ご存知の方はご存知でしょうが、3D映画は最初から3Dで撮ったものと、もともと2Dで撮ったものを3Dに変換したものがあります。この新作『バイオハザード/アフターライフ』は『アバター』と同じく、最初から3Dカメラで撮り製作されたものです。
正直私は3D信望者と言うわけではないので、どこがどう違うのか、どこがいいのかと言う説明は出来ません。ただお金がかかってる、ということだけはわかります。
監督が1作目のポール・W・S・アンダーソン(何を隠そう主演のミラの旦那さん)に戻り、感想はそうですねー、かなりゲームっぽくなったような気がしています。実はゲームの『バイオハザード』は知らないんだけど。通常の映画と比べると、話の展開と言い、新キャラと言い、対決シーンと言い、そう言う感じを受けます。それがもちろん悪いわけではなく、対決シーンなんかには特に3Dが威力を発揮。武器などが飛び出してくるとそれはもう迫力ありますよね。
しかし4作目になると、主人公はますます強く、そして敵もますます強くなり、その強さと破壊力はとどまることを知らず、時として話を壊してしまうことがあるので、ちょっと心配なのだけれど。正直クレアの兄(『プリズン・ブレイク』のマイケル役、ウェントワース・ミラー)の登場はわざとらしいかな、と。
今回の特筆シーンは、通常のアンデッドと違う、巨大な武器を持つ巨人が現れて、それとクレアやミラが対決するシーンです。ここはおすすめです。このキャラは人気になりそう。でもこんなキャラが突如現れるとやっぱりゲームっぽい気が・・すごく楽しめましたけど。
それと友人が言っていましたが、最後のほうは『マトリックス』みたいだと。設定とキャラがどんどん進化すると実はどうしても似たような状況、シーンになるんですよね。このまま行ったらどうなるの?と思ったところで、終わりました。
ところが。終わったかなと思ったら、実はそのあとにもう一つエピソードがあるので、最後まで席を立たないように。意外な人物が意外な形で再登場します。お楽しみに~。
で、まだまだ多分続く(笑)。主演のミラは続編やる気十分なんですよ~はたして人類は助かるのでしょうか?
今地上波で前の作品を放映しているけど、やっぱり最初の頃よりはミラはアクションのキレが良くなっていますよね。
そうそう、最初のシーンは渋谷の交差点で、変身する美女は中島美嘉さんです。
それにしても生き残っているのが基本美形って言うのはどうなのよ?(笑)
公式HP→http://biohazard4.jp/