孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

小平奈緒のコメントが秀逸!

2018年02月17日 | 外国ネタ
私はかねがね運動選手は無口なのがいい、と言ってきた。

マイクを向けられて、ベラベラしゃべる高校野球の選手やプロ野球の選手などをテレビで見るのは、しばしばウンザリする。

喋るなと言うのではない。聞かれた事に対して、もう少しまともなことを手短に端的に言えばいいと思うのだ。

その点、ヒラマサ冬季五輪のスピードスケートの女子選手のコメントは、素晴しいものだった。特に小平奈緒選手のコメントは、どれも珠玉で、彼女の頭脳明晰さと人間性がズキューンと伝わってくるものばかりだった。

 高木選手と小平選手

女子1000m決勝の結果は小平銀、高木銅だったが、レース後の小平選手のコメントはこうだった。


「お互い表彰台に上ることができて嬉しい思いはあるが、レース後は“もう一段上で並びたかったね”という話をした。日本のスケート界にとっては大きなこと。1位の選手がただただ強かった。五輪というものは強い選手が強い」

 1位の選手が後ろから飛入り

また、高木が15歳で五輪出場したときのことを聞かれた小平は、当時を振り返ってこうコメントしていた。


「15歳で一緒にオリンピックに出た時は、この子がスケートを嫌いにならなければいいなと思っていました。こうして今オリンピックの舞台で一緒に競い合うことが出来て本当に嬉しいです。たくましくなったなという思いでいます」

何とも思いやりのある、心憎いコメントではないか。

小平の人間性がそのまま出るような、飾り気のないコメントをもっともっと聞かせて欲しい。

小平選手、500m がんばれ!!


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