☆すべてのひとに未来をつくる力がある!
鬼丸さんは『テラ・ルネッサンス』というNGOの理事長で、地雷・小型武器・子供兵・平和教育の分野で活動を行っている。私のブログでも紹介しているが、『ぼくは13歳職業、兵士。』という本も書かれている。鬼丸さんは学生の頃、カンボジアで地雷除去作業を行う。そこで地雷によって足を失い希望を失った被害者と面会し、自分に何が出来るのかを考えるようになった。彼は自分に出来ることをしようとした。それは地雷問題やカンボジアの様子をみんなに伝えることだった。日本に帰国した彼は講演会を開くことになり、それが全国に広がって行った。
本を読んでいて気付いたのは、鬼丸さんの行動パターンが『裸でも生きる』の山口 絵里子さんに似ているということだった。山口さんは売るあてもないのに、いきなりバングラデシュでジュート(天然繊維)のバッグを作ってしまう。鬼丸さんは『国際小型武器行動ネットワーク』と『世界子供兵禁止連盟』のNGOの事務局がイギリスにある事を知り、英語も話せないのに一人でイギリスへ旅立ってしまう。無鉄砲な所や情熱的な所や熱意で人を動かすところなど二人には共通点がある。
※神父さんの話
「こんな希望もない、絶望に満ち溢れた世界に、なぜ子供達が生まれてくるのだと思う?」
「それはね。神様がいらっしゃるとしたら、神様が現代に生きる私達にまだ絶望していないから。期待をしていらっしゃるから。だから、希望の象徴である子供達は、この世界に生まれてくるんだよ」
例えば日本の政治家に絶望したとしても、国民は生きていかなければならない。
だから 一人一人の力を信じるしかない。
『テラ・ルネッサンスのHP』
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