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「黒いシルクの秘密」 シャロン・ペイジ

2011-10-04 | 本と雑誌

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幻冬舎ラベンダーブックス 464ページ 914円+税
シャロン・ペイジのロデッソン3姉妹シリーズの2作目、次女マリアンのサスペンス+ラブロマンス+官能小説。
前作と同じく19世紀のロンドン。マリアンは年を取った娼婦達の生活費のために官能小説の編集をしていた。しかし、友人であり高級娼婦のジョージアナが出版社からお金を借りて姿をくらましてしまった。1週間後にマリアンに手紙が届き、その指示に従ってある場所に行くと、マリアンがあこがれていたスワンスパロ卿が現れ、マリアンを娼婦と思い・・・。

前作と同じように殺人やアクションがあります。加えて、愛する二人の恋愛感情、性描写があります。謎の事件の解決に向けてストーリーは進んでいきます。しかし、謎解きが面白いという作品ではありません。あくまでも、男女の間の愛がテーマの小説です。
前作「罪の夜への招待状」とは翻訳者が違い、感情の描写がことこまやかで、愛に揺れる男女の姿、気持ちが伝わってきます。やはり、翻訳によってここまで深まりが違ってくるんだと、再認識した次第です。
こちらはお薦めできます。



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