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毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『華麗なる遺産』

2010-03-19 21:44:57 | 視聴済みドラマBOX

出演:ハン・ヒョジュ(コ・ウンソン役)、イ・スンギ(ソヌ・ファン役)
   ペ・スビン(パク・ジュンセ役)、ムン・チェウォン(ユ・スンミ役)
   キム・ミスク(スンミ母)、ヨン・ジュンソク(コ・ウヌ役)
脚本:ソ・ヒョンギョン(『その女』)
演出:チン・ヒョク(『風の絵師』『オンエアー』)
2009年 SBS 全28話 公式HP→ここ



 贅沢三昧の中で育ったファンと、突然さまざまな困難、悲劇に襲われながらも
決してくじけず、家族の愛を信じ、そして本当に大切なものが見えているウンソンの二人が
偶然出会ったところから運命の歯車が大きく動き出す。
二人を中心に遺産をめぐるさまざまな思い、たくらみが渦巻くが、ウンソンはそんな中でも
決して「本当に大切なもの」を見失うことはない。

 2009年上半期に韓国で一大シンドロームを巻き起こしたデイリードラマ『妻の誘惑』
の最高視聴率40.1%を破り、『華麗なる遺産』が2009年上半期のドラマ最高視聴率を記録!!
上半期の人気ドラマの視聴率、『花より男子』(KBS・最高視聴率35.5%)、『エデンの東』
(MBC・最高視聴率32.3%)、MBC『善徳女王』(MBC・最高視聴率35.4%)を破り、
最終回には全国視聴率47.1%を記録した。


うわぁ~、面白かったぞ~!!
ヒョジュちゃん、最高☆



ヒョジュちゃん、超可愛かったです。
なんなんでしょう。女から見ても本当に可愛いです

 もちろん、ストーリーも面白かったですよ。
久しぶりに必死に次、次と見ていきました。
最初はファン役のイ・スンギくんが、どうしてもデビュー当時の‘真面目な高校生’の
イメージがぬぐえなくて、あのイ・スンギが高慢な御曹司っていうのがシックリこないなぁと
思っていたのですが、ファンも根っからの悪い子じゃないっていう設定からして、
それなら彼でもアリかなっと思えてきました。
それにしてもスンミとその母、なかなかでしたねぇ~。
さすがキム・ミスクさん、悪役もはまっていました。
一応スンミと母があの中では悪役なのですが、スンミも心の底から悪い子なんじゃなくて、
あの母の娘であったという事と、間違ったファンへの愛情がそうさせてしまったという
完全に悪くなりきれていなかった所に見ているものにも多少の同情が生まれると思います。
よくよく考えたらあの親父が死んだことになったから、あんな風になった訳で・・・・

あとジュンセさんはいい人なんだけど、どうしてもドラマの中では絶対に
主人公とは結ばれない典型的な人柄でしたね。
でも一人の人間として見たら、女版のウンソンで本当にとってもいい人なんですけどね。

 そしてウンソン役のハン・ヒョジュちゃん。
彼女の何が可愛いって手のしぐさがすっごく可愛いんですよ。

(ラストのこのシーンも自分で目を隠しながら歩く時もすごく可愛い)
前から思っていたのですが、彼女の手のしぐさと顔の表情がすっごく可愛いんです。
見ている中、原田知世っぽく見えたり上戸彩っぽく見えたりしていたのですが、
角度によってはあんまり可愛くない時もあるんだけど、それもまた可愛い。
すいません、べた褒めですね。

 お金によって人間は良いようにも悪いようにも変わってしまう事があって、
その事をウンソンは身をもって知り、だからこそお金の大切さそしてそれ以上に
人との係わりの大切さを示してくれました。
おばあちゃんとウンソンの出会いは、おばあちゃんの家族もそうだし、
ウンソンの家族、そしてジュンセの家族もみんながたくさんの経験をして
遺産と言うお金ではない、大きなものを得る事になったと思います。
一番の成長はファンですけどね!


 
 とっても素敵な作品でした。大満足です

『彼らが住む世界』

2010-03-16 22:28:03 | 視聴済みドラマBOX

出演:ソン・ヘギョ(チュ・ジュニョン役)、ヒョンビン(チョン・ジオ役)
   オム・ギジュン(ソン・ギュホ役)、チェ・ダニエル(ヤン・スギョン役)
   ソ・ヒョリム(チャン・ヘジン役)、ペ・ジュンオク(ユニョン役)
   キム・ガプス(キム・ミンチョル役)、キム・チャンワン(パク・ヒョンソプ役)
監督:ピョ・ミンス『フルハウス』 脚本:ノ・ヒギョン『愛の群像』
2008年 KBS 全16話 公式HP→ここ

正義感が強く人間味あふれるドラマプロデューサーのチョン・ジオは、
以前恋人だった新人プロデューサーのチュ・ジュニョンと同じドラマの
製作現場で働く。
お互い性格の違うジオとジュニョンは撮影方法などをめぐり時として
ぶつかるものの、恋人時代の思い出を語らえるような、お互いの心を
理解しあった友人でもある。

 数々のヒット作を輩出してきたピョ・ミンスプロデューサーと作家ノ・ヒギョンが
手を組み、放送局内部の人々の葛藤や現場の姿や生き方などをリアルに描いた
注目の大作ドラマ。


 放送局を描いている作品で、最近では『オンエアー』なんかも似たような題材では
ありましたが、こちらは完全に裏方の方の中心に描いています。
この作品といえばやっぱり主演の二人がその後私生活でもお付き合いを始めるといった
後日談が大きな話題となっていました。

 それにしてもソン・ヘギョ、可愛いです。
‘共演者キラー?!’というイメージもあるし、彼女の相手役のファンの方にしたら
ヤキモキする女の敵かもしれません。
が、私は彼女の可愛い顔をしながらも結構したたかな女の匂いがプンプンする彼女が
意外と嫌いではありません。



 今回のこの作品は何が良かったって脇を固める人たち、みんな良かったと思います。


まずこの二人のおじさんコンビ。
写真左のキム・ミンチョル役のキム・ガプスさん。
今回の役はとっても魅力的な役だったと思います。
完全に個人的ですが、今『海神』を見ているので彼の『海神』での姿と
この作品での姿が全然違うのでそのギャップがとても面白かったです。


そしてこちらの監督&駆け出しの女優カップル。
これまた個人的な感想なのですが、ソン・ギュホ役のオム・ギジュンさんが
以前に見た『よくできました』のドラマの中であんまり好きじゃなかったんですが、
今回のギュホ役を見るととっても良く見えて、彼も株が上がった一人でした。


そして大御所女優の二人組。
何故かヤン・スギョンと仲良くしている姿がとってもほほ笑ましかったです。


ユニョンとミンチョルの愛もなかなかすごいものでした。
酸いも甘いもかみ分けた大人の恋愛ですね。
とってもかっこよかったです。

 他にもヤン・スギョンとか髪が爆発していた作家さんとか、
出ている人全てが魅力的な人ばっかりでした。
だから一応主役であるジオとジュニョンの二人の話がどうこうよりも
全体的に見て面白い作品だったと思います。
ジオとジュニョンの恋愛だけをとって見れば、結構しょうもない感じの
作品として終わったと思うのですが、やっぱり脇を固めている皆さんの
キャラクターにも助けられ、ものすごく面白いという訳ではなくても、
雰囲気のある作品に仕上がっていたと思います。
それはやっぱりこのドラマの脚本家であるノ・ヒギョンさんの
お陰なのかも知れません。

『シティーホール』

2010-03-03 00:05:36 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・ソナ(シン・ミレ役)、チャ・スンウォン(チョ・グク役)
   イ・ヒョンチョル(イ・ジョンド役)、チュ・サンミ(ミン・ジュファ役)
   ユン・セア(コ・ゴヘ役)、イ・ヒョンチョル(イ・ジョンド役)
2009年 SBS 全20話 公式HP→ここ


『パリの恋人』『プラハの恋人』『オンエアー』を手掛けた最強コンビ、
シン・ウチョル監督とキム・ウンスク作家が復活。
ある地方都市の下級公務員からスタートして最年少市長になるミレ役のキム・ソナと、
大統領を夢見るチョ・グク役のチャ・スンウォンが引き起こす騒動の数々を描く。


 久しぶりに「面白かったなぁ~」と思える作品でした。
やっぱりキム・ソナさんの力でしょうか。
ぶっちゃけると、私この作品に関しては見始めるまで、正直あまり乗り気じゃ
なかったんです。
何故かと言うと、チャ・スンウォンさんの存在なんです。
知ってる方は知っている話だと思いますが、例の『夜心萬萬』でのトークです。
あの番組が好きだったのでよく見ていました。
もちろん彼が例の発言をした時も見ていました。
彼、及びあの回のトークに参加していた人はあの発言にみんな同意をしているようでした。
もちろん私の中のブラックリストに入った訳ですよ。
それ以来、彼のことは見ないようにしていました。
だから今回のドラマも見ようか見まいか迷ったのですが、キム・ソナさんのドラマと
いうこともあり、見始めたんです。

 回を追うごとにどんどん面白くなっていくんです。
最初は色眼鏡で見ていたチャ・スンウォンさんも途中からは‘チョ・グク’として
とても魅力的な人間として見れるようになっていました。
あとジュファ役のチュ・サンミさんもとっても好きな女優さんなので、
今回の役はなかなか面白くてキュートでしたね。
あのジュファ夫妻の夫婦の形も面白い愛の形でした。





大人な二人のラブコメで所々キュンとする所があり、本当に回が進むにつれ
どんどん面白くなっていきました。




キム・ソナさんの役柄がややワンパターン化してしまった感を少しだけ
感じたのですが、それでもやっぱりきっちりと楽しませてくれました。

最初に書いたチャ・スンウォンさんの事も、この作品が良かったからって
あの発言を聞かなかった事にはならないけれど、(日本人としては聞き捨てならない
ものだったから)
俳優という彼の姿は、今回の作品を見ても素晴らしいものだったので、
その辺は評価に値するものだと思いました。
これからも楽しみにしたいと思います。



 この写真、すごくキレイです。




『妻の誘惑』

2010-01-26 22:45:55 | 視聴済みドラマBOX
出演:チャン・ソヒ(ク・ウンジェ役)、ビョン・ウミン(チョン・ギョビン役)
   イ・ジェファン(ミン・ゴヌ役)、キム・ソヒョン(シン・エリ役)
SBS 2008年~2009年 全129回 公式HP→ここ



 愛と憎しみの迷宮で、一人の男をめぐる妻と愛人の壮絶な闘い。
無理やり貞操を奪われた結果の結婚だったが、夫と婚家に尽くしてきた貞淑な妻。
しかし夫は妻の親友と結婚前から関係を持ち、妻を見殺しにしようとする・・・。
 裏切りと陰謀により最初の死を経験したヒロインは、魔性の女としてよみがえり、
今度は夫を誘惑し返し、新しい家庭を崩壊させていく・・・。



2009 SBS演技大賞で7冠をとり、最高視聴率も40.6%を記録した、話題の作品でした。

それにしてもこのドラマ、なかなかスゴかったです。
久しぶりに‘これぞ韓ドラ’って感じのものを見た気がしました。
正直お腹いっぱいな感じです。
まぁありえない展開、ありえない状況、ありえないようなイケズ・・・
ありえない事づくしではあるのですが、続きを見たくなるという
これぞ‘韓ドラ’な訳ですよ。

 まず人物設定が強烈。
近年稀に見るほどのえげつない悪い女、シン・エリ。
そしてアホで単純で救いようのないバカ男のギョビン。
そして他人になりすまし、復讐に燃えるウンジェ。
ウンジェの兄のガンジェも悪い人間じゃないんだけどちょっと厄介。

 これまた韓ドラ特有の登場人物もいろんな人がたくさん出てくるので
見ていて飽きはしない。
本物のミン・ソヒが後半になって出てきた時には、もう唖然!!
しかもエリも手を焼くほどの悪い女。
エリとソヒのWで悪知恵を働かせている時には、どうなる事かと
ヒヤヒヤしました。
ミン・ソヒ役のチェ・ヨンインさんは、『幸せです』のジスクを演じていたときの
印象が強くて、『テロワール』の時も気のキツイ役だったので、今回の役も
はまり役というか、ほんとにエリにも負けず劣らず嫌な女を演じていました。

それにしても、ウンジェにエリ、ソヒにソヒの母、ギョビンの母・・・・・
いろんなタイプの女性が出てきますが、女ってほんとに恐い生き物だなぁと
思って見ていました。




『シンデレラマン』

2010-01-07 23:43:59 | 視聴済みドラマBOX
出演:クォン・サンウ(オ・デサン/イ・ジュニ2役)、ユナ(ソ・ユジン役)
   ソン・チャンウィ(イ・ジェミン役)、ハン・ウンジョン(チャン・セウン役)
2009年、MBC 全16話 公式HP→ここ


 韓国の若者ファッション中心地、東大門市場で繰り広げられる愛と成功のドラマ。
オ・デサンは偶然、自分とうりふたつのイ・ジュニと出会う。
ジュニの提案で、入れ替わりアルバイトを始めるようになったオ・デサンは、
1ヶ月間ジュニの代わりをするアルバイトをしながら、昼間はイ・ジュ二、
夜はオ・デサンという生活をおくるようになる。


 
 正直、ど~でもいいドラマでした。
ジュニの方の眼鏡のクォン・サンウはちょっと気持ち悪いし、
デサンはちょっとガサツな奴だし、登場人物に魅力のある人が
いなかったと思います。
少女時代のセンター、ユナちゃんは可愛かったけど、あんな若い子が
ちょっとフランスに留学してたからって、帰国後あんな大企業で
抜擢されるほど実力があるようにも思えないし、全てがご都合主義満開でした。
出生の秘密もしょぼいし、全部がイマイチ。
本当にどうでもいいドラマでした。残念。






『僕の妻はスーパーウーマン』

2010-01-05 20:28:29 | 視聴済みドラマBOX
出演:キム・ナムジュ(チョン・ジエ役)、オ・ジホ(オン・ダルス役)
   ユン・サンヒョン(ホ・テジュン役)、ソン・ウソン(ウン・ソヒョン役)
   イ・へヨン(ヤン・ボンスン役)、チェ・チョロ(ハン・ジュニョク役)
2009年 MBC 全20話 原題『内助の女王』 公式HP→ここ


 ジエはずば抜けた美貌の持ち主。彼女に言い寄ってくる男たちは数知れず。
彼女はシンデレラになるために、あまたいる男の中から、慎重に慎重を重ね、
将来有望の王子ダルスを選び抜いた。しかし!蓋を開けてみると、
ダルスは何もできないダメ亭主。
落ち込むジエに追い討ちをかけるように知らされた事実。それは、学生時代、
ジエにこき使われていたボンスンがエリートを捕まえ、シンデレラになっていたのだ。
真逆の立場になったジエを見てほくそ笑むボンスン。
ジエはダメ亭主ダルスをエリートに仕立て上げるために、一大プロジェクトを
立ち上げた!見栄もプライドも捨ててやる!卑劣だろうと汚い手を使うと
言われても構わない!夫の成功のためなら内助の女王になってやる!
男性の地位が女性の価値を決める。そんな社会構造の中で意気消沈する
ダメ亭主を再教育して、人生挽回を図る一人の女性のサクセスストーリーが始まる。



 どうしてもジエ役のキム・ナムジュさんの顔が受け付けなくて
ドラマに入り込めませんでした・・・・
初回だったかナムジュさんのご主人であるキム・スンウさんが
ちょこっと出演していました。
ナムジュさん以前に入り込めなかった理由の一つが、原題にもある
‘内助’という言葉の意味の定義の違い?
日本で言う‘内助の功’という言葉の意味とあのドラマの中で
妻達が行っていた事の‘内助’というものが違うもののように
思えたからです。
あんな妻同士の足のひっぱり合いとただの‘媚び’は内助とは
言わないと思います。

 ジエがダルスのために自然食品で有名なお店にパートに行って
その店の調味料をこっそり見てレシピを盗もうとするくだりなんて、
「あんたそれって産業スパイみたいなもんやん!」と思わずつっこんで
しまいました。あぁこうやってパクリ文化が広がっていくんだなぁって。
偽物のバックも作ってたし。



 そんな中、私が唯一興味を引いたのが社長の奥様役のソン・ウソンさん。
最初ちょっと恐い顔だなぁと思ったのですが、見ていくにつれ
雰囲気のある美人だなぁと思えてきて、あの役柄と彼女の持つ雰囲気が
とっても合っていて最後まで応援していました。



 あと、最初憎たらしかったジュニョクもだんだんお笑いっぽくなってきて
憎めない存在になっていました。





『幻の王女 チャミョンゴ(自鳴鼓)』

2009-12-15 22:13:20 | 視聴済みドラマBOX


出演:チョン・リョウォン(チャミョン/ブック役)、チョン・ギョンホ(ホドン役)
   パク・ミニョン(ラヒ役)、イ・ミスク(ワン・ジャシル役)
   イ・ジュヒョン(ワン・ホル役)
2009年 SBS 全39話 


古代朝鮮にあった国、“楽浪”を舞台にしたヒロイン時代劇。
祖国のために、愛した男を倒す宿命を背負った王女チャミョンと、
愛のために祖国を裏切るもう一人の王女ラヒ、そして高句麗の王子ホドンが
繰り広げる悲しい愛の葛藤と国との争い。
韓国で有名な説話を大胆に解釈し、ワイヤーアクションやVFX技術も使用した
スケールの大きいアクションファンタジー。

 
 とっても面白かったです。
でもこの作品も韓国では視聴率が芳しくなかったようで・・・・
どうも向こうの方と感性が違うのかと思ってしまいます。

登場人物がこれまた個性的な人がたくさん居りまして、
それぞれの思惑が渦巻いていて、やっぱりいつの時代も
男より女の方が怖いですね。
強烈なのがワン・ジャシルやソン・メソルス、そしてモ・ヤンヘ。
私はとっても優しいチェリの第一夫人モ・ハソさんが好きでしたね。




もちろんチャミョンとホドン王子とラヒの三角関係もドキドキでしたが、
結構ワンホルがカッコ良かったと思ったのですが・・・・



あとホゴクがず~っと怖かったです。デコの文字が特に。

チャミョン役のチョン・リョウォンちゃんが現代劇の時は
細くて洋服がよく似合うお洒落な感じだなぁと思っていたのですが
今回の時代劇のチャミョンという役も、透明な感じがして
とても良かったと思います。
ラヒ役のミニョンちゃんも気の強い役が似合ってました。
ラストのシーンはとても切なかったですね。





『結婚できない男』

2009-11-02 15:12:34 | 視聴済みドラマBOX
出演:チ・ジニ(チョ・ジェヒ役)、オム・ジョンファ(チャン・ムンジョン役)
   キム・ソウン(チョン・ユジン役)、ヤン・ジョンア(ユン・ギラン役)
KBS 2009年 全16話 公式HP→ここ


 日本で阿部寛が出演した同名のドラマのリメイク。

 
 日本のドラマを見ていなかったので、比較することはできませんが、
結構面白い作品でした。
チ・ジニさんの演技が変わり者というよりは、少々危ない人みたいになっていた気が
しないでもなかったです。
オム・ジョンファさんとのやり取りも良かったし、登場人物みんな良い人で
意地悪な人がいないのがいいですね。
あと人間だけじゃなく犬のサングがまた可愛いこと。
サングとチ・ジニさんとの関係もなかなか面白いです。



それと少し面白かったのが、ヤン・ジョンアさんがサバサバしたとっても
仕事のやり手の女性として出演していたのですが、途中ジェヒのライバル建築家
として出てくるヒョンシク役ユ・テウンさんとヤン・ジョンアさんとが
仕事の件で絡みがあるのですが、この二人『ガラスの城』で不倫関係の役を
していたので、今回は明るい二人だったのでとっても不思議な感じでした。

ずーっと楽しく見てきたのですが、最後の16話があっさりと終わったような
感じがして、もうヒト盛り上がりして終わって欲しかったですね。




[MV] 結婚できない男OST シン・ヘソン





『愛してる、泣かないで』

2009-10-20 00:34:31 | 視聴済みドラマBOX


出演:イ・ユリ(チョ・ミス役)、イ・ジョンジン(ハン・ヨンミン役)
   オ・スンヒョン(ミン・ソヨン役)、イ・サンユン(チャン・ヒョヌ役)
MBC 2008年~2009年 全132話 公式HP→ここ

人は誰もが哀れなのではない。 どんなに幸せな人であっても、どこかで悲しみを
抱えて涙しているのだ。
そんな涙をぬぐうハンカチとなり、心の痛みも傷も愛、許し、理解で癒やす人々のドラマ。
  

 うぁ~終わりました、132話。
ソヨンが再び登場してからというもの、イライライライラしながら見てました。
私の中で今‘韓国ドラマの中のウザイ女、第1位’にミン・ソヨンがきましたね。
どんなけ執念深くて怖い女やねんって。


 132話もあったから最初の方を思い出すのも疲れるけど、
まずヨンミンの中で一つ目の躓きって自分の知らないところで自分の子供がいて
その子供ジュンを押し付けられたこと。
そのヨンミンなんだけど、ヨンミンはどんなけ命中するねんと言っていいほど
ソヨンにも子供が出来る。なんかそのくだりの時は笑ってしまいました。
ヨンミン、懲りんやっちゃなぁ~って。

ミスとヨンミンはとっても愛しあっていたのに、周りの問題で別れざるをえない
状況に。
そしてずっとミスを支えてきたヒョヌと結婚。
この時からちょっとヒョヌの行く先が見えていたような・・・
だけど一番かわいそうなのはヒョヌだったかなぁ。
ただ一途にミスが好きでミスを幸せにしてあげようと思っていたのに
自分のおかんによってズタズタにされてしまう。
あの辺も韓国ドラマらしい展開ですね。オカンが絶対的。
オトンもオカンには頭が上がらず、言いなり。もちろん息子も。

でもオカンはある意味最後まで自分の意思を曲げずに息子を離婚にまで
追い込んだけれど、その他は韓国ドラマのいつもの法則どおり、
最終回に急転直下の大団円。
ソヨンも今まであんなけヨンミンに執着していたのに、あっさり渡仏。
ミス母、ヨンミンおばも仲直り。
そしてラストシーンではミスとヨンミンには明るい未来を思わせる出会い・・・・



『9回裏2アウト』でイ・ジョンジンが素敵に見えたのですが、
今回の役は最後のほうなんて眉間にシワをよせてばっかり。
そりゃあんなにソヨンから嫌がらせをされたら、キレるのもわかりますが、
少々陰気臭い感じでしたね。


ヨンミンの子供のジュン。とっても可愛かったです。
最初は女の子みたいに可愛らしいな~って感じだったのですが、ドラマが終わる頃には
ひいおじいちゃんとテコンドーも習いに行って、すっかりお兄ちゃんになりました。


 まぁそんなこんなありましたが腹立ちながらも、最後まで興味を持って見れた
ドラマでした。





『恋人よ』

2009-10-05 23:33:06 | 視聴済みドラマBOX


出演:ユン・ソナ(イ・エヨン役)、ユ・オソン(コ・ドンウ役)
   キム・ソヒョン(ハ・ジェイン役)、イ・ヒョンチョル(チャン・ヒョンソク役)
2007年 SBS 全20話 公式HP→ここ


 祖母、母親、姉が急性白血病でこの世を去り、医学的には発病の兆しはまったくないが、
心理的に命の宣告を受けたのと同じ状態で人生を送っている女性エヨン。
命をかけて愛した男に裏切られ失恋の傷を負う中、姉の夫が運営するバーの客ヒョンソクと出会い
希望が生まれた。しかし結婚式の前日、ヒョンソクの裏面を知り、結婚生活の暗い未来を垣間見た時、自分と似た男性ドンウと出会った。
長い間付き合ってきたジェインのしつこい求婚に疲れ別れたヒョンソクはエヨンに出会いプロポーズを受ける。
欲と執着心に満ちたジェインはヒョンソクと正反対の男ドンウを選び、ヒョンソクと同じ日に同じ場所で結婚しよう
とする。自分を選ばなかったことが、どれだけ大きな失敗だったのか見せつけるため…。
その半年後、2つのカップルは壁を隔てた隣同士の部屋で暮らすことになる。
不倫という関係で精神的な愛を育むカップルと、肉体的な愛を育む2つのカップルの行方は・・・。


もうね、このドラマっていうかこのドラマの日本のオリジナル版が
大好きだったので、かなり興味津々で見始めました。

 ユン・ソナちゃん演じるエヨン。
まずエヨンという音を聞いて「おっ!!」と思いました。
オリジナルの鈴木保奈美の役が愛永(まなえ)という名前でした。
エヨンというのは愛永の韓国語読みじゃないですか!!

                  

 オリジナルが10話しかなかったのですが、韓国版は20話あるので
話が違ってくるのかなぁと思っていたのですが、まぁそこそこ流れは同じに
作られていました。
特に1話なんてほとんど日本版の1話と同じような感じでしたね。
1話のラストでドンウの家の隣にエヨンが引っ越してくる時の
トラックが朝日に反射してピカッと光る所とか、全く一緒でしたよ。
ちょっと見ていて鳥肌でした。


 そして何と言ってもこのドラマの一番のシーンは真っ赤な花が咲き乱れる岬のシーン。
ここがどんな風にリメイクされるのかも一番の楽しみでした。


結論から言うと、やはりオリジナルには勝てませんでした。
日本版のドラマは脚本、音楽、出演者、全てが良かったんですよね。
野沢尚さんの原作本も読みました。これも本当に素晴しいです。
そして主題歌であるセリーヌ・ディオンの「To Love You More」。
もうこの曲がかかるだけで条件反射でグッとくるんですよ。
そして鈴木保奈美、佐藤浩市、鈴木京香、岸谷吾郎の4人の出演者。
すべてが素晴しかったです。

この韓国版を見ることで、日本版のドラマのことを思い出して、感動が蘇ったという
だけでも、このドラマを見た意味があるように思えました。