今日、6月21日。
なんと日本公開から18年を経て、中国で。
『千と千尋の神隠し』が劇場で上映されました~!!!!!
中国では外国映画の上映数が制限されているので、何でもかんでもこちらで観られるというわけではありません。
なので、中国で『千と千尋の神隠し』上映!のニュースを見て以来ず~っと楽しみにしてきました。
ところで、私はどうも映画の座席運が悪い。
今回はど真ん中の見やすい席をゲットしたのですが、前後の客のマナーの悪さと言ったら・・・。
前の席の奴は上映中に何度もスマホを見てやがる。 そのたびにピカ~っと液晶が光るもんやから、めっちゃ迷惑。
挙句、途中はべろ~んと横になったりあくびしたり。
一方後ろの席の女性に至っては、上映中2回も。
ポンポロリ~ン! ぽんぽろり~ん!!!
・・・スマホ、マナーモードにしとかんかいっ!!!!!
そのたびに席を立ってごそごそと出ていく始末。 ほんま、いい加減にしてくれ・・・。
(先日の映画『ドラえもん』では、途中何枚も画面の写真を撮っとった。 動画を撮らへんだけマシなんか? そうなんか?)
前の方に座っていたちびっこは静かに観ていたというのに、大人がこれではあかんやろ。
・・・っと。
せっかくの『千と千尋の神隠し』です。 こんなしょ~もないことを書いている場合ではありません。
映画館の中。 いろんなポスターに囲まれる『千と千尋の神隠し』。
改めて、なんと素晴らしい魅力的な作品なのかと再確認しました。
冒頭からあっという間に引き込まれ、どのシーンもただただ見入ってしまいその美しさに無条件に涙が出るほど。
実はこの映画には内容とは別にもう一つ記憶に残ることがありまして・・・。
前回の北京駐在が始まったばかりの2003年3月。
中国におけるSARS発生により、強制的に長期一時帰国となりました。
中国語を学び始めたばかりだったので忘れないよう日本にいる間も何か・・・と教材にしていたのが、中国で買ってきた『千と千尋の神隠し』のDVD。
何度も何度も、中国語字幕バージョン、中国語音声バージョン含め数えきれないほど見まくりました。
なので、今でもこの映画の中の中国語は馴染みがあります。
(登場人物"リン"の「臭えっ!」というセリフをそのまま中国で使った時は、「そんな汚い言葉遣い、どこで覚えたのですか!」と中国語の先生に叱られました(笑))
さて。
中国で上映されるにあたって話題となったのが、中国版のポスター。
以前『万引き家族』でも美しいポスター(詳しくは→この日のブログ)を作製された黄海さんによるもの。
映画館にあるかな~と思ったらなかったので、ネットからお借りしました。
それぞれ一言ずつ添えてあって・・・。
"自分を失わないで"
"振り向いちゃいけないよ、まっすぐ前に進むんだ"
上映期間中にまた観に行きたいな・・・。
~おまけ~
先日見に行った『ドラえもん』の中国版ポスターもかわいかった。
~追記 6.23~
またまた観に行ってきました。
何度観てもいい! そして大画面で見ると、宮崎駿監督こだわりの細かいところまで気づくことができて、何度も新しい発見があります!
今回の中国での上映。 中国語吹替バージョンもあるのですが、その宣伝写真がまた素敵で・・・。
千尋とハク。
窯爺!
湯婆婆に銭婆!!!
なんですのん。このスタイリッシュな宣伝写真は。
その中でもやはり、彼でしょう。
カオナシ。
カオナシって、こんなキャラやったっけ?
「あ・・・あ・・・」とかくらいしかセリフないのに。
中国のネットでは。
無駄にイケメン・・・だとか。
ふふふ。確かに。
中国の映画代は安いので、時間があればまた観に行くかも!
(参考: 北京映画館での上映情報イメージ)
北京の映画館上映期間はあらかじめ決まっているわけではなく、直近の2~3日くらいだけの情報が提供されます。例えば最寄りの映画館の場合、明日までの上映時間しか情報が出ていません。人気作品の場合はこれが毎日更新され、ある程度の期間上映されるわけですが、いつ終了するかもわかりません。
また、北京には現在かなりの数の映画館があります。大きなショッピングモールや商業施設内には結構併設されています。
以下、千と千尋の上映映画館一覧を見られるサイトのリンクですが、日本から見られますでしょうか。
商業施設が多い"朝陽区"エリアだけでもこれだけあります。(見られない場合用に、ブログの最後にイメージの写真を添付いたしました)
https://maoyan.com/cinemas?movieId=1212&showDate=2019-06-29&areaId=-1&districtId=14
上映期間はいつごろまでかわかりますでしょうか?
また北京にいくつくらい上映館があるか教えていただきたいです
本当に綺麗なポスターですね。 くまごろうさんがおっしゃるように、この作品へのリスペクトが感じられ、私も見た瞬間嬉しくなりました。
字幕版しか見ていないのですが映画館では、可愛い場面、楽しい場面はくすくすと笑い声が聞こえてきました。ネットの口コミでは「子供は笑って楽しく観ているけれど、大人は涙ぐむ人も・・・」という内容の記事があり、実際私のまわりでも「今回もう一度観たことで、前には気づかなかったシーンに心を奪われたり、見るたびに新たな気づきがある映画だとわかった」という人もいました。
そうなんです! もう18年もたつんですね~。
アカデミー賞も他の権威ある賞も獲得したこの作品。
18年前・・・って考えるとかなり昔だなぁと思ってしまいましたが、いざ映画が始まると、そんなに時間が経ったとは思えないくらい一気に作品に引き込まれ、この作品に夢中だった当時の気持ちがよみがえってきました。
くまごろうです。
きれいなポスターが見れて嬉しいです!
千尋とハクの吹き替え版ポスターはネットで見たのですが、ほかのも見られて、中国やるじゃん!と驚きました。オリジナルのアニメにプラスして、独特の雰囲気を出したイメージがいいですね。日本アニメへの思いやりもあるような、嬉しくなりました。
今月初め、中国(西安)へ行っていたのですが、映画館で吹き替え版を見てみたかったです(中国語は分かりません)。
中国人観客の反応とか、また追記してください~♪
確かアカデミーとりましたよね、あれ!
懐かしさすら感じるあたりに歳月の重みが……(^o^;)