9.11事件でハイジャックされた内の一機のドキュメンタリー。現在公開中。
遺族やそのときの管制官などにインタビューして、できるだけ忠実にその事件を再現したそうです。
あの状況で、冷静に、勇気を持ってハイジャック犯たちに力を合わせて立ち向かって行った乗員、乗客たちの行動には驚き感心するばかりです。
ただ・・映画を作った側が冷静に描こうとしたためか、特に主人公と言う設定がないのと、それぞれ個人個人の持っている生い立ちとか家庭とかの背景がほとんど見えないため、本来感情移入するべき相手が見当たらず、映画としては、感動が薄れてしまいました。むしろほぼパニックになりながら仕事を続けていた管制塔の中やその他の組織の人間の行動の方が、とても興味深かったのです。
この映画を見て思ったことは二つ。
一つはどんなにハイテク機器があっても組織がしっかりしていても、人間が多すぎると上手く機能しないこと。
もう一つは、とても無理かもしれないけど、こういう状況で嘆き悲しむばかりでなく、少しでも勇気ある行動が私も取れたら、と言うことでした。
実は最近感動して涙することがない私は、この映画なら泣けるだろう、と言う不純(?)な目的があったのですが、残念ながらやっぱり泣くことはできませんでした*(ショック)*
遺族やそのときの管制官などにインタビューして、できるだけ忠実にその事件を再現したそうです。
あの状況で、冷静に、勇気を持ってハイジャック犯たちに力を合わせて立ち向かって行った乗員、乗客たちの行動には驚き感心するばかりです。
ただ・・映画を作った側が冷静に描こうとしたためか、特に主人公と言う設定がないのと、それぞれ個人個人の持っている生い立ちとか家庭とかの背景がほとんど見えないため、本来感情移入するべき相手が見当たらず、映画としては、感動が薄れてしまいました。むしろほぼパニックになりながら仕事を続けていた管制塔の中やその他の組織の人間の行動の方が、とても興味深かったのです。
この映画を見て思ったことは二つ。
一つはどんなにハイテク機器があっても組織がしっかりしていても、人間が多すぎると上手く機能しないこと。
もう一つは、とても無理かもしれないけど、こういう状況で嘆き悲しむばかりでなく、少しでも勇気ある行動が私も取れたら、と言うことでした。
実は最近感動して涙することがない私は、この映画なら泣けるだろう、と言う不純(?)な目的があったのですが、残念ながらやっぱり泣くことはできませんでした*(ショック)*