孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

小池ユリ子と福袋

2017年11月18日 | 政治ネタ
BS放送などで盛んに流されている通販の健康サプリと、小池東京都知事の共通点に最近気付いた。

高齢者を対象にした健康サプリは、やれ「しじみ」だの「ニンニク」だの「ゴマ」だの「軟骨」だの、あるいは最近はこれらの組み合わせが流行のようで、しかも「今なら、送料無料の30日分1000円で」というのが、うたい文句になっているようだ。

しかも、こういう健康サプリの成分は、アントシアニン、コエンザイム、グルコサミン、コンドロイチン、リコピン、プロポリス、ヒアルロン酸などなど、カタカナ言葉がつき物である。

難しそうなカタカナ言葉でないと、消費者は買ってくれないようだ。

CMには必ずといっていいほど、消費者代表のような老人が登場して、「飲むと安心する」とか、「続けることが大切だ」とか、「いつまでも元気でいたい」などと、どうでもいいようなことを言わされているものだ。

こういうCMを見た高齢者たちは、自分もああなりたいものだと共感して、つい申し込んでしまうらしい。

産業廃棄物みたいな原料で、見た目良く錠剤にして、放送すれば催眠術にかかったように、健康オタクの老人たちは買い続けてくれて、その手の企業は儲かる仕組みとなっている。

一方、小池都知事の熱は今や急激に冷め切って、彼女の化けの皮もようやく剥がれたようだが、その人気にあやかろうとした政治家たちの中には、今頃になって騙されたみたいなことを口にしている恥知らずもいる。

都知事のなって、彼女が盛んにカタカナ言葉を用い、分ったような分らないようなことをいい続けていた頃を思い出すがいい。



彼女は、日本語には無い概念だから原語で言うんだといってたらしいが、それは嘘だ。健康食品の成分がカタカナ語でないと効果が無いように、難しそうで専門的な内容をしゃべっているように誤解させるために、やたらとカタカナを連用するだけなのだ。

新聞記者が「アウフヘーベンてどういう意味ですか?」と聞くと、彼女は、「アウフヘーベンはアウフヘーベンよ。」と答えたそうで、おそらく本人もよく理解していないのだろう。

先月の選挙のときのポスターがまだ貼られているのを見たが、元民進党の候補者のポスターが、小池ユリ子の顔写真のポスターと並んでいたのは滑稽だった。当然落選したのだが、きっと彼も恨み節のひとつも言いたい口だろう。

正月恒例の福袋に並んで、狂ったように買い求める女性たちが、中身を確認して期待したほどじゃなくて、文句を言っている。そんな光景と重なるのが、今の野党だ。

当の小池氏は、都政に専念するのだそうだが、東京都民はおとなしく見守るだけでいいのだろうか?それとも、今度は何をしでかしてくれるのか、楽しみにまっているのだろうか?


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