黍生山の村夫子 (きびゅうやまのソンプウシ)

黍生山の村夫子が「蜂を追っかけた」とか「山が笑った」とか言ってます。

続・黍生山のリンドウ

2010年11月07日 15時05分50秒 | 日記



登山道を登りながら自然保護だとか生物多様性だとか答えの見つかりそうもない問題について考えていた
これが漱石になると「山路を登りながら私はこう考えた知に働けば角が立つ情に棹させば流される意地を通せば窮屈だとかくこの世は住みにくい云々」となるんだが所詮バカ頭何も出て来ない生来のバカ頭こう言う難問は単純に考える事にしているしかしこの問題だけはそんな訳にも行かない
あ~でもないこ~でもないとグダグダ考えている内にリンドウの群生地だった場所に着いた
最近の例で無いと知りつつリンドウを探す
すると「あった」一株だけ枯れ枝の下で助かったリンドウが精一杯の花をつけていた


もっと他に無いか?辺りを探していた時見つけたこれ
稚児百合は黒い実をひとつだけ頭頂に付けていた
大きさ何とつつましい草だろう
稚児百合を見ていたら何か問題解決のヒントを貰ったような気がしてきた


急に景色が目に入ってくる今まで何を見ながら登って来たのだろう
黍生山にはこれだけの木があり紅葉がある草があり花が咲く道がありバカが登る
解からん分からん