れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

トリカブト(鳥兜)コオニユリ(小鬼百合)サラシナショウマ(晒菜升麻)ツリガネニンジン(釣鐘人参)シロツメエダシャク・茸・俳句鑑賞

2022-08-29 07:18:12 | 野の花日記と昆虫

トリカブト(鳥兜)
 <キンポウゲ科トリカブト属>
不思議な事に、ただのトリカブトで調べると私の図鑑
(山渓の「日本の野草」では出てきてくれない。(他の図鑑でも・)
霧ヶ峰のトリカブトは「ツクバトリカブト」らしいのだけれど、
ツクバトリカブトでも出てきてくれない。
一応、ヤマトリカブトの亜種なので、ヤマトリカブトの説明で
書かせてもらう。

花はこれからだったので、美しかった。
茎葉は円心形で深く3~5裂し、裂片は披針形または卵状披針形で、
あらい鋸歯がある。


青紫色の花の外側には曲がった毛が生え、内面にも曲がった毛が生え、
内面にも曲がった毛と真っすぐな毛が生える。


和名の鳥兜(とりかぶと)は花の形が舞楽のときにかぶる冠(鳥兜)に
似ていることによる。



コオニユリ(小鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草。
葉は線状披針形で長さ8~15センチ、幅5~12ミリほどである。


葉のわきにはオニユリのように珠芽はつかない。
茎の先に黄赤色の花を数個つける。
花の数はオニユリより少なく、形も小さい。


花被片は6個あり、披針形で上部は反り返り、

内側には紫黒色の小点がまばらにある。

サラシナショウマ(晒菜升麻)
 <キンポウゲ科サラシナショウマ属>
落葉樹林内や草原などに生える多年草。
茎は40~150センチになる。
葉は2~3回3出複葉。

茎の先に総状花序を出し、柄のある白い小さな花を密につける。
雄しべは多数、雌しべは2~8個で柄がある。


和名の晒菜升麻(さらしなしょうま)は若菜を茹でて水に晒して食すことによる。

 


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
 <キキョウ科ツリガネニンジン属>
葉の多くは輪生し卵状楕円形で、縁には鋸歯がある。


枝先に円錐花序を作り、鐘形で先が5裂した青紫色の花が下を向く。




              休憩

       

      🍄上は、本物のキノコです。

   
  これは、ペンションの方に戴いた

  (ほめちぎった💛し、欲しかった💛)      
    本物そっくりの粘土作り?のキノコ🍄 

※昆虫コーナーは シロツバメエダシャク 

シロツバメエダシャク(白燕枝尺蛾)
シャクガ科
エダシャクの一種で、全体が白く後翅の尾状突起が燕の尾を連想させる
ことに由来する。

         俳句季語秋
        白秋・白帝とも使う。
     階段の途中は長い秋だった  津沢マサ子

 

コメント (4)
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