麗江の街並みが一望できるスポット“獅子山”。
観光地化されてしまった麗江古城の細い路地をてくてく登ったその先に広がる光景は。
一気に時代をさかのぼったよう・・・。
高台にある獅子山からは、
玉龍雪山も見えました。
雲がかかっているけど、その美しさは十分体感できます。
朝の11:00。
人がほとんどいない獅子山からの光景を。
独り占め。
場所を変えると。
麗江を治めていた木氏の政庁“木府”も目の前に。
・・・とここまでは、いい感じで観光してきたんですが。
その更に上にもっと見晴らしの良い場所があるというので、階段を上っていくと。
おぉ~!
これはこれは・・・。
建物の名前“萬古楼”を表すトンパ文字。
・・・なんだけど、やたら新しくないか?
傍の案内を読むと、どうやら1997年に建てられたものらしい。
で、五階建てのその内部はというと。
なんじゃ、こりゃ?
書や画がずらり。
風景を愛でる神聖な(?)場所で、まさかの展示即売会。
しかも、上の階へ行けば行くほど。
質が落ちていると言わざるを得ない。
そんな展示即売会エリアを抜けるとようやく最上階。
さすがに見晴らしはすばらしい。
こういう場所でお約束といえば。
望遠鏡。
・・・なんだけど、どこを見るにせよ全部ガラス越し。
しかもそのガラスが。
すこぶる汚い。
う~む。期待していただけに、なかなかの残念っぷりを発揮してくれたな、萬古楼。
・・・と言うわけで、気持ちを切り替え次に向かったのは“黒龍潭”。
古城から1キロほど離れた場所に位置するこの公園。
何が有名ってその池の美しさであります。
まずはこちらの写真をご覧ください。
黒龍潭。(写真はイメージです)
ツアー写真などで目にする黒龍潭。 池の水が玉のように碧く、そこに映りこむ玉龍雪山の姿は筆舌に尽くしがたい。
・・・そうなのですが。
私たちが見た光景は。
?????
何、コレ?
干からびてますやん。
乾季が終わり、雨季が始まったばかりの麗江。
そりゃ、池の水も枯れるわな。
あまりに水が少ないので。
人、歩いてるし。
池というより水たまり。
そこにわずかに映る雪山で、今日のところは勘弁してやろう。
で、そんな私たちに更に追い打ちをかけたのが、同じ敷地内にあるこちら。
トンパ文化研究所。
むしろ、池よりもこちらが目的だったのです。
ナシ族固有の象形文字“トンパ文字”の教室も開催されているとか。
おぉ~。
素晴らしい門構えだ。
この中に、素晴らしいトンパの世界が広がっているわけですね。
それでは、お邪魔しま~す!
・・・・・。
?????
閉まっとるやんけ。
ぐるりと四方を囲むようなこの建物の部屋という部屋、ぜ~んぶ閉まってました。
が、二階部分で音が聞こえるぞ!
もしかしたら、研究所は二階にあるのかもしれない!
・・・と、音のする方へと近づいて行ったら。
男2人、楽しげに卓球に興じておった。 なんでやねん。
というわけで、素敵&ざんねんが入り混じる麗江旅日記でした。
どれが一番がっかり??
あ、いや、水が無くてもステキだけど・・・
しかし、雨季と乾季でそんなに違っちゃうんだね。
近辺で生活している人達の生活用水は確保出来てるのかしら?
殆どがオリンピック近年に建てられたもの。お金の無駄使いですね~。そのまま自然をのこしてくれたほうがもっとよかったのに・・・っていつも残念に思います。
今回のBEST残念は黒龍潭ですね~。
水無くなるんですね・・・・・雨季、乾季に関わらずこういうところの水の調整はしているのかと思っていましたが。
こういうところを自然のままにせずに、水の調整にお金かけてほしいですよね~。。。
街並みも歴史を感じるし。
でもなぜか、そこココに残念な建物が
コレって観光地のお約束なのか、
それとも中国ならではなのか…。
たしかに日本でも歴史ある街に突如近代的な建物や
景色にそぐわないお土産物屋とかありますもんね。
黒龍潭って毎年水が干からびているのかしら?
自分の名前を トンパ文字で書けたら
楽しいなぁ。
ひらがなみたいに 音を表現する文字じゃ
なさそうですよね。。。
漢字みたいに 文字自体に意味があるような
印象です。。。
イメージ写真、素敵でしょ~?
からっからの池を前に、思いっきりイメージを膨らませました(*^_^*)
山に登った時も「最近雨が少ないから、雪も少ないよ~」って聞いててその通りだったけど、まさか池が干からびているとはっ!!!
乾季が終わった直後ってこういう状況なんだな~と初めて知りました。
雪解け水が生活用水みたいだけど、観光客もいっぱいなのに大丈夫なのかなあ??
麗江古城は北京で言うと再開発されちゃった“前門”みたいな感じでしょうか?
周りの古い街並みは、これ以上手を加えないでほしいな~と勝手に思ってしまいました。
BEST残念、やっぱり干からびちゃった池ですよね。
意外とこういうところは自然のままの状態・・・なんですね(笑)
高い場所からの眺めは本当に素晴らしかったです。人も少なく静かだったので、ぼ~っと中国らしい雰囲気を満喫することができました。
それだけに残念建物はう~んって感じで・・・。
でも、そこからの景色を絶賛されている旅行レポもあったので、私たちが行った時にたまたま残念だっただけかな?
池が干からびてるなんて、どこにも書いていませんでした~!!! 特別雨が少なかったのかなあ??
トンパ文字、習ってみたいですよね。この博物館が閉まっていたのは本当に残念でした。
ちゃんとトンパ文字を書ける人はもう数えるほどしかいないようです。
せめて真似て書きたいな・・・と、簡単なトンパ事典(というか冊子?)を買ってきました。
ひとつひとつの形から意味が想像できるものもあり、見てるだけでも楽しいです。