子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

68. トリわな ウサギわな

2013年06月14日 | 疎開生活
受験勉強中の楽しみにトリわなやウサギわなもありました。

冬にはトリの餌が少なくなるので、餌を置いたわなを作るのです。林の中やたんぼのすぐ横の森の中にわなは作りました。赤い木の実などを地面に置いてその周りを竹や木で囲みます。1か所だけ囲みに入れるよう開けます。トリが中に入って餌に食いつくと入り口が閉まる仕掛けです。

標的は「チョットコイ」でした。チョットコイはトリの鳴き声です。ほんとうはコジュケイ(小綬鶏)というトリですが、わたしたちは鳴き声からチョットコイと言っていました。

ウサギわなも森の中に作りました。これはウサギ道を見つけることから始めます。「ウサギはいつも通る道がある」これはしんちゃんたちの言葉です。ウサギのフンを見つけ、ウサギが通ったようなところを探します。針金の先に輪を作りそれを竹にくくりつけ、ウサギ道の上に来るようにします。針金の輪をウサギ道の上に隠します。ウサギが輪に首を突っ込むと竹がしなりウサギを釣り上げます。

トリわなもウサギわなも、毎日見に行きました。チョットコイやウサギがわなにかかっていそうな気ばかりしました。そうたやすくわなにはかかりません。

1度ウサギと人の通る道で遭遇しました。追いかけましたが、足の速いこと速いこと!!(^^)!


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