あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

引っ越し/差別医療凍結を求める世論を

2007年09月20日 | 日々の活動
ひとつの独立した建物にあった浜通り医療生協の3つの在宅支援の事業所と、せいきょうクリニック2階の私の職場である組織部、それに組合員センターを入れ換える引っ越しをしました。

2階から膨大な資料や書類や物品を運び出す作業はなかなかたいへん。
「人」と「モノ」の移動だけはほぼ終了しました。



その合間に、後期高齢者医療制度の勉強会が勿来(なこそ)地域の医療生協の組合員の主催であり、18人が参加されました。

消費税が高齢者社会のために使われていないことや、露骨な差別医療への怒りの声と、こんな制度を決めた「犯人」を知るためにも、来年4月実施の凍結を求める世論を広げるためにも、もっと勉強会を広げていく意見が相次ぎました。

お別れの言葉/職場勉強会

2007年09月19日 | 日々の活動
89歳で亡くなった、私の育ての親のおばちゃんの告別式で「お別れの言葉」を述べました。

小学校入学前まで、ご自分の子どもたち―私にとってはお兄さんやお姉さん―といっしょに、ほんとにかわいがってくれました。

県議選に最初に立候補するときに、「あっちゃんならみんなのために仕事ができるよ」と言ってくれたその言葉は、ずっと支えになっています。

マイクの前に立ったら、突如涙があふれ出し、読み終えるどころか、読み始めることも一瞬心配になりましたが、読み終えてホッとしました。



涙腺を落ち着かせてから病院へもどり、仕事を終えた通所リハビリの職場で「2008年度からの『医療改革』の姿」の勉強会をしました。
「この職場の患者さんたちはほとんどが後期高齢者。病院にも来れなくなってしまうんじゃないか」、「地域の人たちにもっと信頼してもらえる病院にしないとならない」、「医療費を減らそうとする政策が間違っている」と、意見交換も活発でした。




ゴルフ班会/病院訪問報告/カエル

2007年09月18日 | 日々の活動
ゴルフ仲間の健康チェック班会がありました。
60代から70代の10人のみなさんで、ゴルフクラブのマスターのご好意もあって、打ちっぱなしの練習の合間にチェックしています。

内臓脂肪がやや多めのかたが数人いらっしゃるものの、体脂肪や筋肉は「標準」や「平均的」。なかには「筋肉」が「多め」の人も。

体を動かすことが体力と健康を維持するのに大事なことをあらためて垣間見た思いです。

その後は職責者会議と組織委員会。それぞれで私からも、この間の市内病院訪問で、「公的医療費と医師をふやす」ことの話がはずんだ様子を報告しました。



けさ、わが家の庭で、けっこうすばしっこくはねるカエルをデジカメにおさめました。


ペロと散歩/県財政舵取りへの不安

2007年09月17日 | 日々の活動


朝起きて、ひさしぶりにペロと散歩。
きのう・おとといとサッカーの試合で家にいなかった娘が迎えてくれました。



9月2日に国交省概算要求(8月29日)の記事を見て「息を吹き返す大型プロジェクト」と書きました。

県のプッシュがなければない話だ、とも言いましたが、日をさかのぼって新聞記事を切り抜いていたら、「提言に重点を置いた前県政と比べて路線転換」して「国費を引き出せるよう知事が先頭に立つ」との記事(8月22日)。

8月24日には知事が国交省に自ら緊急要望した、とのこと。

大型プロジェクトに国費を引き出しても、必ず「県負担分」として県民負担がふえるしくみを承知のうえで、ニコニコしながら要望する気が私にははかりかねます。

そしたら今度は、県の財政再建がピンチ、と言って、06~10年度の「財政構造改革プログラム」を2年目で見直さざるを得なくなり、「事業の取捨選択徹底」だとのこと。
知事の県財政の舵取りはきわめて不安です。

「強行採決など一度もしていない」/「かけはし」配付/切抜き

2007年09月16日 | 日々の活動
臨時国会開会直前の9月8日にインタビューしたという、いわき市の坂本剛二衆院議員の記事を読みました。

40年ぶりに野党欠席のまま与党単独で補正予算の可決に始まり、20回以上の強行採決を重ねた国会運営について、「強行採決など一度もしていない」、「小沢さんからは『与党が強引に採決にもっていったように演出しろ』という指示ですから」、「いま応急措置をしているところ。痛みは改革の途中だから」。

社保庁解体・民営化や、イラク派兵延長や、天下り自由化法や、穴ばかりだった政治資金規正法改定法や、改憲手続法も教育3法も、国民の暮らしや国の進路にどういう影響を与えるかは、頭の中にまったくないようです。



きょうは私の通信「かけはし」をご近所に配付し、購読している新聞3紙を整理するために、切り抜き作業をしました。いつもながら1日がかりです。



わが家の雨漏り原因箇所の点検に友人の業者が来てくれました。


ニュース執筆/9条の会/長寿会役員

2007年09月15日 | 日々の活動
小池晃参院議員のブログ、全国保険医団体連合会のホームページ、きのうの「しんぶん赤旗」、『前衛』10月号「後期高齢者医療制度特集」を見て触発され、「後期高齢者医療制度は凍結を!」の短文のニュースを書きました。私のホームページにも掲載します。



日本国憲法を守るいわき市共同センターでは、毎月第3土曜日を「いっせい街宣」の日と位置づけており、小名浜地域でも「浜通り医療生協9条の会」の旗をかかげ、私も弁士の一人としてスーパー前でお話ししました。



その後、長寿会の役員宅をたずね、市内各地の長寿会での後期高齢者医療制度を知る機会をもつことの相談をしました。
この制度を知り、来年4月実施の凍結の世論を広めるカギは、この制度の直接的ターゲットになる高齢者のみなさんがにぎっていると思います。

出前講座/共立病院訪問/「後期高齢者医療制度」凍結を

2007年09月14日 | 日々の活動



「高齢者の保健福祉」をテーマに、第2回目の市役所出前講座がありました。
市の長寿介護課職員に、「お年寄りの福祉サービス」事業を中心に話をしていただきました。

参加者からは、介護保険施設を含め、お年寄りが希望する施設をふやす要望や、サービス利用の実情の質疑がありました。
さまざまな事業があることを知ることができてよかった、との感想もありました。

その後、「医師を増やして!」パンフをもち、市立総合磐城共立病院を医療生協専務・生協病院事務長とともに訪問、院長・病院事業管理者と懇談しました。

公的医療費も医師もふやす政策に転換させることが切実な課題であることは、共有できたと思います。



きょうの「しんぶん赤旗」によれば、来年度から開始されようとしている「後期高齢者医療制度」の東京都の「広域連合」の試算では、いろんな想定がありますが、平均保険料の最高が年額15万5000円、最低でも9万6000円。厚労省が当初示していた「平均的なケース」では年額7万4000円程度でした。

来年4月実施は凍結し、全面的見直しが必要です。

「姥捨て山」/病院訪問

2007年09月13日 | 日々の活動



小名浜地域のとある旅館の一室での医療生協班会にでかけました。

健康チェックをし、後期高齢者医療制度の勉強会もしました。
8人の参加者全員が後期高齢者で、最高齢は85歳。

改善要請署名はすでにみなさんがされていましたが、「話は初めて聞いた。姥捨て山をつくらないといけないようなしくみじゃないか」との感想が出されました。

「私らはこうして聞く機会があるが、ほとんどの年寄りは、このままだと知らないまま来年4月をむかえることになる。なんとかしよう」との意見も。

これを前後して、午前・午後と、小名浜・勿来・平の海岸地域の4病院を「医師を増やして!」パンフを持ち、国井事務長と訪問して懇談しました。

「強いリベラル」への疑問/安倍首相辞任

2007年09月12日 | 日々の活動


加藤紘一さん(自民党代議士)の『強いリベラル』(文藝春秋)を読みました。

「(働く人が)憲法で定める『健康で文化的な生活』がいとなめるように、休日の取得や長時間労働の規制が現行法制で定められているのです」といったことや、「一九九六年の衆議院選挙から始まった小選挙区制度…の導入が良くなかった」といったことなど、共感できることも多々あります。

ただ、小泉内閣までの「自民党は、どちらかというと無自覚に、アメリカの要求する「市場化」の政策をとりいれてきました。私もそのひとりです」といったことや、「労働の格差がなぜ生じたかと言えば…どんな職業でも派遣労働を認めるようにしたため」というのはそのとおりですが、「そのことの社会に及ぼす影響がこれほどまでに破壊的なものであるということに私は無自覚でした」といったことを、「強いリベラル」が自覚的に乗りこえられるのか、疑問は残ります。

「教育」について語る章で加藤氏は、「蒸留水のような環境のなかで教育をされている」エリート層を問題にし、こうした人間を生み出す社会は「柔軟性や革新性にとぼしくなってしまう」と言っています。

そして、「収入がある家庭」で「誰もが入れるわけではない」私立の学校を「小学校から入学し、大学までエスカレーターであがってきた人」と指摘されている安倍首相は、辞任を表明しました。

辞めるときにもあいかわらず国民の声など聞こえないかのようです。


病院訪問/ハト/「月間」相談

2007年09月11日 | 日々の活動
きのうに続き、「医師を増やして!」パンフを持ち、国井事務長と市内病院を訪問しました。

きょうは小名浜地域の3病院。
どこの病院も地域医療を守るために努力しているのに、その努力が報われない制度の改変、来年度の「改革」への対応、病院と開業医の連携の問題、医師の不足につねに悩まされていることなど、ほんとうに大変です。

それぞれ小一時間の懇談でお昼を過ぎてしまい、また後日、回りたいと思います。



病院へもどると、二羽のハトがむかえてくれました。

午後は江名(えな)地域の医療生協理事宅をたずね、2人の組合員さんをふくめて、来年度の医療制度改変を前にした「月間」のとりくみの相談をしました。

夕刻からは社保委員会。
私からは、大阪での民医連社保委員長会議の様子、きのうときょうの病院訪問のこと、地域での学習会の様子をお話ししました。



くつろいでいるペロの後ろ足なのですが、ながめていてけっこう楽しめるかもしれません。