安倍官房長官に日本は任せられない 1月31日

安倍官房長官の「黒」も、決定的ではないか!
2003年9月、安倍氏が自民党幹事長に就任した際、安晋会、すなわち安倍氏の影の後援会が都内のホテルで祝賀会を開催した際、なんと、沖縄のカプセルホテルで殺されたのではないかとささやかれるエイチ・エス証券の野口英昭氏が、「安晋会理事」の肩書きで、堂々と登壇し紹介されていた事実が判明した。

「安晋会」代表の杉山敏隆氏は、「経営コンサルタント」慧光塾の信者の一人。勿論、安倍氏本人も信者。安倍氏は、慧光塾教祖の長男と、ダイナシティの大株主である穴吹工務店社長の娘との、結婚式の仲人を務めている。片や、謎の宗教団体とも言われる集団。慧光塾は、以前、貴乃花親方を家族と絶縁状態に追いやった、謎の“宗教”だ。そしてもう一方は、フロント企業のダイナシティに関連深い工務店。怪しい集団同士の怪しい結婚式の仲人が、今、総理の椅子に最も近いともてはやされる安部晋三夫妻。なんてこと・・・。

闇社会と太いパイプがあると言われる安部晋三氏が、内閣官房長官であること自体異常だし、ましてや一国の総理大臣だなんて、絶対にあってはならないとんでもないことだ。闇社会に利益誘導しているかもしれない安倍氏を、ポスト小泉に指名するのは、「小泉組」の血を引く小泉総理ぐらいのものだ。テレビ各社は電通に遠慮して、小泉政権の肩を持つ発言ばかりが目立つ。時に、みのもんた氏や田原総一朗氏の偏向ぶりは目に余る。公の電波を通してなかなか口にすることはできない内容も多いけれど、少なくとも視聴者が事実とそぐわない理解をして、誤った判断をすることのないよう、言葉を選んで報道してもらいたいものだ。

「閣議決定は、行政の最高意志決定だ。」と、内閣法制局長官は昨日答弁している。それは即ち、「閣議決定を覆すものは、閣議決定以外にはない。」ということを意味するのだ。中川農水大臣の勝手な判断で、閣議決定事項である事前調査の計画を変更できるわけもないし、ましてや、11月15日京都での小泉・ブッシュ会談の際に、「12月12日に輸入再開し、その後に政府査察団を送る」との密約が既にあったのだとするならば、川内博史代議士に対する答弁書の閣議決定とは、いったいなんだったのかということになる。川内議員の質問主意書には、飼料規制や医薬品の安全性に関する重要な指摘が幾つもある。しかし、閣議決定をまったく無視する政府の答弁書の信頼性は、極めて怪しいと考えざるを得ないではないか。

安倍官房長官は昨日、件の部分について、「厚労大臣や農水大臣の認識を示したもので、事前の現地調査は閣議決定事項ではない」と述べているが、最高意志決定機関である閣議決定を経た答弁書なのだから、その主張は通らない。安倍氏が、国民の食の安全に、まったく心を寄せていない証拠だ。

今夜偶然、BSE感染牛を食したために変異型クロイツフェルト・ヤコブ病を発症した13歳の英国少女の映像を目にした。とても直視できるものではなかった。15歳でこの世を去るまで少女を見守った家族の心情は、察するに余りある・・・。悲劇だ・・・。少女の父親は言う。「1/50万の確率に、娘は当たってしまった。99.9%では駄目なのだ。100%安全なものしか食べてはならないのだ。感染するかしないか、二つに一つなのだから。」とても説得力のある言葉だ。

小泉総理も安倍官房長官も中川農水大臣も、みんな安い米国産牛肉なんて食べる必要のない人たちばかりだ。そんな人たちが、まともにBSE問題に取り組むわけがない。あの少女の姿を一目見れば、米国の言いなりになり、十分に安全性を確認しない状態での輸入再開など、絶対にできないはずだ。川内博史議員は、一つ一つ大事な点を、質問主意書を通して政府に問いただしている。しかし、不十分な回答しか得られていない部分も沢山ある。今からでも遅くはない。今国会で、あらためて、疑問点を徹底究明すべきだ。それこそが、国民が望むところであり、政府の責任というものだ。リスクをまとった牛肉を、二度と店頭に並べないで欲しい。
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