映画時々お酒

心と体に栄養を♪

クローサー

2005-06-04 22:39:00 | 映画
名作「卒業」のマイク・ニコルズ監督が大ヒット舞台作品を映画化。ジュード・ロウ、ジュリア・ロバーツ、クライブ・オーウェン&ナタリー・ポートマンと豪華キャスト。ナタリーとクライブが共にアカデミー賞助演女優賞&助演男優賞にノミネートされました。

お話は小説家とストリッパーとカメラマンと医師である4人の男女の恋愛模様、と簡単に言えるのですが。舞台作を尊重した作りにしたそうで、場面はほとんど二人での会話、しかもかなり一人一人の台詞が長い。奥行きのある舞台で、声が会場全体に響き渡ればまた違うだろうな、と思いつつ・・それぞれ力演してますが、映画にしたら、ちょっと人物の心の動きが見えにくいかな。一番わかりやすいのは、俗物的な医師の行動だったり。もっとも全員自分勝手な行動してるけど。特に男性キャラは本当にどこでもいそうでリアルなだけに、ちょっと嫌になるかも。自分のことを棚にあげて、相手を責めては、愛は続きませんよね。
実はジュリアのキャラが大人の女性って感じで、私は気に入ってます。ナタリーはまだまだ子供過ぎる^^;