たくさんのお見舞いメッセージありがとうございました。
富山には立山信仰というのがあり、それは「富山には地震は来ない。」というのもその一つです。立山があるから長野で揺れても、石川や新潟で揺れても、富山はほとんど揺れないのです。実際にこれまではほとんど揺れていなかったのですが、今回は別ものでした。
最初にグラッと来たときに、一度外へ出ました。ちょうど手作りのなますをアテにネットで箱根駅伝の特集をのんびり見ていた時だったように思います。
あわてて駐車場へ出たのは、アパートの老朽化が心配だから。
おさまったものの、一度家に入って次に揺れたらと思ってセーターを着た瞬間2回目の一番大きなのが来ました。また駐車場に出たのですが、とにかく揺れが長い!トランポリンに乗っているような感じ。
地面が隆起しているような気がして、どこかからひび割れるんじゃないかと思ったし、電柱や隣の塀が倒れてくるかもと、キョロキョロしながら、足踏みしました。
最近、地震がきたら足踏みするようにしています。怖くて固まるとよけい辛いので、足踏みすると揺れの後に体が楽なんです。
すぐ近くの神社参拝に来ていたカップルは恐怖でしゃがみこみ動けないようでしたが、私一人すごい揺れの中で足踏み。きっと不思議な光景だったでしょうね。この辺りは震度5強だったそうです。神戸も福島も知らないので、生まれて初めての5強。3しか知らない人間にはきつかったです。
その後、何十回玄関まで走ったでしょうか。余震のたびにビクッとして玄関で靴を履き、夜は避難所に行くかどうか迷い、結局服を着たまま、電気とテレビをつけて寝ましたが、4時過ぎの余震で目がさめました。今でもまだずっと揺れている感じがします。そんな時はペットの水が揺れていない事を確認するようにと教えてもらいました。何回もペットの水を眺めています。
トイレに行くにも躊躇しますし、シャワーはまだ怖くていけません。ずっとネットでS波P波がわかる地図を見ています。←これを見ているとテレビの緊急地震通報よりも早くどれくらいの大きさの揺れがくるのかわかる。なので、何人かの人からお電話をいただきましたが、すぐに切らせてもらいました。
今でも5分~15分ごとに揺れています。でも少しずつ小さくなってきています。このまま落ち着いてくれるといいなと思っています。
富山県の被害は今わかっているネットでの情報ですが、氷見市がほぼ全地域で断水。富山市の中心地、県庁や市役所のある場所で広範囲にわたって道路に亀裂と泥が出ているそうです。ここには県の防災対策センターが昨年鳴り物入りでできたのですが、もともと大きな川を埋めて出来ている場所。そんなところに防災センター作ってあほちゃうかと思っている私です。他には一番大きなショッピングセンター(〇ルプラ)の天井が落ちて、あの赤い1万円の福袋がそのまま置きっぱなしになっているニュースみました。デパートも今日はお休み。家の前の電車もまだ走ってません。
石川県の被害状況はこれからまだまだ出てくると思います。まだ救助が到達できない場所にいる方も多いと思います。しばらくはこの辺りは地震の話題で一杯だと思います。
正月早々、本当になんで?と思いました。地震波が出ていないのに大きく揺れているのもあるので、もしかしたら海中をミサイルが?と思ったりもしています。能登半島が海の中で削られてるんじゃないか?いやそれともブリの逆襲か?
とりあえず私はなんとか生きてますし、今はちょっとタイミングみてなるべく早くシャワーして、通常に戻りたいと思います。