空家にしてある実家の隅に半分埋まりかかった井戸がある。昔は水撒き、金魚の水、スイカを冷やす冷蔵庫の代わりとそれなり活躍した。もっと大昔(水道が引ける前)には貴重な飲料水だった由。時移り住む人の事情で井戸は忘れられほとんど藪の中に埋もれていた。井戸を粗末にするものではないとずっと気掛かりではあったのだが・・・。
先日、塩でお祓いをして思い切って井戸にかかっていた木や竹を切り払い井戸側を掘り出した。上にあるのは給水用の高架水槽の跡。
井戸本体
空家のこと、このままでは子供でも入って・・・と別の心配も出て来て近所の設備屋に来てもらい改修することにした。「井戸側嵩上げしてコンクリーの蓋をしましょう。ポンプ付けたら水もこのまま使えますよ。」 さっそく改修とポンプ、更に井戸替えの見積りをお願いした。気にしているより順番に・・・である。