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CCCがヴァージン・メガストアーズを買収。

クラシックとは直接関係ありませんが、こんな記事を見つけました。

CCC、ヴァージン・メガストアーズを丸井から買収(NIKKEI NET)
AV(音楽・映像)ソフトレンタル最大手のカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)がソフト販売のヴァージン・メガストアーズ・ジャパン(東京・豊島、根本高志社長)を買収する。31日付で丸井から全株式などを約12億円で取得する。CCCは全22店舗を引き継ぎ、ソフト販売事業でのシェア拡大を狙う。

CDチェーンのヴァージンCCC(TSUTAYAの親会社)に買収されました。記事にもある通り、CCCはこの買収を弾みとして、今後はソフト販売面の強化に取り組んでいくとのことです。また既存の店舗は引き続き運営されるともあります。

ところで、ヴァージンと言うと、数年前に呆気なく閉店してしまった新宿店(新宿四丁目。現在は丸井のインザルームです。)を思い出します。クラシックのCDが大変に豊富で、他では取り扱っていないようなライブ盤なども揃っていました。また、店内にはゆったりとしたソファもあって、新宿の雑踏に疲れた時には良く休憩したのを覚えています。さらに併設のカフェ(しばらくしてからネットカフェになりました。)で、夜遅くまで甲州街道を流れる車のライトを見ながらボーッとしていた懐かしい記憶もよみがえります。(何年前のことやら…。)

CDの値段が全般的に高かったのと、ポイントカードのお得度がイマイチだったせいもあったのか、この店は次第に新宿南口のタワーレコードに押され気味となって、結局あえなく潰れてしまいました。今ヴァージンは他の店でも殆どクラシックを扱っていません。当時の新宿店に見られたような、クラシックへの力の入れようは一体何だったのでしょう…。

CCCは以前タワーの買収にも動いたことがあったと思います。(記憶が定かではないので、もしかしたら勘違いかもしれません。)ということでこれからCCCが、相当なスピードで縮小しつつある音楽CD業界をどう引っぱっていくのかに注目したいところです。(もちろん、クラシックCDの取り扱いへの過剰な期待は禁物ですが。)ちなみに、「ヴァージン」ブランドの使用については今後英国ヴァージンと協議していくそうです。場合によっては「ヴァージン」の名前が消えることがあるやもしれません…。
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