毎日毎日、飽きもせず・・・

韓国のドラマ・映画・音楽を楽しんでいます。
そんな小さな楽しみを綴っていきたいと思います!(完全ネタバレしています)

『チング~愛と友情の絆~』

2010-06-09 22:45:47 | 視聴済みドラマBOX
出演:ヒョンビン(ハン・ドンス役)、キム・ミンジュン(イ・ジュンソク役)
   ソ・ドヨン(チョン・サンテク役)、イ・シウォン(キム・ジュンホ役)
   ワン・ジヘ(チェ・ジンスク役)、チョン・ユミ(ミン・ウンジ役)
監督:クァク・キョンテク 脚本:クァク・キョンテク、ハン・スンウン、キム・ウォンソク
2009年 MBC 全20話 公式HP→ここ




1976年夏の釜山。
地元の元締めを父に持つジュンソクは、口ベタながらケンカが強く情も厚い。
葬儀屋の息子のドンスもケンカっ早いが憎めない存在だ。
それから優等生のサンテクとお調子者のジュンホの4人の小学生は、
いつでも一緒に遊んでいた幼なじみ。
4人は高校時代も一緒につるみ、女子バンド「レインボー」のメンバーのジンスクや
ソンエ達とともに時間を過ごす。
しかし、ある事件をきっかけにジュンソクとドンスは退学処分になり、やがて二人は
裏社会へ足を踏み入れ対立してゆくようになるが…。


BSで吹き替えで放送されていたものを見たのですが、やっぱりダメですね、吹き替えは。
映画『チング』がとっても好きなので、今回のドラマも見てみたいと思っていたので、
吹き替えはアカンと判っていながらも、どうしても見てみたかったのでつい・・・・
でもやっぱり後悔しています。


 ノワール系の映画が結構好きな私は、この『チング』で描かれている題材が
嫌いではなくて、しかももう一つ私が好きなシチュエーションが雨を効果的に
使っている場面なんです。暴力的なやや目を覆いたくなるような残酷さと対照的に
冷たい雨が降っていて、その雨を効果的に見せているような作品がとても好きなんです。
映画『チング』でも、ドンスがやられる時のあの非情な雨。
あのシーンはとても印象的な場面です。
なので今回のドラマでも監督が同じ人だから、キャストが代わっても素敵なものに
仕上がるのかなぁと期待していました。




でもやっぱり、あの映画のイメージが強すぎたのか、ヒョンビンもキム・ミンジュンも
正直なところ似合ってなかったと思います。
二人とも俳優さんとしては良い俳優さんなんだけど、あの役とは合ってなかったように
思います。特にヒョンビン。ミンジュンさんのパンチも笑うしかなかったです。
唯一サンテク役のソ・ドヨンは良かったんじゃないかなぁと思いました。
映画ではジュンソクとサンテクの二人の関係が本当に題名の通り『チング』という
言葉がピッタリきて、何があろうとも自分達は“チング(親旧)”だからという
部分が強く光っていたのですが、ドラマの方は長くいろんなエピソードが入ったせいか
あまりみんなの心の根っこの繋がりが強く感じられませんでした。
もうちょっと良い作品かと期待していたのですが、正直もったいないなぁって感じです。




吹き替えじゃなかったら、もう少し違った印象になっていたのかな?
もう最後の方は惰性で見ていたというのが正直な感想です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿