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『スパイダーマン』の監督、サム・ライミが贈るホラー。
普通の女子銀行員が、たまたま接客した相手の老婆に呪いをかけられ、恐怖と戦う。
新しい作品なのに、なんだかすごくレトロな味わいのホラーなんですけど＾＾；
本当にふつーの女の子が、いきなり超強力な呪いに大当たり！かと言って、きゃあきゃあ逃げ回るだけでなく、開き直って大胆な行動に出たりして、結構意外な驚きのある展開。ホラーのお約束、虫、血、汚物がドバーッ・・と言うのもたっぷりあり。しかもそれが主人公の顔や体全体だけでなく、目、口、耳など、誰でも絶対嫌！と言う一部分を狙い撃ち（笑）。老婆が入れ歯がはずれた口で噛み付いたり（ちょっと可笑しい）、死体がひっくり返り、主人公と死体がキスしたようになって、死体の体液が口移しで入る、なんて気持ち悪すぎ！でも主人公はショックで気を失うこともなくすぐ立ち上がるし、ポルターガイストになったときも、体や顔を家具や壁に激突させるけど、なぜか大怪我はなく無事（笑）。ヒロインを演じるアリソン・ローマン、今回本当に体当たり演技です。気持ち悪いのをよくここまで・・頑張りました。
邦題『スペル』の意味は「呪文、まじない」。原題は『ＤＲＡＧ ＭＥ ＴＯ ＨＥＬＬ（私を地獄へ引きずって）』。
戦うヒロインが最後はどうなったかって？それは見てのお楽しみ～