カンムリワシ、ワシは名ばかり、言うばかり

20年前探せばカンムリワシがいて、10年前そこにはカラスがいて、いま両方ともいません。よって最近ではそれ以外の話題に。

間抜けな人間

2016年12月23日 07時21分41秒 | 生き方

私たちは、どんな人のことを、「間抜け人間」と評するのでしょうか。

  • 仕事にばかり熱中し、社会性がない間抜けな人

こういう「おたく」が、多いですね。

ただし「物作り」日本は、こういった人たちによって支えられてきた、という一面を忘れてはいけないようです。

  • 社会性があるけれど、何もできない間抜けな人

こういう「調子者」も、これまた多いですね。

ただし空気を読む人も世の中には必要なんです。 

さて、あなたはどちらですか。

いや失礼しました、間抜けの中の「おたく」か「調子者」かを問うているようで、まことにもうしわけごぜーませんですだ。別に、あなたが間抜けだという意図はなかったのですが・・・・・・

まるで中国・韓国のような、あるいはブッシュのような二者択一の質問でしたか(笑)。

まぁ「間抜け」ではないでしょうが、実際の所

どちらか一方というわけではなく、自分にはどちらの要素もある、と思うのがごく常識的でしょうか。 


ヒッピー(タイプ)のプログラマが正しいことを適当にやりがちなのに対して、コンピュータおたくは間違ったことをきちんとやる傾向があるのだ。:P.45 コンピュータ帝国の興亡(上) ロバート・X・クリンジリー 薮暁彦[訳] アスキー出版局 


かなり前(1990年代か)に出版された書籍からの引用です。

  • 正しいことを、いいかげんにやる
  • 間違ったことを、きちんとやる

どちらがいいのでしょうね。様々な意見がありそうです。

  1. 正しいことを、きちんとやる
  2. 正しいことを、いいかげんにやる
  3. 間違ったことを、きちんとやる
  4. 間違ったことを、いいかげんにやる

何が「正しい」「間違っている」かは別として

普通の人は2.か3.あたりでしょう。

一番多く見られるのは「3.間違ったことを、きちんとやる人であり、日本では推奨されることが多いでしょうか。どんな「間違った」指示を出せるか、それが組織あるいは上司の役割なんでしょうね(笑)。

ただし本人も上司も、それが「間違っている」とは思っていないはず。しかし外部から見ると、どこかおかしいのですが、人間は「甘いニンジンという名の金」の魔力には勝てないのでしょうか(笑)。

ごくまれなことですが。1.や4.もあるでしょう。皆様の周辺には、どんな人がいますか?

もしも「何が正しいのか」「何が間違いなのか」を考え始めたら

それは立派な「進化」にちがいありません。

私の考えでは

「善悪」を決める最大の要素は、そこの「宗教」に違いなく、特に独裁政権は、これを利用して支持を上げようとします。庶民はみな簡単にその罠にはまってしまい、そこから脱出するのは容易ではありません。

自分たちの社会の「仕組み」「宗教」に気づかないまま、「自分こそが一番正しい」と信じ込み、それに異論をもつ人たちを独裁政権やいびつな社会の求めるがままに弾圧し、それ以外の価値観を否定するでしょう。「自分は何も間違ったことはしていない」、と信じて。

この例が私たちの近くにあるのでした。

中国・北朝鮮・韓国・ロシア

ですね(笑)。

リーダーシップがある、ように見えますか。実際はまったく逆なんですがね・・・・・・。

そこで人は、「法律」でこの対立を乗り越えようとします。

今のところ、中国・韓国が法治国家である」という証拠は、どこにもみられません。 


 『米つきバッタ』の解説 

米つきバッタとは人に頭をペコペコ下げる人を嘲うときに使う言葉で、そうした様が米つきバッタに似ていることからきた例え言葉である。米つきバッタは第三者が嘲う場合・自嘲する場合の両方に使われる。ただし、米つきバッタの言葉の裏に「媚び諂う(こびへつらう)」「お調子者」といった意が含まれており、腰の低さを褒める場合には使われない。:日本俗語辞典 


どうも「調子者」は

いい意味では使われていないようですね。

ただし私は上述の通り、どうしても世の中に必要なのがこの「調子者」だと考えております。

尤もそんな人ばかりでも困りますが、社会の多様性から考えて、欠かせないのです。

日本は、「多様性」の観点から、アジアの中では最も健康的な地域の一つであり、むしろその欠点さえ見えてきますね。

しかし中国・韓国が多様性を欠き客観性などまったくないのと比べると、異様とも思えるほどなんです(笑)。

さてさて、皆様はどう思われますか。


1988年生まれの野球人

2016年12月23日 00時12分56秒 | スポーツ

それぞれの分野で、

すごい人たちが集中してでるもので、これは不思議な現象ですね。かつて野球界では、松坂世代なるものがあったものですが、今では、1988年生まれでしょうか。

1988年に生まれた人たちをご紹介し、それぞれについて私なりにコメントをつけさせていただきました。


1988/02/28 アロルディス・チャップマン 

キューバ出身でヨーロッパへ亡命した左投手。米MLBでは、ヤンキース~カブスなどに所属し、2016年末の今、再びヤンキースと契約したようです。

四球が多すぎるとはいえ、人類最速の171km/h(YouTube)を達成しているのは、立派ですね。 

1988/04/11 前田健太(まえだけんた)

大阪府出身の右投手で、2007~2015年広島カープに所属し、今年2016年から米MLBのロサンゼルス・ドジャースへ移籍し16勝をあげたのは立派でした。ただし前田が広島を去った今年広島がセ・リーグで優勝したのは、皮肉でしたね。

たしか2012年に北海道日本ハムファイターズが優勝した年にダルビッシュが米テキサス・レンジャーズへ移籍していなかったのを思い出しました。有力な投手が去ると優勝するものですかね(笑)。

米MLBへ移籍の翌年リーグ優勝・・・・・・北海道のダル、広島の前田

1988/04/16 秋山翔吾(あきやましょうご)

神奈川県出身の野手で左打ち。なんと言っても2015年の安打数216は、イチロー(1994年・210本)・マートン(2010年・214本)を抜いて堂々の日本記録でした。なおイチローは2004年にMLB記録262安打を記録しています。MLBのほうが日本より試合数が多いとはいえ、試合数の増加割合と同じ安打数250あたりを越える安打数262を記録したのは、立派なものです。

1988/06/06 斎藤佑樹(さいとうゆうき)

甲子園の優勝戦で田中将大を破った優勝投手でしたが、早稲田大へ進学して大学野球で活躍したものの北海道では芽が出ず、もうすぐ戦力外通告もあるかとされます。同期ですが大学へ行ったため、先に入団した田中将大が北海道で大活躍し、今ではヤンキース所属なのを考えると、人間の運命というのは分りませんね。斎藤は甲子園で燃え尽きてしまったのでしょうか。

1988/06/16 大嶺祐太(おおみねゆうた)

大嶺は私が今すんでいる石垣島出身で、千葉ロッテがバレンタイン監督の頃に入団しました。私が旅人時代に石垣島キャンプを見学していたとき、自転車に乗ったバレンタインが「は~い」と言いながらすぐそばを通り過ぎたのを思い出します。トランプ政権になれば、ケネディ(JFKの娘)大使の後任になるのではと言う声もありますが、はたしてどうか。大嶺は今ひとつ勝星をあげられず危ぶまれていましたが、近年やや調子を取り戻したらしいですね。

1988/10/09 柳田悠岐(やなぎたゆうき)

広島県出身で福岡ソフトバンク所属の野手で左打者。2015年の活躍はすごかったですね。左打者ですが同じ大谷と同様、左翼へも強く飛ばせる希有な選手です。大谷がすくい上げるような打法なのにくらべ、柳田は目一杯力強く振るのが魅力です。

1988/11/01 田中将大(たなかまさひろ)

兵庫県出身で、甲子園の高校野球優勝戦では斎藤佑樹に投げ負けましたが、すぐに野村監督時代の楽天へ入団して力をつけ、2014年からは米MLBヤンキースへ移籍しました。斎藤佑樹との違いをみるにつけ、しみじみ人間は分らないものだと思います。

1988/12/14 坂本勇人(さかもとはやと)

兵庫県出身で、小学校時代には、坂本勇人(投手)-田中将大(捕手)だったとのこと。その後打者へ転向し、読売へ入団してからの活躍は知られています。また田中はその後投手へ転向し、現在の活躍に至っております。


確かに1980年前後に生まれた松坂・藤川・杉内・村田らが松坂世代と言われておりますが、その後しばらくしてからの1988年生まれは、さらに大きな世代になっているような気がします。

さてさて、皆様はどう思われますか。