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「ぼくのエリ 200歳の少女」 DVD カーレ・ヘーデブラント、リーナ・レアンデション

2011-05-11 | 映画


200

2008年のスウェーデン映画。
12歳のオスカーは友達もなく、学校でのいじめられっ子であった。ある日、同い年のエリが隣に引っ越してきて、つきあい始める。
しかし、エリは学校には行かず、昼間は出歩かない、青白い顔をした不思議な少女であった。そしてエリが引っ越してきてから、血を抜かれて殺されたり、失踪者が出たり不可解な事件が起こり始める。

トワイライトでブームになった吸血鬼とのラブストーリー映画の小学生版です。小学生の男の子と12歳の姿で200歳以上を生きている吸血鬼との淡い恋心の話。
トワイライトと比較してみると

原作 トワイライト;2005年 モールス(ぼくのエリ):2004年
映画 トワイライト;2008年 ぼくのエリ:2008年

となっており、米国とスウェーデンでほぼ同時期に書かれ、映画制作されていました。

2002


少女の吸血鬼ということで、怖いことを期待したのですが、これはハズレ。制作者に観客を怖がらせるという意図はあまりなかったようです。一方で、少年と少女のラブストーリーとしては上手く描かれています。最後の列車のシーンは、ハリウッド映画のように続編を期待させられます。

クリストファー・リーの怖いドラキュラで育った私としては、少しは『怖さ』を見せて欲しかったです。少年のラブストーリーの中に ピリッ とした怖さがあればさらに得点が上がったかと思います。とは言っても、想定外の秀作。お奨めです。


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