『Oita Cultural Expo! '24』 大分県内各地

『福岡・大分デスティネーションキャンペーン』の開催にあわせ、大分県内4地域にて『Oita Cultural Expo! '24』が行われています。



そのうち大分市と別府市にて展開するカルチャーイベントの見どころについて、FIGARO.jpに寄稿しました。

大分の魅力をアートで再発見!「Oita Cultural Expo! '24」の見どころ6選。:madameFIGARO_jp

まずカルチャーイベントとはアーティストらが県内の各地域に滞在し、作品を構想して制作するもので、大分市では木崎公隆と山脇弘道によるアートユニットYotta(ヨタ)、また別府市では栗林隆が作品を公開していました。



Yottaは大分の駅前にて巨大なこけしのバルーン『花子』を展示していて、中心市街地のアーケード街の中ではレトロな車を用いた『金時』と『穀』(たなつ)を並べていました。



『金時』とは実際に焼き芋を販売できる車で、もともとは2010年に行われた「六本木アートナイト」へ出品するために作られました。また『穀』とは大砲のような機械でポン菓子を生み出せる車のことで、突発的にデモンストレーションも行われました。



一方の別府市でカルチャーイベントを手がける栗林隆は、北浜公園にて「Tanker Project」を展開していて、薬草を用いたスチームサウナの『元気炉トリップ』を体験することもできました。



別府八湯のひとつである鉄輪温泉には植物を育てる『植物元気炉』を新たに公開していて、全国各地から集めた多種多様な常緑植物が植えられる光景を見ることができました。



このほかFIGAROの記事では大分県立美術館や街中に広がる「おおいたストリートアート」、また別府市でのマイケル・リンの作品、アート宿泊体験の楽しめるGALLERIA MIDOBARUなどについても紹介しました。



本イベントを企画するYamaide Art Officeの山出淳也は、現在は別々の事業として行われているさまざまな企画を横につなげ、今後は持続可能な芸術祭として、九州全体を視野に入れながら活動を展開していくそうです。



期間中に住民がガイドし、アーティストのアトリエ訪問などを行う散策ツアーや、地域の食文化を体験するバスによる旅、カルチャーツアーに参加するのも楽しいかもしれません。


『Oita Cultural Expo! '24』は6月30日まで開かれています。

「Oita Cultural Expo! '24」
会期:2024年4月1日(月)~6月30日(日)
 *イベントにより異なる
会場:大分県大分市、別府市、佐伯市、臼杵市、竹田市、国東半島(豊後高田市、国東市)
公式サイト:www.oita-cultural-expo.com
Instagram:www.instagram.com/oitacexpo24
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