今日の一枚から:「金木犀の蕾」
周りは満開です。甘い香りが漂っています。
≪きょうされん≫って、ご存知ですか? 正確には≪共同作業所全国連絡会≫って言います。
一言で言えば、全国の「共同作業所」や「地域活動支援センター」「グループホーム」
「授産施設」「生活施設」等の連絡会… 障害のある人も、障害のない人も
誰もが生きやすい社会をめざして、ソーシャルアクションを展開している団体です。
≪きょうされん≫
http://www.kyosaren.com/
その「きょうさいれん」が【日本の障害の重い人の現実】という調査報告書を発表しています。
ほとんどの方は、見る事が無いと思いますが・・・
重い人「-身体障害者手帳1・2級、療育手帳A・1・2級、精神保健手帳1級」を
持っている人たちを重度と定義しています。
【日本の障害の重い人の現実】調査報告書では、障害のある人が働く就労支援関係の施設・
事業所を利用する障害者約1万人(平均40・4歳)のアンケート結果にもとづいています。
結果は、同じ障害を持つ仲間として考えさせられます。
アンケート結果より抜粋:
<2人に1人は相対的貧困以下、99%は年収200万円以下>
年金や障害手当、生活保護、賃金などの年収が100万円以下は56・1%、
200万円以下で99%を占めました。
112万円の「貧困線」を下回る相対的貧困とよばれる状態に、
2人に1人がおかれています。
また、年収200万円以下のいわゆるワーキングプアの状態にある人は、
国の調査で22.9%を占めるとされていますが、障害のある人の98.9%、
100人のなかで99人がこの状態におかれています。
<生活保護の受給率は、障害のない人の6倍以上>
<6割弱が「親との同居>
「親と同居」が5637人(56・7%)と過半数を占め、一人暮らしをしている人は
762人(7・7%)で1割にも達せず、
「配偶者」と回答した人は、わずか427人(4・3%)。
結婚している人は4%台、障害のある人の未婚の割合は男性で96.00%、
女性では95.37%だそうです。
国勢調査を参考にすると、生涯未婚率は男性で20.14%、女性10.61%なので、
それぞれ4倍以上、9倍以上の差があります。
障害のある人の主な収入状況をよると…
障害年金の受給者は7,504人(86.7%)で、
そのうち、障害基礎年金が6,343人(84.5%)で、
障害厚生年金が393人(5.2%)
また、生活保護費の受給者は923人(10.0%)に上り、
有効回答数の約1割を占めた。
障害基礎・厚生年金、生活保護費、障害手当、給料、工賃
など全て含む本人の月額収入では、4万2千円以上8万3千円未満
が3,742人(41.1%)と最も多く、
次いで8万3千円以上10万5千円未満2,595人(28.5%)、
10万5千円以上12万5千円未満698人(7.7%)、
1円以上1万円未満644人(7.1%)、
12万5千円以上16万7千円未満607人(6.7%)、
1万円以上2万円未満374人(4.1%)、
2万円以上4万2千円未満270人(3.0%)、
16.7万円以上が1.1% 0円82人(0.9%)という結果であった
月額収入4万2千円以上10万5千円未満が、69.6%と全体の約7割を占めていた。
こうみると、企業なんかにダイバーシティー導入と言う言葉があふれかえっているけど、
厳しい現実は昔も今も全く変わりませんね。働けたとしても安い賃金で生活苦から抜け
出せないので、家族のお世話になるしかない。
ただ、親も高齢化に進んでいるから、今こそ、温床になっている家族依存型からの脱皮。
本来で意味でのダイバーシティー導入による障害のない人と同等の暮らしを営める所得
保障制度の確立が必須だと思います。
その為にも、扶養義務制度の改正や積極的なダイバーシティー、労働と福祉の一元的取組
による具体的な制度が必要なのではないでしょうか?
天気:晴れ
気温:最低温度:12.1℃ / 最高温度:21.5℃
今日の歩数:20134歩 / 1日の活動消費:1025.5Kcal
歩行距離:約13.08km
※1日の活動消費+静止消費=総消費カロリーです♪
周りは満開です。甘い香りが漂っています。
≪きょうされん≫って、ご存知ですか? 正確には≪共同作業所全国連絡会≫って言います。
一言で言えば、全国の「共同作業所」や「地域活動支援センター」「グループホーム」
「授産施設」「生活施設」等の連絡会… 障害のある人も、障害のない人も
誰もが生きやすい社会をめざして、ソーシャルアクションを展開している団体です。
≪きょうされん≫
http://www.kyosaren.com/
その「きょうさいれん」が【日本の障害の重い人の現実】という調査報告書を発表しています。
ほとんどの方は、見る事が無いと思いますが・・・
重い人「-身体障害者手帳1・2級、療育手帳A・1・2級、精神保健手帳1級」を
持っている人たちを重度と定義しています。
【日本の障害の重い人の現実】調査報告書では、障害のある人が働く就労支援関係の施設・
事業所を利用する障害者約1万人(平均40・4歳)のアンケート結果にもとづいています。
結果は、同じ障害を持つ仲間として考えさせられます。
アンケート結果より抜粋:
<2人に1人は相対的貧困以下、99%は年収200万円以下>
年金や障害手当、生活保護、賃金などの年収が100万円以下は56・1%、
200万円以下で99%を占めました。
112万円の「貧困線」を下回る相対的貧困とよばれる状態に、
2人に1人がおかれています。
また、年収200万円以下のいわゆるワーキングプアの状態にある人は、
国の調査で22.9%を占めるとされていますが、障害のある人の98.9%、
100人のなかで99人がこの状態におかれています。
<生活保護の受給率は、障害のない人の6倍以上>
<6割弱が「親との同居>
「親と同居」が5637人(56・7%)と過半数を占め、一人暮らしをしている人は
762人(7・7%)で1割にも達せず、
「配偶者」と回答した人は、わずか427人(4・3%)。
結婚している人は4%台、障害のある人の未婚の割合は男性で96.00%、
女性では95.37%だそうです。
国勢調査を参考にすると、生涯未婚率は男性で20.14%、女性10.61%なので、
それぞれ4倍以上、9倍以上の差があります。
障害のある人の主な収入状況をよると…
障害年金の受給者は7,504人(86.7%)で、
そのうち、障害基礎年金が6,343人(84.5%)で、
障害厚生年金が393人(5.2%)
また、生活保護費の受給者は923人(10.0%)に上り、
有効回答数の約1割を占めた。
障害基礎・厚生年金、生活保護費、障害手当、給料、工賃
など全て含む本人の月額収入では、4万2千円以上8万3千円未満
が3,742人(41.1%)と最も多く、
次いで8万3千円以上10万5千円未満2,595人(28.5%)、
10万5千円以上12万5千円未満698人(7.7%)、
1円以上1万円未満644人(7.1%)、
12万5千円以上16万7千円未満607人(6.7%)、
1万円以上2万円未満374人(4.1%)、
2万円以上4万2千円未満270人(3.0%)、
16.7万円以上が1.1% 0円82人(0.9%)という結果であった
月額収入4万2千円以上10万5千円未満が、69.6%と全体の約7割を占めていた。
こうみると、企業なんかにダイバーシティー導入と言う言葉があふれかえっているけど、
厳しい現実は昔も今も全く変わりませんね。働けたとしても安い賃金で生活苦から抜け
出せないので、家族のお世話になるしかない。
ただ、親も高齢化に進んでいるから、今こそ、温床になっている家族依存型からの脱皮。
本来で意味でのダイバーシティー導入による障害のない人と同等の暮らしを営める所得
保障制度の確立が必須だと思います。
その為にも、扶養義務制度の改正や積極的なダイバーシティー、労働と福祉の一元的取組
による具体的な制度が必要なのではないでしょうか?
天気:晴れ
気温:最低温度:12.1℃ / 最高温度:21.5℃
今日の歩数:20134歩 / 1日の活動消費:1025.5Kcal
歩行距離:約13.08km
※1日の活動消費+静止消費=総消費カロリーです♪