映画時々お酒

心と体に栄養を♪

J・エドガー/J・Edgar

2012-02-05 18:41:59 | 映画

現在公開中。監督はクリント・イーストウッド。主演はレオナルド・ディカプリオ。

お話は実在の人物、FBIを組織化し、長く権力の座にいた初代長官(フーバー長官、と言えばピンと来る人も多いと思います)の半生を綴ります。

あまりにも有名な人物で、数々の陰謀やスキャンダルにも関与してと言われているので、緊迫したサスペンスを期待して見たのですが・・。

イーストウッドだから、そんなサスペンスにはならなかった。正直少しがっかり。どれほどドラマチックに、はらはらどきどきさせられるか、と思ってましたが。

そう、イーストウッドは、人物を、人との交流や事件を淡々と描きます。それは人物や事件から少し離れた視点で、冷静に描いているから。事件よりも人物を描こうとするのです。だからある意味リアルなんだけれど、映画としては、私的には、物足りなくなってしまうのです。

その抑えた脚本や演出のおかげで、出演者の演技も抑え気味。ディカプリオにしても、ナオミ・ワッツにしても、ジュディ・デンチにしても、いくらでも感情を爆発させる演技をして、ドラマチックに出来るのに。

唯一感情が爆発したのは、副長官(アーミー・ハマー)との禁断の愛のシーンのみ。

人間ドラマとしては良い出来かもしれませんが、私には物足りない映画となってしまいました。

TVの人気ドラマ『ゴシップガール』のチャック役、エド・ウェストウイックが、口述筆記者の役で一番最初に少しだけ出てきます。

アーミー・ハマーは、『ソーシャル・ネットワーク』でCG合成の双子役だった人ですが、現在新作続々の人気者になっています。ディカプリオくんは童顔だけれど実は背が高く、その彼よりさらに背が高いハマーは、正当な美男子で、声がまた惚れ惚れする低音で素敵なのです^^

公式HP→http://wwws.warnerbros.co.jp/hoover/index.html


ドラマのキャラが消える&打ち切り&レッド・セル終了

2012-02-05 17:49:40 | うんちく・小ネタ

JJの降板に始まったことではないけど、ドラマではなぜこのキャラが突然消える?と言うことが昔からたびたびあります。

昔は元祖『チャーリーズ・エンジェル』で、ファラ・フォーセットが人気が出て、映画に進出するために降りたり。『ビバリーヒルズ青春白書』では他の出演者と仲が悪くなり、主役だったシャナン・ドハーティが降板したり。そういえばこの『クリミナル・マインド』のギデオンの降板は、本人の希望だったそうです。嫌になったとか、他の出演者と仲が悪いとかではなく、本人の気まぐれだとか。

そうそう、『LAW&ORDER:LA』のスキート・ウールリッチくんも途中で消えちゃいました。(銃撃されて殉職) 私は相棒の方が気に入ってはいましたが、デビュー当時から知っている彼を久々見れて嬉しかったのですが。降板の詳細は不明だけど、人気が出なかったから消された、って感じでしょうか。

いかにもヤな感じのキャラで、人気がなければ消えてなくなるのも当然と思えますが・・最近はちょっと様相が違うみたい。出来れば自分のお気に入りキャラには長く出演してもらいたいし、見せ場もたくさん欲しいですよね。

『クリミナル・マインド』のスピンオフ、『レッド・セル』の最終回は、べスが犯人に囚われ銃声がして、このあとどうなるの!?のはずが、なんと!これで本当にすっぱり終わりになっちゃいました

普通打ち切りでも何とか話をまとめて終わらせるものですが・・これは一応続きを作るつもりだったけれど、最終回放映後にいきなり打ち切り決定、ってことだったんでしょうかね~改めて、アメリカのTV番組って超シビアなんだと思いました。