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毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『白い嘘』

2010-09-02 22:39:23 | 視聴済みドラマBOX
出演:シン・ウンギョン(ソ・ウニョン役)、キム・ユソク(カン・ジョンウ役)
   キム・テヒョン(カン・ヒョンウ役)、イム・ジウン(ホン・ナギョン役)
   キム・ヘスク(シン・ジョンオク役)、

2008年~2009年 MBC 全159話

30歳を過ぎても母の後姿だけを追いかけていた知能障害の男が、
雷に打たれたように愛したウニョン。そんな彼の無条件の愛に、初恋の人に
捨てられ傷ついていたウニョンの心は徐々に癒され、ウニョンは彼の純粋さを
愛し続けることを誓う。
そんな彼らの愛を苦しめるのが、人間なら誰しも尊いものと信じてやまない
母性愛だったという現実に、愛を追い求める誰もが考えさせられるヒューマンドラマ。


いろいろと見ていたドラマが一時に終了したので、感想を書くことが
滞ってしまっていました。
ぼつぼつ順番に!さぁ、この作品。
これもまた長い作品でしたねぇ。

やっぱりまずこの作品で一番気になっていたのが、ヒョンウ役のキム・テヒョンさん。
この作品で初めて見たのですが、彼の演技はすごかったです。
長い作品だったので、見ている途中で彼が出演している違う作品『天使の誘惑』も
並行して見ていたのですが、同じ人とは思えない演技力でした。


 途中ウニョンとジョンウとヒョンウ母とが同じことを繰り返しているような
ややダラダラ感を感じていたのですが、最後はどうなるんだろう?という興味一心で
最後まで見続けました。

この作品は登場人物みんなが、同情するつもりはないけれど、それぞれが
悲しみを抱えていて、それが良くない方向へ転がって行っていた感じがしました。
ジョンウもウニョンと一番最初付き合っていた頃は、とても良い人そうだったし
二人はとても幸せそうだったのに、それぞれの欲や憎しみが結局それぞれを
苦しめてしまったのかなぁと思いました。

ナギョンには終始イライラしましたね。
『勉強の神』も並行して見ていたので、そっちに彼女が出ていると、
ナギョンのイメージが強すぎて、この女は・・・・っていう目で見てしまいました。

この作品は本当に誰にも感情移入できなかったのですが、ウニョンも
いつも顔にシワを作って(険しい表情)いて、見ていてややイラっとしました。
最後のヒョンウ母の最期には納得いきませんでしたが、途中結構楽しめたので
まぁまぁ楽しめました。

『千万回愛してます』

2010-08-12 13:01:54 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・スギョン(コ・ウンニム役)、チョン・ギョウン(ペク・ガンホ役)
   リュ・ジン(ペク・セフン役)、コ・ウンミ(イ・ソニョン役)
   パク・スジン(オ・ナンジョン役)、キム・ヒチョル(イ・チョル役)
2009年~2010年 SBS 全55話 公式HP→ここ

会社の不渡りによる心労から父親が倒れてしまったウンニムは、肝臓移植をしないと
助からないと宣告された父親の手術費用や家族の生活費を工面するため、代理母という
苦渋の選択をする。しかし代理とはいえ産んだ子供と引き離され、ウンニムは心に
傷を負う。そんな中でウンニムはガンホと出会うが、ウンニムが代理で産んだ子供は
ガンホの兄セフンの子供だった…。



これも終わってみれば55話もある結構長い作品だったのですね。
少々突拍子も無い話であり、ツッコミどころも多々あったのですが、
代理母から始まりこの話の着地点はどこへ向うのかと思っていたら
何故ウンニムが病気に?
いくらなんでも主人公重病オチはあの作品にはいらなかったと思うのですが・・・

しかもこの作品には憎たらしい人間が結構出てきていました。
ガンホの母に始まり、祖母も時々憎たらしかったし、ガンホの兄嫁ソニョン、
ウンニムの母と姉、ガンホの兄セフンの愛人とその母で代理出産を斡旋した
おばさん・・・・・
ほとんどの女が憎たらしい人物でした。
余談ではありますが、セフンの愛人とその母の顔がなんとも不自然で
しかも親子役の二人が共々不自然極まりなくて、出てくるたびに
やや失笑してしまいました。

 ウンニムの父が良い人だったのにウンニムの母(義理)が最初は嫌な人だったので、
「何故こんな人と再婚したんだろう?」って思っていたのですが、
ウンニムが代理出産をして父の手術代を作った事実を知った後からは
ウンニムに対してとても優しくしてくれたので、そこは良かった点でした。
ウンニムの姉ナンジョンを演じていたスジンちゃん、彼女はシュガーの時から
ナチュラルな感じで可愛いなぁと思っていたのですが、今回のナンンジョン役が
とってもはまっていて、憎たらしさ満開でしたね。
ヒチョルとのバカップル具合も良かったと思います。



 それにしてもあの代理出産を斡旋していたおばさんのあのいい加減な感じが、
よくあんな人間に依頼したものだなぁと、すごくお粗末な印象を受けました。
個人であんな仕事をして、挙句の果てにそれをネタにゆするなんて、
完全に犯罪者じゃないですか。
産む方も産んでもらう方も切羽詰っていたとはいえあんな胡散臭いおばはんに
つかまるなんて、自業自得と言ってしまえばおしまいですが、
全体的にみんなが後ろめたい所から始まっていた話だと思えばそんなものですかね。
 

 題名の『千万回愛してます』という意味とドラマの内容がいまいちピンとこない、
誰に感情移入できるでもなく、終わった作品でした。




『アイリス』

2010-08-09 22:22:24 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・ビョンホン(キム・ヒョンジュン役)、チョン・ジュノ(チン・サウ役)
   キム・テヒ(チェ・スンヒ役)、キム・スンウ(パク・チョリョン役)
   キム・ソヨン(キム・ソンファ役)、T.O.P(ビック役)
2009年 KBS 全20話

 特殊部隊の隊員・キム・ヒョンジュンは、軍部の命令で大学院へ通う最中、
偶然出会った女性・チェ・スンヒに一目惚れする。一方、ヒョンジュンの親友
チン・サウも地元の先輩からの紹介でスンヒと知り合い、彼女に一目惚れしてしまう。
ある日、ヒョンジュンとサウは謎の男達に突如連行され、過酷なテストを受けることに
なるが、共に無事合格し、国家安全局(NSS)の要員として働く事になるのだが…。






映画さながらのブロックバスター作品として放送前から韓国でとても話題になっていた
作品でした。
制作費が200億ウォン、日本やハンガリーでもロケを敢行していました。
そんな噂を聞いて日本で見られる日をとても楽しみに待っていたのでした。
するとTBSが地上波でも大々的に放送をするとの事で、思っていた以上に
日本でも宣伝がなされました。
地上波では吹き替えなので、映像はもちろん地上波で見た方がキレイなのですが、
私はCSで見ることに・・・・・


 最後まで見たものの、あんなに楽しみにしていたのに最後までなんとなく
乗りきれなかったのは、スピード感のある作品なのに週一でしか放送して
くれなかったことだと思います。
せっかくの作品も面白さが半減してしまったと思いました。
内容のドンパチが苦手だという方もいらっしゃると思いますが、
私はドンパチも嫌いじゃないし、ああいう話の内容も嫌いじゃないし、
ドラマの要素として、全く嫌いじゃないものばかりだったのに、
盛り上がりに欠けたのは、やっぱり週一でしかも大幅のカット。
DVDを買わすためだとは言え、なんかそれが見え見えで嫌な感じがしました。
そりゃ200億ウォンもかけた制作費を回収するためにはDVDを売らないと
いけない事情はわかりますが・・・・


 まぁそれは置いておいて、やっぱりイ・ビョンホン。
私は彼の事を個人的に好きというわけではありませんが、やっぱり
ビョンホンは存在感があるなぁと実感しました。
何と言っても彼の‘目’の演技。
それも悲しみや苦悩といった喜怒哀楽のうちの怒りや悲しみの表現力。
彼はそれが上手い俳優さんですよね。
ラストのこぼれる涙もとても素晴らしかったです。


 女性陣ではキム・テヒがこの作品で少しは演技力を認められたそうです。
キム・テヒといえば美人ではありますが、少々大根役者というイメージ。
『天国の階段』で目を見開いていた演技が今でも思い浮かびます。
それでもやっぱり芸達者な役者さん達に囲まれていると、彼女の演技が
どうしても目につきます。
キム・ソヨンさんの役柄ということもありますが、苦悩に満ちた
悲しい陰のある演技の方が印象に残りました。




さぁ、そしてあのラスト。
「えっ??」でしたよ。
あんなに期待していたドラマの最後があんな風に終わってしまうなんて。
ヒョンジュンがどうのサウがどうのとかじゃなくて、全体的に
あんまりまとまりがなかったと言うか・・・
みんながしっくり来ないまま終わっていったって感じでしょうか。
そして「スンヒは一体何だったの?」みたいな。
ちょっとがっかりしてしまったのは私だけでしょうか。


『勉強の神』

2010-07-28 19:56:51 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・スロ(カン・ソクホ役)、ユ・スンホ(ファン・ベクヒョン役)
   コ・アソン(キル・プリプ役)、イ・ヒョヌ(ホン・チャンドゥ役)
   ペ・ドゥナ(ハン・スジョン役)、オ・ユナ(チャン・マリ役)
   ジヨン(ナ・ヒョンジョン役)、 
KBS 2010年 全16話 原作『ドラゴン桜』 公式HP→ここ


 日本の漫画『ドラゴン桜』を原作とした作品で三流高校でビリを走っている学生が
名門大学の入試特別クラスに入って起こすエピソードを描く。



 日本でもドラマになっていた作品のリメイク。
私は日本のドラマを見ていなかったので、話の内容も全然知らずに
この作品を見始めました。
だけど見終わってから日本の作品の出演者を見てみたら、
学生役がかなり豪華なキャストだったんですね。
スロさんが演じた役は阿部ちゃんだったし、「見ておけば良かった~」と
一瞬後悔しました。

日本のドラマの話はさておき、こちらのドラマの学生たちもなかなか
良かったんじゃないですか。



主役のプリプはグエムルの女の子。韓国では珍しい感じの‘ブスカワ’です!!
そしてまたプリプっていう名前が可愛い。意味があるのかよくわかりませんが、
音感がなんかめっちゃ可愛くて気に入りました。
そしてT-araのジヨン。顔が真ん中に寄ってる系の女の子です。
男の子は名子役の2人。


 以前から言われていますが、ユ・スンホくんは本当にふとした所が
ソ・ジソプとそっくりです。
ちょっと眉毛が太すぎるのでそこだけちょっとだけ気になりました。
そしてイ・ヒョヌくん。彼も可愛いですね。
この二人は『太王四神記』にタムドクとチョロの子役で出演していました。

 個人的にはペ・ドゥナちゃんやオ・ユナさんも好きな女優さんなので
見ていて楽しかったです。
個性的な先生方も面白かったのですが、国語の先生をしていたのが、
平行して見ていたドラマ『白い嘘』の嫌な女ナギョンだったので、
‘おっ’と一瞬身構えてしまいました。

 受験勉強を頑張っていた頃を少し懐かしく思い出した作品でした。



『宝石ビビンバ』

2010-07-13 20:33:26 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・テゴン(ソ・ヨングク役)、コ・ナウン(クン・ビチュイ<翡翠>役)
   ソ・イヒョン(クン・ルビ<ルビー>役)、イ・ヒョンジン(クン・サノ<珊瑚>役)
   イ・イルミン(クン・ホバク<琥珀>役)、チェ・アジン(ソ・クッスン役)
   ハン・ジニ(クン・サンシク役)、ハン・ヘスク(ピ・ヘジャ役)
MBC 全50話 2009年~2010年 公式HP→ここ

4種類の宝石(翡翠、ルビー、珊瑚、琥珀)という名を持つ4人の姉弟の物語。


 韓国ドラマのファミリーを描いた作品ではありがちな、たくさんの人が出てきて
あっちもこっちもいろんな事が起こるホームドラマです。
だけどどの登場人物も個性があって、魅力的でとっても楽しい愛すべき作品でした。

まずイ・テゴンさん演じるヨングクとビチュイカップル。
長男と長女でとてもしっかりしている二人は、お互い惹かれあっているけれども
始めは慎重な二人でした。長男であるサノのカップルも外交官を目指しながらも
実家に同居して、彼女の父親の病気の事も考慮して早く結婚をするなど、誠実な
所がありました。
それに比べて次女のルビと次男ホバクは結構自由な感じでした。
ルビは医者とカイルであっち行ったりこっち行ったり?!でホバクは動機不純な感じで
クッスンに近寄り始めたり。
兄弟姉妹にありがちな特徴もにじみ出ていたような気がしました。




 そんな子供達だけど、このドラマがそれだけで終わらないのは、親や祖母たちも
面白いというところ。
4姉弟の親は子供達に愛想をつかされ、早々に家を追い出されます。
そしてまさかの父に外で出来た子供が!両親のそれぞれの母親(祖母)たちも
恋愛をしたり、なぜかブラウンアイドガールズの振り付けを踊ったりするし。
 そしてその他の要素で言うなら、認知症の姑の介護。
自分の親であっても大変な介護をビチュイは愛情を持って姑に接します。
いろんな現代の家族のあり方や家族の問題を提起しながらも、乗り越えていく
どこの家にも起こりえるような事を描いた作品でした。

 父親が外で作った子(テジャ)を家に連れてくるんですが、その子供が
超可愛いんですよ。
演技というより家族がいる居間をちょろちょろしてるだけなんですが、
大人が演技をしているとそこに寄って来て「あ~あ~」言っていたり、
すごく愛想が良くて機嫌よく笑っていたりとめちゃめちゃ可愛いんです。
でお父さんが演技中に「な、テジャ~」みたいな感じでアドリブなのかそれも
台詞なのか、絶妙な感じで言うんですよ。
エンタメニュースか何かで見たのですがテジャはハーフみたいですね。



 結構楽しく毎週見ていたので、終わってしまったのが淋しいですね。
ひとつ残念だったのがルビがカイルとうまくいくのかと思っていたのに
医者の方にいってしまったことですかね。
でもあの医者の母を上手くやりこめているようだったのでルビらしいといえば
ルビらしかったのですが!!


『明日に向ってハイキック』

2010-07-08 00:24:38 | 視聴済みドラマBOX
出演:イ・スンジェ(イ・スンジェ役)、キム・ジャオク(キム・ジャオク役)
   チョン・ボソク(チャン・ボソク役)、オ・ヒョンキン(イ・ヒョンキン役)
   チェ・ダニエル(イ・ジフン役)、ファン・ジョンウム(ファン・ジョンウム役)
   シン・セギョン(シン・セギョン役)、ユン・シユン(チョン・ジュニョク役)
   イ・キグァン(カン・セホ役)、チン・ジヒ(チョン・ヘリ役)
   ソ・シネ(シン・シネ役)、ユ・インナ(ユ・インナ役)
MBC 全126話 2009年 公式HP→ここ


 
 小さな食品会社を営む家長のイ・スンジェは、長男、長女と娘婿、孫2人の大家族。
6年前に妻と死別したスンジェは、高校教師の長女ヒョンギョンが務める学校の女教頭と
恋に落ちる。スンジェの再婚話にヒョンギョンは猛反対。しかし反対を押し切り再婚。
教頭のジャオクはイ・スンジェ家の一員となり、ヒョンギョンとジャオクのバトルが
学校だけでなく家でも始まる。一方、長男ジフンは本やTVばかり見ている少々自閉気味。
ある日、田舎から出てきたばかりの姉妹と出会う。借金に追われた父と別れ、上京してきた
訳あり姉妹だ。初めての都会に目を白黒させる姉妹を見て、ジフンは2人を自分の家に
家政婦として迎えることになるのだが・・・。




 とっても面白かったシットコム『思いっきりハイキック』のパート2ですが、
スンジェさんを除いてガラリとメンバーが変わりました。
『思いっきりハイキック』がとっても好きだったので、この作品を見るにあたって
とっても楽しみに見始めました。
ところが最初見始めた頃は、楽しいみだという波に乗れなかったんですよ。
子役のヘリがあまりにもひどい性格だし、ヘリの母もちょっと身勝手な感じもするし、
あんまりあの家のこと良く思えなくて、前のハイキックの方が面白かったなって
思っていました。
 でも途中で止めずに見続けていくと、彼らのキャラにも段々慣れてきたり、
愛着も覚えて、だんだん面白くなってきました。

 あとコメディの中でも恋愛もあって、まずはスンジェさんとジャオクさん、
ジョンウムとジフンそしてセギョンの恋心とジュニョクの片思い。
インナカップルもいました。


 やっぱり一番強烈な印象を残したのはチョン・ヘリ役のチン・ジヒちゃん。
最初はこの性格どうなる事かと思ったり、下品なことも多いなぁと思って
あまり良い印象がなかったのですが、慣れって恐ろしいもので、見ていくうちに
ヘリが愛おしくなってきたりして、最終回の少し前の回でのヘリとシネの
やりとりなんて本当に可愛くて悲しくて、シネちゃんはもちろんの事、
ジヒちゃんと共に名子役でした。




 あとこの作品で名前を売ったのが、ファン・ジョンウム、チェ・ダニエル、シン・セギョン
ではないでしょうか。
ファン・ジョンウムはシュガーのメンバーであゆみと同じグループだったんですよね。
チェ・ダニエルに関しては、このハイキックを見ている最中に平行して見ていたドラマ
『彼らが生きる世界』のヤン・スギョン役がとても印象的だったのですが、
そのヤン・スギョンとイ・ジフンが同じ人とは思えないほどで、ジフンの方は
とてもかっこ良かったです。




そしてシン・セギョン演じるセギョンは若いのに陰があって声のトーンも
落ち着いているし、あまり笑ったりしないし、コメディの中では少々異質な
キャラクターでした。



 その異質なキャラクターがですよ、最後の最後にエライ結末へ導いていく訳ですよ!!
実は韓国で放送された翌日の記事でこのドラマのラストが書かれていた
ネットの記事をつい読んでしまって、驚愕のラストについてはうっすらと
判っていたんですよ。
でも自分の目で確かめるまでどのようにラストを迎えるのか、期待半分、不安半分で
最終回を迎えたのですが、やっぱり驚愕でした。
あんまりにも今までの馬鹿馬鹿しいシットコムの最後とは思えないような終わり方。
だけど個人的にはあんな終わり方もありかなぁと思ったりもします。
最後の二人の会話の下に時間が出てきたのがすごく切なかったですね。



 とにかくなんとも切なくて最終回以前の125話が全部吹っ飛んでしまうような
ラストでした。


追記:そういえばこの作品カメオ出演される方が結構いらっしゃって、
前作の「思いっきりハイキック」に出演していたキム・ヘソンくんや、
チョン・ジュナさん、チョン・イルくんにキム・ボムくん。シンジも出てたなぁ。
ビックリしたのがジフンの元カノ役で男装をしながら出演していたイ・ナヨンちゃん。
そして何より一番ビックリしたのが、あのヘリの将来の姿で出演していたのが
パク・シネちゃん。ジュニョクの友達のセホと将来結婚してたヘリでした。



『美男ですね』

2010-06-21 23:28:28 | 視聴済みドラマBOX

出演:パク・シネ(コ・ミナム/コ・ミニョ役)、チャン・グンソク(ファン・テギョン役)
   イ・ホンギ(ジェルミ役)、チョン・ヨンファ(カン・シヌ役)
   ユイ(ユ・ヘイ役)
SBS 2009年 全16話 公式HP→ここ


 シスターになるため修道院で修行するコ・ミニョ。
ある日大人気イケメンバンド「A.N.JELL」のマネージャーから、ミニョの双子の兄
ミナムの代役になってほしいと頼まれる。このバンドに加入予定だった兄の都合が
つかなくなってしまったのだ。
一度は兄のフリをして成功したものの。今度は1ヶ月代役をお願いされてしまう。
困惑するミニョだが、兄ミナムが母を捜すためにグループに入る事を知り、
しばらく兄になり代わる決心をする。
天使のような外見だが、クセがある「A.N.JELL」のテギョン、シヌ、ジェルミ達と
過ごすミニョは、毎日がドキドキで・・・・・。

 
 チャン・グンソクくん演じるテギョンのキャラクターが最高でした。
終始目張りバリバリだったのが少々笑えましたが、ツンデレとも言える彼の
個性的なキャラクターが何とも良かったです。
あと本物のグンソクくんは笑顔がとっても可愛らしいのですが、
テギョンはいつも口を尖らせて、イケズばっかり言う合間にとっても素敵な笑顔を
見せるのが、素のグンソクくんの笑顔のようで、とっても癒されました。




それとFTのホンギくん演じるジェルミは甘えたキャラで、CNBLUEのヨンファくん
演じるシヌは花男の花沢類のポジション。
私個人的な好みとしまして、花沢類系のタイプが苦手だったので、シヌを見ていても
ヨンファくんの事、最初は何とも思わなかったのですが、見てる最中から
この作品と同時にバラエティーの「私たち結婚しました」に出演している
ヨンファ君と少女時代のマンネとのやり取りを見ていて、「彼、イイやん!!」と
思い始めてから、途中からヨンファ君に興味を持って見ていましたね。



でもやっぱり役のシヌは苦手だったので、私はやっぱりちょっとヘンでも
テギョンが面白かったです。
正直言うとヒロインのパク・シネちゃんがあまり好きではないので、
どうかな?と思いながら見始めたのですが、シリアスばっかりじゃなくて、
ある程度コメディとファンタジーな感じで見れたので楽しく最後まで見ることができました。
それにしても韓国男子に人気のアフタースクールのユイ演じるヘイが、
なかなかの意地悪計算女を演じていて、「ほんまにあんな世界なんかもなぁ・・・」と
思わせてくれて、はまり役だったと思います。

 ツンデレ好きにはテギョンのキャラが結構楽しめる、お気楽に見られる作品ではないでしょうか。
私はとっても楽しめましたよ



『チング~愛と友情の絆~』

2010-06-09 22:45:47 | 視聴済みドラマBOX
出演:ヒョンビン(ハン・ドンス役)、キム・ミンジュン(イ・ジュンソク役)
   ソ・ドヨン(チョン・サンテク役)、イ・シウォン(キム・ジュンホ役)
   ワン・ジヘ(チェ・ジンスク役)、チョン・ユミ(ミン・ウンジ役)
監督:クァク・キョンテク 脚本:クァク・キョンテク、ハン・スンウン、キム・ウォンソク
2009年 MBC 全20話 公式HP→ここ




1976年夏の釜山。
地元の元締めを父に持つジュンソクは、口ベタながらケンカが強く情も厚い。
葬儀屋の息子のドンスもケンカっ早いが憎めない存在だ。
それから優等生のサンテクとお調子者のジュンホの4人の小学生は、
いつでも一緒に遊んでいた幼なじみ。
4人は高校時代も一緒につるみ、女子バンド「レインボー」のメンバーのジンスクや
ソンエ達とともに時間を過ごす。
しかし、ある事件をきっかけにジュンソクとドンスは退学処分になり、やがて二人は
裏社会へ足を踏み入れ対立してゆくようになるが…。


BSで吹き替えで放送されていたものを見たのですが、やっぱりダメですね、吹き替えは。
映画『チング』がとっても好きなので、今回のドラマも見てみたいと思っていたので、
吹き替えはアカンと判っていながらも、どうしても見てみたかったのでつい・・・・
でもやっぱり後悔しています。


 ノワール系の映画が結構好きな私は、この『チング』で描かれている題材が
嫌いではなくて、しかももう一つ私が好きなシチュエーションが雨を効果的に
使っている場面なんです。暴力的なやや目を覆いたくなるような残酷さと対照的に
冷たい雨が降っていて、その雨を効果的に見せているような作品がとても好きなんです。
映画『チング』でも、ドンスがやられる時のあの非情な雨。
あのシーンはとても印象的な場面です。
なので今回のドラマでも監督が同じ人だから、キャストが代わっても素敵なものに
仕上がるのかなぁと期待していました。




でもやっぱり、あの映画のイメージが強すぎたのか、ヒョンビンもキム・ミンジュンも
正直なところ似合ってなかったと思います。
二人とも俳優さんとしては良い俳優さんなんだけど、あの役とは合ってなかったように
思います。特にヒョンビン。ミンジュンさんのパンチも笑うしかなかったです。
唯一サンテク役のソ・ドヨンは良かったんじゃないかなぁと思いました。
映画ではジュンソクとサンテクの二人の関係が本当に題名の通り『チング』という
言葉がピッタリきて、何があろうとも自分達は“チング(親旧)”だからという
部分が強く光っていたのですが、ドラマの方は長くいろんなエピソードが入ったせいか
あまりみんなの心の根っこの繋がりが強く感じられませんでした。
もうちょっと良い作品かと期待していたのですが、正直もったいないなぁって感じです。




吹き替えじゃなかったら、もう少し違った印象になっていたのかな?
もう最後の方は惰性で見ていたというのが正直な感想です。



『クリスマスに雪は降るの?』

2010-05-31 23:52:29 | 視聴済みドラマBOX


出演:コ・ス(チャ・ガンジン役)、ハン・イェスル(ハン・ジワン役)
   ソン・ジョンホ(パク・テジュン役)、ソヌ・ソン(イ・ウジョン役)  
脚本:イ・ギョンヒ(『ごめん、愛してる』『ありがとうございます』)
2009~2010 SBS 全16話 公式HP→ここ



頭脳明晰なガンジンは、全国でもトップクラスの成績を収めながらも、
拳が先に出る性格のため、各地の学校を転々とする生活を送っていた。
水商売じみた店で働き、女手一つでガンジン兄弟を育てる母と、“最後の転校”
ということで訪れた母の縁故地の田舎町で、ガンジンは地元の韓医の名家の娘
ジワンと出会う。
ある日、ちょっとしたいざこざの最中に、ガンジンは父が唯一残したペンダントを
河原でなくしてしまう。その騒動の一因を作ってしまったジワンは、人知れず川で
ペンダントを探そうとするが、そこへ田舎からソウル大に進学した自慢の兄が
帰ってきて、ジワンを手伝って川に潜るうちに水難事故で帰らぬ人となってしまう…。
8年の月日が流れ、ガンジンはアメリカ留学を経て新進気鋭の建築デザイナーとして
ソウルの大企業に就職。血の気が濃いのは相変わらずで、会社の重役にも食ってかかる。
そんな中、勤め先の秘書室の友人から代理で出席を頼まれた婚約発表会に出席した
ガンジンは衝撃的な光景を目の当たりにする。
時間になっても姿を現さない新郎、そしてその事実を健気にもとつとつと説明して
謝罪をする新婦の姿―。見覚えのある顔に慌ててめくった招待状には、“
ハン・ジワン”の名があった…。


 クリスマスとは全く関係のない季節に日本で放送されてしまった作品です。
『ごめん、愛してる』や『ありがとうございます』の脚本家の作品なので
韓国での視聴率はあまり良くなかったようですが、(『アイリス』や『推奴』と
同時間帯だったそう)多少期待をして見始めました。



 最初は面白かったんですよ。
中盤までは結構楽しく見ていたのですが、なんとなく最後のほうは
どうでも良くなってきた感がしてきました。
まずコ・スくん。
彼は男前ですねぇ。『ピアノ』や『グリーンローズ』も良かったですし
彼は害がなくずっと見ていられる男前ですよ。
そして私が好きなソヌ・ソンさん。
『内助の女王』で初めて見てから、彼女の持つ雰囲気が大好きです。
そんな4人の主人公の中でどうしても私の目から見て演技が浮いて見えるのが
ハン・イェスルちゃん。
彼女、美人だしスタイルもいいし明るい感じで見ている分には良いのですが
私が思うに、彼女声がダメなんですよ。
(そういう人を私は「声が大根」と呼んでいます。日本でいうなら藤原紀香)
ぶっとんだ感じの女の子役なら良いのですが、今回のジワンのような役には
彼女の持つ雰囲気があまりいかせていなかった様に思いました。
いつもよりメイクも薄いし、そうなると普段あんなにキレイなイェスルちゃんなのに
ソヌ・ソンさんと並ぶとすごく薄~い顔になっちゃうんですよ。






 それにしてもガンジンの母、そしてジワンの父母、なかなかのツワモノぞろいでした。
自由奔放なガンジンの母ですがそんな母をとても愛しむガンジン。
あの場末の店のママさんは、すごかったです。
ジワンにしてもガンジンにしてもお互いの親のせいで、自分の行きたい道を
行けなくなってしまったりするのですが、やはり向こうのドラマは親がとても
大切なので、自分を犠牲にしてでも親なんですよね。
親の業が子供にまで回ってくるのが、ちょっと可哀想でした。






『海神』

2010-05-25 00:06:53 | 視聴済みドラマBOX


出演:チェ・スジョン(チャン・ボゴ役)、ソン・イルグク(ヨンムン役)
   スエ(チョンファ役)、チェ・シラ(ジャミ夫人)、
   キム・フンス(ヨン役)、チェ・ジョンアン(チェリョン役)
KBS 全51話 2004~2005年 公式HP→ここ



舞台は9世紀の東アジア。
朝鮮半島の南端、清海(チョンヘ)で奴隷として生を受けたチャン・ボゴは、
不自由な身の上を恨み、いつか唐へ渡って自由に生きることを夢見ていた。
ところが、村を襲った海賊が彼の運命を大きく狂わせる。
父親を殺され、さらに海賊と通じた濡れ衣で放馬場の奴隷として酷使され、
のちに唐へと売り払われたチャン・ボゴ。
次々と襲いかかる苦境を乗り越え、やがて持ち前の武術と商才を開花させた
チャン・ボゴは、真の自由を手に入れるため、宿命のライバル・ヨンムン率いる
海賊団や私腹を肥やし民を苦しめるジャミ夫人をはじめとする貴族たちとの
壮絶な闘いへ身を投じ、唐・新羅・日本を股にかける“海の覇者”にのし上がっていく。



 まぁまぁ長かったですが、一応最後まで見ることができました。
チョンファ役のスエさんが結構好きなので、見続けられたのかも知れません。
今から見たら結構いろんな人が出ていた作品なんですよね。
ヨンムン役のソン・イルグクはもちろんの事、チェ・ジョンアンさんに
キム・アジュンもだし、ソ・ドヨンも。


スエちゃんとスエちゃん演じるチョンファお嬢様の若い頃を演じたイ・ヨニちゃん。






まぁ正直なところ、韓国の歴史はよく知らないので‘チャン・ボゴ’と言われても
パッとこない訳ですが、一応一通りどんな事をした人なのかと言う事はわかりました。


 でもそれにしてもすごい人生ですよ。
よく生き延びていったなぁと。あの奴隷のころなんて普通なら死んでるでしょ。
しかもその頃は足手まといっぽいヨンも一緒に生き延びれたんだから。
時代物を見ていて一番気分が悪いのが、焼印のシーン。
ヨンムンの額にジュ~っとしてました。
ジャミ夫人の眉毛といい見ていて面白いのもありましたが、
まぁこれといって言う事もない作品でした。