実は的に色々な種類の消しゴムがある中で、基本は食べ物関係が好きなのですが、この「さきっちょ」と名付けられている消しゴムは、範疇を超えて買ってしまいました。
でもそれは、これを見た時に、遥か昔にトルコで買った、トルコ版「さきっちょ」のことを思い出したからです。
向かって左手の緑色をしたオウムとイルカがトルコで買ったモノです。それ以外の、カラフルなモノがイワコーの「さきっちょ」。
イワコーのも可愛く、特にゴリラの造形は芸が細かいですね。そして偶然にも、日本もトルコも、イルカをモチーフにしています。
トルコのモノも同様に、芸が細かいですね。鉛筆にかぶせるキャップからバネが伸びていて、そこにプラスチック製と思われる動物たちが乗っています。これが乗った状態で書き物をする時、動物たちが結構激しく揺れるので、正直、乗せた状態では書き味が鈍るかもしれません。が、楽しさは邪魔にはならないかもです。
先ほどトルコで買った、と書きましたが、正直言ってギリシャかもしれません。記憶が少し曖昧になっています、すみません。そして買ったところがトルコでもギリシャでも、その国で作られたモノかどうかは分かりません。
買ったお店の外観はなんとなく覚えています。歩道に少し、斜めに張り出したような横長の大きめなショウーウインドーがあって、その窓のすぐ下の棚に、小さな文房類が並べられていました。「へえ、文房具屋さん?」と覗き込んだらその中に、鉛筆の先に乗っていたこのオウムたちを見つけたのです。
お店に入って買っちゃいました。子供用のものだから安かったと思います。値段は覚えていませんが…。お店のおじさん(だったのかな)の、トルコ風のお髭は覚えています。なので、トルコなんじゃないかなあと思うのですが。
とにかく懐かしいです。二十代の頃に、バックパッカーでヨーロッパを三ヶ月弱旅行した時のワンシーンです。
そんな風に旅行中のあちらこちらで、少ないお小遣いの中から買ったお土産が、今でも部屋の中でチラホラ見え隠れしたりしています。今のような困難な状況の中でそれらを目にすると、普段は感じない、なんとも言えない感慨を覚えます。
たかが「さきっちょ」。されど「さきっちょ」。「さきっちょ」から発想が飛んで、色んなことを考えてしまいました。この今が、明るい未来に繋がっていますよう…切に願っています。
オマケ:因みにこちらは、イワコーの「さきっちょ」袋詰め状態の写真です。
*I’m not sure if my English grammars are correct.
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