孫ふたり、還暦過ぎたら、五十肩

最近、妻や愚息たちから「もう、その話前に聞いたよ。」って言われる回数が増えてきました。ブログを始めようと思った動機です。

なっちゃんが完成!ルービック・キューブ

2016年04月02日 | 孫ネタ
1月の台湾旅行で、初孫なっちゃんに買ってきたお土産に、夜市で見つけたルービック・キューブがあった。



私が社会人になった頃、日本中が夢中になった知的玩具で、私も当時すぐに買ってみたのだが、一度も完成することはなくどこかになくなってしまっていた。

台北の夜市で見つけたときは、懐かしさで顔がほころんでしまったが、もう一度買って挑戦する気力は、すでに私にはなかった。

一緒に2X2のビギナー向けのルービック・キューブがあったので、これならなっちゃんのお土産にいいかもしれないと思って買ったのだった。



店番の女性にこれを下さいと言うと、彼女はビニールの袋に入っていたキューブを袋を無造作に破って取り出して私に差し出し、問題なく動くかやって見ろと言った・・・と思う。

多分、そういうことだと思い、私はその場でカチャカチャやってみた。少し動きが固かったが、特に問題というほどでもなかったので、OK!と言って代金を払った。

旅行から帰ってきた次の週に、マーブルチョコレートなどのお土産と一緒に、なっちゃんに渡したときは少しやっただけで、ほとんど興味をしめさなかったので、まだちょっと難しすぎたかな、と後悔したものだった。

私は、お手本を見せてやろうと思ってやってみたが、5分やっても10分やっても完成できなくて、以外に難しいものだと改めて痛感した。

今日、なっちゃんが妹のカナちゃんとお母さんで家に来た。なっちゃんの手には、ルービックキューブが握られていた。

「出来たかい?」と聞くと、1面はすぐに完成できるようになったがそれ以上はまだですね、とお母さんが答えてくれた。

「2x2なら簡単かと思ったけど、結構手強いんだね。」と私。

なっちゃんたちが別のおもちゃを出して、妹のカナちゃんと遊び始めたので、私は部屋に戻って、読みかけの本を読んでいた。

小一時間すると、階下から「できたァー!」という声が響いてきた。何だろうと思っていると、「おじいちゃーん!!」となっちゃんが呼ぶ声がした。

なんだい?と答えると、「ちょっと来てぇ」と言う。

階下に下りていくと、なっちゃんの小さな手には完成したルービックキューブが握られていたのだった。「できたの?」と言うと、「うん。カチャカチャやってたらできちゃった。」と得意げだった。

よし、私ももう一度チャレンジしようかと言い出すと、なっちゃんはパパに見せるからこのままにしておく、と言う。

こんなことなら、もう一個自分用に買ってくればよかったと少し後悔したのだった。


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