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「モレスキン 人生を入れる61の使い方」 堀正岳 他

2011-10-10 | 本と雑誌

61

ダイヤモンド社 198ページ 1600円+税
最近は「伝説のノート」という冠が付いてしまったモレスキン。大規模書店にはモレスキンコーナーができたり、手帳に無縁な仕事スタイルの人がこれみよがしに会議にモレスキンを持ってきたり、奇妙な感じですがモレスキン ブームとなっています。
100円ショップでも同じような手帳が買えるのに、10倍以上の価格のモレスキンを買うのか。1000円のアルバ腕時計と100万円のロレックス、機能は同じ、精度はアルバが上、それでもロレックスにあこがれるのと同じように、ブランド志向がモレスキンを流行らせているのでしょうか。
ちなみに土橋正さんの名著「文具の流儀」にモレスキンは取り上げられませんでした。

この本は、ユーザー 61人の活用方法を取材して編集されたもの。
モレスキンというノートを持ち運び、書き込み、貼り付け、読むという人生を演出する。多彩な職業、年齢の人たちがモレスキンのどのタイプのノートをどんな風に使って楽しんでいるかを見せています。
それぞれの使い方について詳しい解説はありません。さらっと使い方を紹介するだけ。これをヒントとして、あとは自分で考えて モレスキンとの生活を演出しなさい というものです。

この本の主旨とははすれ、しかも孫引きになりますが、残しておきたい言葉がありました。
Tactics is knowing what to do when there is something to do. Stragy is knowing what to do when there is nothing to do. 戦術とは、打つべき手があるときに、何をすべきかしることであり、戦略とは、打つべき手がないときに、何をすべきか知ることである。 Savielly Tartakower, 1950年 チェスグランドマスターの言葉。

モレスキン ノートを模した凝ったカバー、製本には感心しましたが、これに反して内容が薄くがっかり。 お薦めとはなりません。この本代でモレスキンを1冊買った方がよろしいかと。


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