「ポーラ ミュージアム アネックス展2012」 ポーラ ミュージアム アネックス

ポーラ ミュージアム アネックス
「ポーラ ミュージアム アネックス展2012」
3/31-4/22



ポーラミュージアムアネックスで開催中の「ポーラ ミュージアム アネックス展2012 華やぐ色彩」へ行ってきました。

銀座ポーラの春の恒例企画と言えるかもしれません。Bunkamuraザ・ミュージアムでプロデューサーをつとめる木島俊介氏をキュレーターに迎え、女性に絞り、計4名の比較的若い世代の作家が紹介されています。

出品作家は以下の通りです。

徳永 陶子(Toko TOKUNAGA)
梅原 麻紀(Maki UMEHARA)
橋爪 彩(Sai HASHIZUME)
野口 香子(Koko NOGUCHI)

ポーラアネックスのワンフロアを用い、絵画に立体と、バラエティーに富んだ展示が行われていますが、まず目に飛び込んでくるのは、まさにタイトルの「華やぐ色彩」を体現したような徳永陶子の平面の作品でした。


徳永陶子

テーマは「記憶」です。青や緑が織り出す美しい色のグラデーションからは、抽象面ながらも、どこか心象風景を映し出しているような印象を与えられはしないでしょうか。


橋爪彩

また所沢ビエンナーレへの出品歴もある橋爪は、精緻な描写にて、人物を西洋の静物画を重ね合わせたシュールな光景を描いています。


野口香子

立体は2作家、野口は椅子の周りに果物を象ったインスタレーションを展開していました。

また布とシルクスクリーンをあわせたのが梅原麻紀です。


梅原麻紀

布はインドのものだそうです。そこへ現地の土地の記憶を表した景色をシルクスクリーンで印刷しました。

布地自体の質感も巧みに引き出されているのではないでしょうか。今回の展示で最も惹かれました。

入場は無料です。銀座のお買い物の途中にでも立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

4月22日まで開催されています。

「ポーラ ミュージアム アネックス展2012 華やぐ色彩」 ポーラミュージアムアネックス
会期:3月31日(土)~4月22日(日)
休館:会期中無休
時間:11:00~20:00
住所:中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル3階
交通:東京メトロ有楽町線銀座1丁目駅7番出口よりすぐ。JR有楽町駅京橋口より徒歩5分。
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