子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

23. 虫と遊ぶ 1

2012年08月09日 | 小学生時代
ショッピングモールに行ったら、水道の止水栓のふたを開けている子どもがいました。
幼稚園の年長さんくらいでした。なにをしているのか聞いたところ、「ダンゴムシを見つけている」と答えました。近ごろは虫嫌いの子どもが多いと聞きますが、こんな虫好きもいるんだとしばらく見ていました。


わたしはダンゴムシと遊んだことがないので、ネットから写真を見つけました。ダンゴムシは石の下や草のかげにいる大きさ10ミリくらいの虫で、さわると丸くなるのがかわいいそうです。

おもちゃを持たないわたしたちもムシではよく遊びました。わたしが遊んだムシは、トンボやセミがいちばん多かったです。
町なかに住んでいてもトンボやセミはいましたから、夏休みには朝からよく追いかけました。

ヤンマのメスを捕まえたら糸にきびりつけ(繋ぎ)それを竹に繋ぎます。オスが飛んでいるところへ行き、竹を持ってゆっくりゆっくり回します。「ヤンマ来い来い」と小さい声で言いながら。
いわゆる「つがわせ」て、オスを捕まえるのです。

メスがなかなか捕まえられないときには、オスを同じように糸と竹に繋ぎ、やはりオスのいるところで「ヤンマ来い来い」と回します。これでオスを捕まえることはなかなかむずかしいですが、運がよければ捕まえることができます。

これは早とちりや目の悪いオスが間違えて、捕まえられたと思っていました。そうではないかもしれません。
縄張りを荒らすオスを追い出すために、追っかけに来ていたのかもしれません。
ご存知の方があれば教えてください。

ヤンマやトンボを捕まえたら、尻尾を切ってそこに花火を差し込み、火をつけて飛ばしたりしたものです。いま思えば残酷でした。


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