子どものころは「昭和」だった

頭も悪く、体も弱い子どもでした。そんな子ども時代を思い出すだけ綴ります。
頭の悪い、体も弱い子の成長後も書いてみます。

水神さんを怒らせたH君

2013年11月25日 | 小学生時代
H君という高校以来の友人がいました。彼の小学校のときの話です。

学校の敷地内と言っていいのか、道路脇と言っていいのか、わかりませんが、きれいな飲み水が出ていました。

友だちが「ここには水の神様がおらすけん、唾ば吐いたらいけんとバイ」と言いました。
H君は級長でした。元気もんのリーダーでもありました。
「なんのそげんかことはなか。おれが小便はかけてやる」

学校帰りにそこに小便をかけました。

その夜、H君は高熱を出しました。一人息子の彼を心配して両親は医者に担ぎ込みました。
お医者さんは何の熱かわかりません。解熱剤を処方されましたが、熱は下がりませんでした。

H君は飲み水場に小便したことを両親に告白しました。
両親は驚いてすぐに飲み水場に行き、息子の非を誤りました。それから熱は下がったとH君は話してくれました。

下の写真が現在の飲み水場です。平成には水道が普及して水飲み場は必要がなく、荒れたままです。
水の神様はどうされたのでしょう。

心で手を合わせて写真を撮りました。


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