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今日のニュースからーATM振り込み、現金10万円まで 金融庁

2006年08月03日 21時21分31秒 | たまには金融・経済の話でも…
写真:山アジサイ「マイコ」

今日のニュースに件名の記事が載っていました。いまより更に厳しくなり、ATMでの振り込みが10万円までが自由にと変更されるようだ。ただ、勘違いしてしまいそうですが、キャッシュカード発行銀行より同カードを使って振り込む場合は、現状どおり200万円までは自由送金できます。これは、口座開設時に本人確認を行っているから・・・また、海外送金も自由に送金できる範囲を200万円から10万円に引き下げるようだ。基本的には、10万円以上の送金は、本人確認を行ってから手続きが行われると言う事ですね。

「金融機関等による顧客等の本人確認等及び預金口座等の不正な利用の防止に関する法律施行令の一部を改正する政令案」

10万円以上の送金で、本人確認が行われるケース

1.ATMを使って、現金で振り込む場合
2.キャッシュカードを発行した金融機関とは別の金融機関のATMを使って送金する場合。

この改正は、今度の「金融機関本人確認法の政令改正案」によるもので、予定では、来年1月4日から施行するみたいですね。

この件は、FATF(Financial Action Task Force on Money Laundering)の勧告に基づきグローバルに対応している一環ですね。さて、このFATFって・・・なんでしょうか・・・

FATFは、1989年のG7アルシュ・サミットにおいて、マネーロンダリング対策の推進を目的に招集された国際的な枠組みであり、現在では、マネーロンダリングに加え、テロ資金供与に関する国際的な対策と協力の推進にも指導的な役割を果たしている組織です。参加メンバーは、OECD加盟国を中心に31か国・地域及び2国際機関 と準メンバー、オブザーバーで構成されており、ほぼ全世界を網羅している。

さて、この勧告はと言えば、参加加盟国に、1000ドル(11万円程度)または1000ユーロ(14万円程度)超の電信送金で送金者の本人確認ができる態勢を06年末までに設けるようにということ。

一般的には個人が、現金で10万円以上振り込む事はそんなに無いと思うけど、個人的には、株式の買付け代金等の支払いが、カード開設銀行を使わなくてはならないので、少しと奥になり不便になるのかなと・・・でもこれも年に1~2度程度だから大きな影響は無いのかな。ただ、奥さん方が旦那の給与を使い分けるために他行送金等振込みを行う場合は、近くにカード発行銀行があれば良いんだけどね・・・まっ!手数料に厳しいので大丈夫かな・・・問題は、中小の事業法人や個人経営をしている人達かも知れませんね。

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ウォーキング:14933歩 / 消費カロリー:322.60kcal
歩行距離:約9.71km