フォルクスがミュージカルをするからということで、立ち見券を買っていたんですが、行く直前にあらすじを調べるまで「屋根の上のバイオリン弾き」だとは全くわかりませんでした。いずれにしてもこのミュージカルはまだ見たことがないので、興味深々で行ってきました。
なんと!生まれて初めて見た、静かに終わるミュージカルだった!
最後のセリフのあと、し~んとして、幕が下りて、そのままパラパラと拍手が起こったかと思ったら、どっと拍手がきた。お気楽ミュージカル特有の「お帰り演奏」もなかったし、本当に最後までシリアスだった。
タイトルの「アナテフカ」は彼らの住んでいる町の名前で、それがこちらではタイトルになっていました。内容は最初の部分と、おばあさんが夢に出てくる部分と、結婚式の部分が華やかなだけで、あとはとても静かに進むミュージカルでした。休憩前もセリフがぽつんと出て終わりましたし、最後もそんな感じ。もちろん主人公のテヴィエのセリフはそこここに味があり、彼のどことなしか希望を失わない様子に好感を持ちました。でも、これって日本で何千回って上演されているんですよね?本当に?って感じです。雰囲気違うのかなぁ?このユダヤ人たちの貧しい暮らしを、そして人種迫害を基盤にしたミュージカルが日本でそんなにロングランを起こしているなんて信じられませんでした。
ミュージカルだけあって、数人のフォルクスオパーの歌手が出演していましたが、それ以外は始めてみる名前ばかり。主役は有名な俳優さんらしく、森繁久彌を想像していたので、思ったより声が若かったですが、それでもそのひ暮らしをしている善人のお父さんをとてもすばらしく演じていました。
この作品が日本でどんなふうに演じられているのか、とても見てみたいと思っています。見たことある人感想くださ~い!いやいや、いまユーチューブで見ました。振り付けも、ブロードウェーと同じなんだけど、やっぱりこっちのほうが暗い。日本のも練習風景のがありましたが、全然出ている空気が違う。やっぱりこっちはこういう話題は要注意なんですね。とっても慎重な感じがしました。
演出Matthias Davids
舞台美術Mathias Fischer-Dieskau
衣裳Judith Peter
指揮Joseph Olefirowicz
ゴルデSigrid Martikke
ザイテルUlrike Pichler-Steffen
ホーデルJohanna Arrouas
ChavaDagmar Bernhard
SprintzeValerie Luksch
BielkePaula Deuter
JenteGuggi Löwinger
SchandelSusanne Litschauer
おばあさん ZeitelSusanne Litschauer
Frumah SarahSulie Girardi
テヴィエAdi Hirschal
モッテル KamzoilRobert Maszl
Perchik, StudentNicolaus Hagg
ラザール Gerhard Ernst
フェディアMartin Bermoser
MotschachAlfred Werner
Der RabbiGernot Kranner
メンデルJoseph Prammer
AwramFrederick Greene
NachumDaniel Strasser
監視Klaus Ofczarek
SachaAdrian Cave
バイオリン弾きGregory Rogers
(一部発音が聞こえなくて訳せない役名があります)
なんと!生まれて初めて見た、静かに終わるミュージカルだった!
最後のセリフのあと、し~んとして、幕が下りて、そのままパラパラと拍手が起こったかと思ったら、どっと拍手がきた。お気楽ミュージカル特有の「お帰り演奏」もなかったし、本当に最後までシリアスだった。
タイトルの「アナテフカ」は彼らの住んでいる町の名前で、それがこちらではタイトルになっていました。内容は最初の部分と、おばあさんが夢に出てくる部分と、結婚式の部分が華やかなだけで、あとはとても静かに進むミュージカルでした。休憩前もセリフがぽつんと出て終わりましたし、最後もそんな感じ。もちろん主人公のテヴィエのセリフはそこここに味があり、彼のどことなしか希望を失わない様子に好感を持ちました。でも、これって日本で何千回って上演されているんですよね?本当に?って感じです。雰囲気違うのかなぁ?このユダヤ人たちの貧しい暮らしを、そして人種迫害を基盤にしたミュージカルが日本でそんなにロングランを起こしているなんて信じられませんでした。
ミュージカルだけあって、数人のフォルクスオパーの歌手が出演していましたが、それ以外は始めてみる名前ばかり。主役は有名な俳優さんらしく、森繁久彌を想像していたので、思ったより声が若かったですが、それでもそのひ暮らしをしている善人のお父さんをとてもすばらしく演じていました。
この作品が日本でどんなふうに演じられているのか、とても見てみたいと思っています。見たことある人感想くださ~い!いやいや、いまユーチューブで見ました。振り付けも、ブロードウェーと同じなんだけど、やっぱりこっちのほうが暗い。日本のも練習風景のがありましたが、全然出ている空気が違う。やっぱりこっちはこういう話題は要注意なんですね。とっても慎重な感じがしました。
演出Matthias Davids
舞台美術Mathias Fischer-Dieskau
衣裳Judith Peter
指揮Joseph Olefirowicz
ゴルデSigrid Martikke
ザイテルUlrike Pichler-Steffen
ホーデルJohanna Arrouas
ChavaDagmar Bernhard
SprintzeValerie Luksch
BielkePaula Deuter
JenteGuggi Löwinger
SchandelSusanne Litschauer
おばあさん ZeitelSusanne Litschauer
Frumah SarahSulie Girardi
テヴィエAdi Hirschal
モッテル KamzoilRobert Maszl
Perchik, StudentNicolaus Hagg
ラザール Gerhard Ernst
フェディアMartin Bermoser
MotschachAlfred Werner
Der RabbiGernot Kranner
メンデルJoseph Prammer
AwramFrederick Greene
NachumDaniel Strasser
監視Klaus Ofczarek
SachaAdrian Cave
バイオリン弾きGregory Rogers
(一部発音が聞こえなくて訳せない役名があります)
さて、のだめはパリでしたか。そういえば旅行会社が「のだめツアーでパリだったような気もします。」パリもいいですけど、ウィーンもいいですよ~。
そちらではユダヤ人を扱っているという難しさも手伝って、余計に暗くなるのかも。
暗いというか重いミュージカルといえば、レ・ミゼラブルも負けてないけど。でもこちらには悲しみを乗り越えていく力強さを感じられるような気がしました。