黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

雄山火口

2010年11月10日 00時46分37秒 | 日記


 黍生山のオヤマボクチ
黍生山でも見かけるがこの牛蒡のような葉っぱでアザミのような花を意識したのはヘボ追いを始めた頃だ
キレイに下草が刈られた檜林にこの草だけが残されているそれまではアザミの類位に思っていた
しかしこの林ではあきらかに保護している
帰って調べたところ雄山火口(おやまぼくち)と判った
葉の裏に密生している白い毛を集めて火打ち石の火花を移しとる火口(ほくち)にしたのだそうです「やまごぼう」と呼び根を漬け物にする所もあるとか山梨の丹波山地方や東京の桧原では若葉で草餅を作るそうですなんと言っても有名なのは富倉そば又の名を茸毛(じょうもう)そば
信州飯山の富倉では葉の繊維(茸毛)を蕎麦の繋ぎにするそうです
この蕎麦は絶品…だそうです実はTVで見ただけで未だ食べた事がないんです

そんな雄山火口を火打石を使わなくなった今でも大切に保護している「きこり」の方が見える
そういう足助が好きです