あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

教員偽造/安寿と厨子王/まちづくり/団交

2008年07月11日 | 日々の活動
昨年(07年)を象徴する漢字は「偽」でした。

今年は昨年に輪をかけるような事態です。まさか「教員偽造」がされているとは。

そんな話をしていたら、元教員が、「大分県だけの問題とは思えない」と実感をこめて話し始めました。

ウミを出し切ってほしいし、この構造を作り出した責任がどこにあるのか、文科省官僚の地方出向がどうかかわっているのかいないのか、徹底的に洗い出し、責任をもって人を育てる教育構造にしなければなりません。

ともかく、教育不信を広げ、地教委の責任だけをあげつらい、国の権限を強めようとする動きは気をつけないとならないと思います。



きょうは組合員宅をたずね歩き、途中、いつも車中から気になっていた「安寿と厨子王母子像」前に初めて寄ってみました。

その後、福島高専の建設環境工学科を再びたずね、東北ブロック組合員活動交流集会での「まちづくり」をテーマにした講演の相談をしました。

夕刻からは団体交渉でシビアなやりとりでした。

民医連新聞/意地でも長生き/昼休みに語る集い

2008年07月10日 | 日々の活動



小名浜生協病院が加盟している全日本民主医療機関連合会(略して民医連[みんいれん])という団体があり、「民医連新聞」を発行しています。

私が民医連事務局に勤めていたころ、950~976号ぐらいの編集にたずさわっていました。今年の7月7日号で1431号になっています。

当時から(というより、それ以前から)、ずっと変わらないエッセイ欄に「診察室から」があります。

文字通り、全国の民医連医師が「診察室から」発するノンフィクション・エッセイです。

1431号では、石川県・城北病院の原和人医師が、77歳の女性が診察室で「後期高齢者なんて、本当にバカにしていますよね、こうなったら、意地でも長生きします」と話していたこと、そして彼が、外来でこの制度の廃止を訴えながら、指導内容の記載蘭に「意地でも長生きしましょう」と書いていることを記しています。

きょうは昼休みに、医療生協の党後援会で渡辺ひろゆき市議を呼び、「共産党を語る集い」がありました。




私からも、今年の市議会議員選挙が国政にも大きな影響を与えうる時期に行なわれることを、6月28日に1億円以上かけたといわれる政府広報「長寿医療制度について、改めてご説明させて下さい」を示しながら話しました。

毎日サンデーペロ/洞爺湖サミット/見出し比較

2008年07月09日 | 日々の活動



きょうは、「毎日サンデー」のペロといっしょに家にいました。

ヤクルトのお姉さん、ものみの塔聖書冊子教会のかたがたずねてきましたが、シーズー犬のペロは、玄関に人影の様子を察知すると、ものすごい勢いで吠えながら玄関へ走るので、それとわかります。

それ以外はずいぶんくつろいでいるようです。



テレビニュース冒頭は洞爺湖サミット。
けさの新聞の見出しも、それなりに的を射ているとは思います。

福島民友「原油高、処方せん示せず」「対立反映し“玉虫色”」、朝日新聞「温室ガス 苦肉の宣言」「米、『すばらしい』と歓迎」。

ブッシュ大統領補佐官の「すばらしい」発言が今回サミットの象徴でしょうか。

「赤旗」は「温暖化対策、『世界』に転嫁 先進国の責任はどこへ」「投機マネー暴走に無策」。

新聞見出し比較も時どきは面白いです。

受診・点滴/MCV/金融化の災い/経済の目的

2008年07月08日 | Weblog



日課の10分間テレビ体操を意地でもこなしたものの、体調がすぐれず、午前中に受診・点滴。

なんてことはありませんでしたが、これまでの健診結果を見ながら医師が、「MCVが正常値をやや上回る原因のひとつにアルコールがある。肝機能の異常はないので今すぐどうというわけではないが、心当たりがあるなら気をつけたほうがよい」とのこと。

MCVというのは、赤血球1個あたりの平均容積を絶対値であらわしたもので、「平均赤血球容積」。数値が高いと、ビタミンB12欠乏性貧血、葉酸欠乏性貧血、過剰飲酒が疑われる、とものの「ネット」には書いてあります。



『金融化の災い』(大槻久志著、新日本出版社)を読みました。副題は「みんなのための経済の話」。
著者が本書で力をこめたのは、「何でもアメリカを進んだ、すばらしい国のように持ち上げ、日本もそうなるように改革を進め、規制を一層緩和して自由にしなければならないという議論が、とんでもないインチキである」ことの証明です。

オビには「経済の話が、基礎的なところから手に取るようにわかる、ちまたの経済本とは、一味も二味も違う解説書」とありますが、これは面白いです。

やっぱり経済の目的は、人びとが働いてモノを作り、十分にそれを消費して安楽に暮らすことであって、モノづくりをおろそかにしてお金をあっちこっちに動かして儲けること(経済の金融化)では断じてない、というお話です。

体調いかが?/中庭づくり/アゲハチョウ

2008年07月07日 | 日々の活動
みなさん、急に暑くなって体調はいかがですか?

私は、2日前から、とくに夕刻以降の疲労感は、寝苦しく、夜中や朝方に何度かめざめざるをえなかった影響かな、という感じです。
こういう自覚をして、無理はやめておこう、と思えるのは去年までの4年間との違いです。

もっと正確に言うと、県議1期をつとめた去年までの4年間は、無理しようとは思っていなかったけれども、「疲れた」という思いを打ち消そうとしていた自覚はあります。

生きているすべての人びとが、フィジカルとメンタルの両面をもった生物として生きているわけですから、お互い、支えあって生きることが人間の本質でしょう。

少~し体調をくずして、考える余裕ができると、こんなことを考えたりしませんか?




周辺緑化委員会とボランティアのみなさんが中庭づくりをしてくれました。

病院3階ベランダからその様子を見ていた入院患者さんたちは、「計測してつくったようなみごとな形」と感心しきりでした。「体を動かす習慣をつけるために入院している患者に作業させたらどうか」という患者さんもいました。



中庭の花をさっそくアゲハチョウが歓迎してくれました。


高橋あき子事務所開き/行動力とあったかハート

2008年07月06日 | 日々の活動



高橋あき子市議の事務所開きがありました。

私は住まいがあき子さんの地域ということもありますが、昨年の県議選結果で議員の仕事を終えるつもりはなく、あき子さんを7たび市議会へ送り出す責任者をしていることをご報告しつつ、住民の目線でまちかどの声を市政に届け続けてきた議席が欠かせないことを訴えました。

励ましの言葉を送ってくれた障がい者のかたと、あき子さんと40年以上前に出会ったエピソードを語ってくれたかたのお話は、あき子さんの行動力とあったかハートをそのまんま証明してくれる話で感動的でした。



きょうも日差しは強いし気温も高く、参加していただいた約130人のみなさんは、会場を貸していただいた駐車場の中ではなく、そのまわりの建物の下や木陰にズラッと横に並び、準備した私たちとしては、ずいぶん違う光景でした。




産廃不法投棄/いわき市が首都圏のゴミ捨て場

2008年07月05日 | 日々の活動

産業廃棄物不法投棄で茨城県の業者が逮捕された事件があったのは、医療生協の支部が生まれたばかりの上神白(かみかじろ)地域の山林でした。

組合員をたずね、様子をうかがいました。

以前から、ナンバープレートの上部だけが見えないようにしたダンプの出入りがあり、住民から市へは知らせてあったようです。市は搬入土砂の分析や水質調査などをして、その結果もとくに問題はない、と住民へは知らされていました。

実はつい先日も、別のかたから別の場所の産廃処分場(こちらは地図にも載っている)が、埋立量や水の流れが当初計画とは違うのではないか、と話を聞いたばかり。

どちらのかたも、「関東圏ではゴミ捨て場がなくなり、あるいはきびしくなり、いわき市が首都圏のゴミ捨て場として、金づるとしてねらわれている」と憂えていました。

市内では、廃家電や廃タイヤがうずたかく詰まれた場所も散見され、ほうっておくわけにはいかないはずです。



娘との散歩から帰ったペロ。
きょうは一日蒸し暑く、私の体もまいりました。

丸源水産/縄文干し/江名の人間模様

2008年07月04日 | 日々の活動
江名(えな)漁港近くの丸源水産をたずねました。



職員のみなさんがちょうど「縄文干し」の袋詰め作業中でした。

医療生協の組合員にはこの「縄文干し」セットを、ご贈答やおみやげ品として、ずいぶん前から組織部を通して案内させていただいています。

前に紹介した『丹精で繁盛』(瀬戸山玄著、ちくま新書)という本で最初に紹介されているのが丸源水産で、47㌻にでてくる「市役所職員」がキーマンになっています。二十数年前の話です。



佐藤勝彦代表ともお会いし、漁業で生きるこの地域の人間模様など、実に面白い話をいっぱい聞かせていただきました。



彼が手書きした魚の姿の「お品書き」は、「縄文干し」の売りでもあります。


ここに暮らしてて良(い)がった/高専/もうけに役立つ消費税

2008年07月03日 | 日々の活動
医療生協の東北ブック組合員活動交流集会へ向けた第1回の事務局会議がありました。

県内の郡山医療生協組織部の2人も参加され、「‘ここに暮らしてて良(い)がった’といえるまちづくり」といったスローガンはどうだとかこうだとか、かんかんがくがくしながら事務局の作業内容と当面の日程を確認しました。

会議後、「まちづくり」をテーマとした記念講演の相談のために、福島高専建設環境工学科で教鞭をとる高校同期の教授をたずね、お話をうかがいました。



夕刻は、高橋あき子市議と、市議の地元で「党と語る会」。
来年74歳になるかたが「私は来年1年だけ、医療費窓口負担が2割になるが、こんなへんてこな制度があるか」と、自公政治にあきれ顔。

高齢者をバカにするこうした政治、後期高齢者医療制度、高すぎる国保税、暮らしに役立たず大企業のもうけに役立つばかりの消費税増税論議…ともかく話がつきません。




印刷所/1人暮らし障がい者/仕事のしくみ

2008年07月02日 | 日々の活動



総代会特集になる浜通り医療生協ニュース印刷の最終盤の作業に入っており、担当者といっしょに印刷所へ行きました。あした校了にできれば、来週水曜日には刷り上ります。

介護支援事業所に相談の電話が初めてあったかたをケアマネジャーとたずねました。
生協組合員でもなく、言語が不自由で、どんなかたかわからなかったので、一人では行けなかったからです。

たずねてみると、還暦を迎えたばかりの一人暮らしの障がい者で、ヘルパーさんは入っているのですが、もっと何とか暮らしの支えをして欲しい、との思いも強く、たまたま消費生協の関係から「生協なら」と、電話帳を探して浜通り医療生協の居宅介護支援事業所へ電話を入れたようでした。

こうしたかたがたの家の中と暮らしぶりを見るにつけ、「サービス」ではなく、社会的支援として、障がい者自立支援や介護制度を構築しなければならないと、つくづくと痛感します。現行制度はこうした人たちの立場には立っていません。「お金がすべて」と言っていいぐらいです。

職場にもどってから職場会議。仕事分担の変更や、いつだれがどうなっても引き継げる仕事のしくみづくりを提案し、その方向を確認しました。