAがマリーを殺害したものと考えCIAを追い始め、CIAはボーンを爆破犯として追い始める。





この作品も封切り時に映画館で観ました。冷静にというか、それほど集中せずに自宅で観ると、本作は1作目の半分くらいの出来映えだったという評価になりました。

サスペンス、アクションはたっぶりあります。本作の見どころはモスクワでのカーアクション。ボーンが運転するタクシーとこれを追う殺し屋のメルセデスのゲレンデヴァーゲン。この2台のクルマの性能差、すなわち速度、操縦安定性、耐衝撃性などは一桁くらい違うのではないかな。これをモスクワ市内の混雑を使って、ボーンが逃げる逃げる。巻き込まれてクラッシュした一般車両は数十台あったかな。このアクションシーンが終わって、なぜボーンがモスクワに行ったのかが分かる。ここは本作のメイン・イベントです。





本作は殺し屋に不気味さが薄れたこと、ボーンの技に凄いと思わせるシーンが少なくなったこと、そしてとどめはマリーがいなくなったこと。マリーという花であり、ボーンが抱えるハンディキャップが無くなったことがスケールを小さくしました。
ここだけが惜しいですね。

ボーン・スプレマシー [DVD]
クリエーター情報なし
ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
コメント
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