3月の展覧会・ギャラリーetc

月初め恒例のエントリです。今月中に見たい展示をリストアップしてみました。

展覧会

・「松伯美術館コレクション 上村松園 素描、下絵と本画」 川村記念美術館(~3/27)
 #ギャラリートーク:上村淳之(松柏美術館館長、日本画家) 3/6 14:00~ 要入館料
 #講演会:「松園芸術の原点」 鬼頭美奈子(松柏美術館学芸員) 3/19 14:00~ 要入館料。先着60名
・「発信//板橋//2011 けしきをいきる」 板橋区立美術館(~3/27)
 #イベント:「音楽室」 出演:青木隼人・スッパマイクロパンチョップ、企画:はい島伸彦 3/13 14:00~ 要入場料。予約不要。
・「六本木アートナイト2011」 六本木ヒルズ/森美術館/東京ミッドタウン/サントリー美術館/国立新美術館他(3/26~27)
・「VOCA展2011」 上野の森美術館(3/14~3/30)
 #シンポジウム:「隠された物語」 高階秀爾、酒井忠康、建畠晢、本江邦夫、光田由里、南嶌宏 3/14 17:15~ 要事前申込
・「曽根裕展 Perfect Moment」 東京オペラシティアートギャラリー(~3/27)
・「第30回 損保ジャパン美術財団選抜奨励展」 損保ジャパン東郷青児美術館(~4/3)
 #ガイドスタッフによる対話型ギャラリートーク 3/24~27 14:00~ 自由参加
・「古鏡とひなかざり」 根津美術館(~4/6)
・「ボストン美術館 浮世絵名品展」 山種美術館(~4/17)
・「MOTアニュアル2011/田窪恭治展」 東京都現代美術館(~5/8)
 #対談:田窪恭治×宮本亜門(演出家) 3/19 14:00~ 要観覧券
 #ワークショップ:冨井大裕×近藤恵介 3/12 14:00~ 定員30名、無料、事前申込制。
・「生誕100年 岡本太郎展」 東京国立近代美術館(3/8~5/8)
・「千住の琳派 - 村越其栄・向栄父子の画業」 足立区立郷土博物館(3/19~5/8)
・「江戸の人物画 姿の美、力、奇」 府中市美術館(3/19~5/8)
 #展示替えあり。前期:3/19~4/17 後期:4/19~5/8
・「シュルレアリスム展 - パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による」 国立新美術館(~5/9)
 #講演会:「シュルレアリスムと美術」 巖谷國士(明治学院大学教授) 3/12 14:00~ 先着260名、要観覧券。
・「フェルメール地理学者とオランダ・フランドル絵画展」 Bunkamura ザ・ミュージアム(3/3~5/22)
・「美を結ぶ。美をひらく。1 夢に挑む コレクションの軌跡」 サントリー美術館(3/19~5/22)
 #感謝企画:入場券を受付で購入の場合、同シリーズ展2~4のいずれか1展に使用可能な招待券をプレゼント。
・「五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信」 江戸東京博物館(3/15~5/29)
・「ベルナール・ビュフェのまなざし フランスと日本」 ニューオータニ美術館(3/19~5/29)
・「フレンチ・ウィンドウ展 デュシャン賞にみるフランス現代美術の最前線」 森美術館(3/18~6/3)
・「アーティストファイル2011 現代の作家たち」 国立新美術館(3/16~6/6)
・「レンブラント 光の探求/闇の誘惑」 国立西洋美術館(3/12~6/12)

ギャラリー

・「冨井大裕個展」 ラディウム-レントゲンヴェルケ(3/4~3/26)
・「αM2011成層圏 プレイベント 下道基行リフォート・アーカイブ」 gallery αM(3/5~3/19)
・「第5回展覧会企画公募」 トーキョーワンダーサイト本郷(~3/27)
・「act:青秀祐、市川裕司、日比野拓史」 アキバタマビ21(~3/27)
・「第5回shiseido art egg 川辺ナホ」 資生堂ギャラリー(3/4~3/27)
・「川島小鳥展」 GALLERY MoMo両国(3/5~4/2)
・「田中偉一郎展 - 平和趣味」 Yuka Sasahara Gallery(3/5~4/9)
・「鴻池朋子展 - 隱れマウンテン逆登り MIZUMA ART GALLERY(3/9~4/9)
・「激凸展」 unseal contemporary(3/12~4/9)

まずは春の大型展対決に注目です。人気のフェルメールがやってくる文化村の「フェルメール地理学者とオランダ・フランドル絵画展」と、版画メインながらも世界各地の重要な作品で構成されるという回顧展、西美レンブラント展はそれぞれ大きな話題を集めるのではないでしょうか。



また直接展覧会の内容とは関係ないかもしれませんが、レンブラント展のツイッターのつぶやきが色々な意味で感心させられます。是非フォローしてみてください。



もう一つ、春の大型展で最もメディアの露出、また広告でも目につくのは東近美の岡本太郎展です。こちらは混雑も予想されるので早々に出かけたいと思います。

ともかく今年は抱一のメモリアルということで琳派イヤーではありますが、足立区の郷土博物館で興味深い展覧会が開催されます。



それがこの「千住の琳派 - 村越其栄・向栄父子の画業」(3/19~5/8)です。抱一、其一の系譜を継ぐという知られざる絵師、村越父子の作品が紹介されます。なお4月には琳派研究ではお馴染みの玉蟲氏の講演も予定されています。会場が千住ではなく亀有、もしくは綾瀬からのバス便必須という場所ではありますが、こちらも是非伺いたいと思います。



なお江戸関連の展示では真打ち府中の「江戸の人物画 姿の美、力、奇」(3/19~5/8)も当然ながら見逃せません。既に同館WEBサイトでは出品リストも公開されています。府中の江戸絵画展に外れはありません。前後期の両方に駆けつけたいです。



アニュアル、またVOCA2011と現代アートでも新たな展覧会が始まります。なおアニュアルに出品されている冨井大裕については、馬喰町のレントゲンでも個展があるようです。こちらもたのしみです。



拙ブログでも大推奨中の「五百羅漢 幕末の絵師 狩野一信」がいよいよ3月15日より江戸東京博物館で始まります。これについてはこれまでにもいくつか記事に致しました。そちらも是非ご覧ください。

「狩野一信 五百羅漢」展 記者発表会 (前編)
「狩野一信 五百羅漢」展 記者発表会 (後編)
「狩野一信 五百羅漢展」トークショー(シンポジウム)を開催!



六本木アートナイトも今月下旬に控えています。ともかく多様なイベントが僅か2日間の間に集中する短期決戦のお祭りです。出来れば拙ブログでも各企画を一度まとめたいと思います。

それでは今月も宜しくお願いします。harold_1234をフォローしましょう
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 六本木ピラミ... 「高嶺格 と... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。