
今回もまた、スタンダードな缶詰さんがいらっしゃった。チリビーンズである。
アウトドア生活を愛するお方なら、一度は食べるやっつけ料理。それも西部劇やカウボーイといった何か男っぽい雰囲気を楽しめる料理だ。
この缶詰を暖めて食べるだけでクリント・イーストウッドになったような錯覚を味わえる。さらに上級志向の御仁には“鉄のフライパン”によって焚き火直火で暖め、“スプーンで直接すくって食べる”方法をオススメする。こうなるとジョン・ウエインの世界も堪能出来ること請け合いである。
ただし、全て妄想であるが。

かくのごとし。乱雑なる男の一人暮らしの一コマであるが、お目汚しにどうぞ。豆だけじゃあ味気ないかなと冷蔵庫に転がっていたズッキーニさんを輪切りなで切りにした。この時点でワイルドなカウボーイとはとても言えないことに気づき、被っていたテンガロンハットを投げ捨ててブーツをゴミ箱に放り込んだ。
こちらは無論、ジョン・ヴォイトの真似である。
このS&W CHILLI BEANSの内容物はうずら豆、トマトペースト、砂糖、食塩、チリペッパー、玉ねぎなどであった。439gの量。冷蔵庫を買ったとはいえ、またしても一気に開けてしまった大バカものである。おかげで昼、夕、夜食と全てうずら豆であった。
こいつにブタさんを入れるとそれは即ちポーク&ビーンズになる。調理中ちら~りとそんな甘い誘惑があったのだが、ここは缶詰ブログだ。ポーク&ビーンズはちゃあんとそういう缶詰さんがあるのである。そいつを紹介すればいいのである。
ちなみにチリビーンズもポーク&ビーンズも、こういうたぐいの缶詰の味付けは必ず甘い。どこの国産でも、どのメーカーでも、必ずそうなのだ。だから赤唐辛子を入れてやらないと途中で甘さにうんざりすることになる。これは缶詰ブログ管理人として断言しておきますぞ。
こいつは『**国境を越えて**』「pork & beans」~にトラックバック。
ところでS&Wはなんの略なんでせう。
そう言えばコロンボの好物だったよね。
いろいろよく使うけど。。
これはそんなに辛くないんですか?
甘めとかいてあるけど。。
う~ん、ほんとポークビーンズいいですね(^^)
やっぱりお酒が好き→それに合うもの→自分で作る!になるよねぇ~。
チリビーンズ→私はダッチオーブンっていうイメージ。
おつまみ用缶詰→私はオイルサーディンが真っ先に浮かぶかな?1分調理でとっても美味しいんだな~。
でも、明治屋指定ですよ。是非取り上げてくださいませ。
ちなみにS&Wは創業者2名のイニシャルからとってるみたいですが、今はデルモンテ傘下のようです。。。
そうなのですか。情報ありがとうですー。
味を求めると、とたんに怪しいのが缶詰さんの弱点でもあり、楽しいところでもありますなあ。