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光とともに・・・自閉症児を抱えて***戸部けいこさん***

2011年09月15日 | 

自分の産んだ子が自分と目を合わせてくれない、「ママ」と呼んでくれない、抱きしめることもできない。配偶者も世間体を気にして自分の子供や奥さんの気持ちを考えようとしない。

発達障害がある自閉症の子供を産んで、子供とどういうふうに暮らしていけばいいのかわからなかった母親は、周囲の温かい支援で自分らしさを取り戻し、自閉症児にはどのように接したらいいのかを学んでいく。

自閉症児には言葉の遅れがある。多動でどこにいくかわからなくていつも見ていないと危ない。写真をとったカードを使って物を覚えていく。自分で決めた決まり事を変えられない。いつもと違うことが起こると不安になってパニックになってしまう。

今まで生きてきた中で自閉症児や障害者と関わったことがなかったので、この漫画を読んで私の知らない世界を一つ知ることが出来た。健常者が障害者へ持つ偏見の目。それは自閉症を含めて病気の事を知らないで、どういうふうに接していいのかわからないせいでもあるけれど。

幼稚園の広場で一人さびしく、くるくるまわっている自閉症児の子供をほったらかしにしている保母さん。虐待したから自閉症になったと考えるようなあさはかな医師。人を嫉んで意地悪をしてしまう母親。自閉症児が生まれて、苦しみも多いけれど小さな喜びが生きる力になるのだろう。

 

最近の防犯メールには児童を狙ったものが多くなってきた。

朝っぱらから男性が小学生の男子の写真を撮ったという事件が発生し、他の地区でも朝なのに男性が女子児童に下半身を見せるという事件も発生している。写真は児童ポルノとかに使う為に編集でもするのだろうか。子供を守ってあげるのは親や先生、大人しかいない。自閉症児だったら尚更のこと守ってあげないと。

コメント
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