ある夕べに 2005-07-14 | 林の詩・文 はまなすの香と 波の音と・・・ 夕闇はつつんでいく 薄青いベールは もう あけることはできない 私は水際に足跡をつけ 波はそっとそれをけす 何も見ないで 何も考えないで ひとり歩いた ---「疎開のころ」と同じ18歳のころの詩ーーー