あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

台風来襲/「日本の医療費」

2007年09月07日 | 日々の活動



台風来襲により、午前中に予定していた班会や行事はすべて中止しました。



病院玄関前は飛ばされた木々の葉が舞い、中庭の花壇も散々な姿です。

国が徹底した削減方針でのぞもうとしている「日本の医療費」について、インターネットを探ってみました。
「外科系学会社会保険委員会連合」にヒット。たいへんにわかりやすいです。

30兆円余りの日本の医療費は、対GDP(国内総生産)比でアメリカの2分の1に過ぎず、先進国の中で「日本の医療費支出は実は一番少ない」。

30兆円余りの医療費を「誰がどのように負担しているのか」を見ると、患者本人が15%、本人保険料が30%、事業主が22%、国庫負担が25%、地方自治体が8%で、「大変だ、大変だと言っている政府が支出しているのは8兆円足らず」「わが国では社会福祉が大変に軽視されているのがわかります」。

しかも、1980年と2002年を比べると、国庫負担割合は5%減、事業主負担も2%減、その一方で国民負担は5%ふえ、地方自治体も3%ふえています。
「医療制度改革で高齢者負担が大幅に引き上げられましたので、本人負担分は15%を大きく超えることになるでしょう」。

「このような実態を知ったうえで、わが国の医療と医療費を今後どうするのが良いのか考えて戴きたいと思います」と結んでいます。