あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

ブラシノキ/ヘルパーと政治/介護労働の特質と専門性

2008年06月18日 | 日々の活動



10日に咲き始めたことに気づいたブラシノキはすっかり真っ赤っか。7分咲きぐらいでしょうか。

4月16日に90歳の女性から聞いた話が頭から離れずに、ずっと引きずっています。
「介護保険制度と毎日来てもらうヘルパーさんには感謝しています。でもヘルパーさんと心が通わない。ヘルパーさんは私のためにではなく会社のために働いている姿がありありなんです。それはヘルパーさんの問題でも会社の問題でもなく、そうしなくちゃいけないしくみにした政治の問題じゃないか」といった話です。

もし、利用者のこうした気持ちにより添えない介護労働者が大半になってしまったらたいへんなことです。

介護労働者が現場を次つぎと離れてしまう現状が報じられますが、このことと無関係とは思えません。介護労働の特質や専門性が現行介護保険制度のもとでどうゆがめられてしまうのか、なくてはならない介護労働のこれからをどう切り開くのか、徹底して考える必要を感じています。